
2026年2月7日現在、最新号は975号。昭和から令和へと続く『モノ・マガジン』です。あと25号だせば、なんと1000号。目指せ1000号!!! ってなワケで、昭和57年に発行した創刊号から1号ずつ順繰りに見直していこうというこの企画。1000号が出るまでに終わってるのか、どうなんでしょうか。
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ハイ、これが24号の表紙です。「特集 面白カメラ大集合」にあわせて、変なカメラをたくさん並べてます。いちばん大きく載ってるのは、スペースシャトルに搭載されていたニコンのF3(NASA仕様)。下のピストル型のもカメラなんです。ドリューカメラが警察用に作ったドリュー2で、ピストルの弾と同形の照明弾を6発装填、発射できるんだとか。写真撮りづらそうですけど、どうだったんでしょうか。
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表紙をめくって、ひとつ目の広告は立川ブラインド工業の「タチカワシルキーカーテン」です。コピーは「あなたと光合成したい。」。シンプルだけど、お金がかかってそうなセットですね。いい感じに光がまわってます。
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目次です。右ページの広告は、ダイハツの「ラガー」。キャッチコピーは「新・ニュートラルスピリッ人」。ちょっと意味がわからなかったんでAIに訊いてみたら「『新・ニュートラルスピリッ人』とは、特定の思想、感情、状況に偏らず、中立(ニュートラル)な視点を持ちながら、現代のスピリチュアルな感覚や精神的な豊かさを大切にする新しい生き方・在り方を指す言葉として、現代的な文脈で使われ始めています。 」だそうです。そうなのかなぁ・・・。
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で、今号も記事の初っ端は「LINE••UP」。10ページで9アイテムを紹介してます。今回のラインナップは、
★ダイキャストボディのサープラス・ウォッチが登場
★スイス陸軍御用達! キャタディン社製フィルター
★魔女バベッタのパワーが込められた白魔術グッズ!
★スライド・フィルムも遂にポラロイドの時代に突入
★今いっちゃん欲しいナショナルのビデオディスク!
★ロングライフのワックス “ブルーポリーシーラント”
★ホヨヨ? 画面がくるっとどんでん返るテレビだよ
★超小型手のひらサイズの自動車用トランス・ミッター
★本物志向のままごとファンに贈る “こなぷん” DO!
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カラー3ページ構成の「宇宙旅行への第一歩、スペースホビー!! モデルロケットリー」では、当時アメリカで大流行していた「モデルロケットリー」を紹介してます。「このロケットリーのマニア達をアメリカでは “ロケッティアー” と申しまして、親子二代、はたまた三代で楽しんでいるのもめずらしくないとか」ってことで、ずいぶん流行ってたようです。火薬でズドンと打ち上げて、パラシュートで静かに着陸。繰り返し飛ばせたようです。
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「海外通販ピックアップ」は精緻な工芸品を通販する『A Quest for Excellence』を紹介。誌名は「究極の探求」的な意味のようだから、「いいもん集めてまっせ」ってことなんでしょう。将軍の置物、顔が怖いです。ちなみに1980年にアメリカのNBC巨額の予算を投じて制作したドラマ『将軍 SHŌGUN』は、世界的な「ショーグン現象」を巻き起こしたんですけど、覚えてる方いらっしゃいますか?
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「Anything Left Handed ロンドンの左きき何でも屋」は、カラー6ページ構成。ブーメランって右利き用と左利き用があるって知ってました?
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「OVERSEAS NEW-PRODUCTS NEWS」では、「甲板から船底が洗えるブラシ。あらバネットライオンみたいね、だって」をクローズアップ。
「何か便利なシロモノを考案するというのは、結局はモノグサ屋の手抜き精神なのではないか、とつくづく考えたのである。〈ウン、そうだよ〉と同意してくれたのが、この妙ちきりんなブラシの考案者のJ・ラオコ社長。船に乗って浮かんだまま、甲板から船底をゴシゴシ掃除できるのである。(改行)船底はいつもは見えないからいいようなものの、海藻や貝、ヌルヌルしたぬめりやゴミがついてしまう。全長10メートルほどの小さなヨットでも、2週間に1度は船底をみがいておかないと、えらいことになる。水中に潜ってゴシゴシおとすのだが、1時間半もかかるし、ぬめりが顔にベトッと落ちてくる、というおまけまであった。(改行)そこでラオコ社長は考えた。甲板に立ったまま、自在に曲がる柄を使って、底まで洗えるではないかと。柄の中ほどにはバネと締め具がついていて、角度は自在に変えられる。商品名キール・ホーラー。」。
で、見出しにある「バネットライオン」って言葉、聞き覚えがあるんだけどなんだか思い出せないんですよ。気になって調べてみたら、ライオン歯磨株式会社(現ライオン株式会社)の大ヒット歯ブラシでした。
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「WAKU WAKU WORLD ビックリするような珍発明」で、今回、気になったのは「毎朝 “断頭台” に立つ男ども」という物騒な見出しの記事。
「イギリスのリーディングにあるジレット安全かみそり社研究所の男性スタッフは、毎朝不精ヒゲをのばしたまま出勤することを義務づけられている。紳士の国イギリスでは珍しいお話だが、それもそのはず男性スタッフ一同は出勤と同時に “断頭台” に立たされて、ムリヤリ実験に協力させられてしまうのだ。ところでその実験とやらは、ヒゲをそるのに要する圧力の精密測定。“断頭台” のニックネームをもつ装置に立ってフレームに頬をぴたりと据えて、機械にぞりぞりとやってもらうわけ。もっとも、機械は2.5cm四方をそるだけで、あとは自分で仕上げに精を出すことになる。ただ怖いのは、機械が圧力を読みちがえたりすると耳まで落とされるかも?との噂。だから男性スタッフ一同、“断頭台” 担当の女性技師のご機嫌を盛んにとっているそうな。まったくジレッタい話だね。」とのこと。
そんなに物騒な話じゃなくてホッとしました。
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「My Novelty」はカラー3ページ構成。今回は当時創立50年を迎えた「巨人軍」の創立50年記念グッズ。王監督の時代ですね。ドーンと切り抜きで載っているのは通算17年の歴代最長監督を務めた原辰徳さん。好打者篠塚選手と絶好調男中畑選手のサインボールも載ってます。なつかしいなぁ。
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「今、気になるビタミン特集」は、カラー6ページ構成。今となっては、もうとにかくいろんなサプリメントがあるんですが、昔はまずはビタミンでした。
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そして、「特集 面白カメラ大集合」は、カラー16ページ構成です。その内容は、
●入門者向けカメラです
●一番手頃な中級カメラ
●少し贅沢に高級カメラ
●プロフェッショナル編
●変わりダネ面白カメラ
●交換レンズを楽しもう
●読んで得するカメラの歴史
てな具合になってます。
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続きまして、モノクロ14ページ構成の「モノマガ流 ちょっとリッチ学」。「“ちょっとリッチ” って何だ?」と大抵の人が思うんじゃないかと思ったら、トビラの次にそのまんまのタイトルで解説してました。以下の四条を伝授してます。
〈第一条〉ムダ使いを “ムダ” と思わないこと。
〈第二条〉分不相応であってはならない。分相応すぎてもいけない。
〈第三条〉自分のお金で買うこと。でないとモノの価値がわからない。
〈第四条〉他人にいちいち自慢しないこと。わかる人はわかってくれるのだ。
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表3はカネボウ食品の「ピリップ」の広告です。コピーは「さわやかピリップ、しびれガム。」。この「しびれガム」という表現が、今となっては妙なおかしさがあります。下唇を噛んでるイラストでしびれ具合を表現してるんでしょうか。そのしびれの元は南米アマゾン産のキク科のハーブ「ジャンブー」。ラム酒ベースのパイナップル&ココナッツ味とジンベースのペパーミント味がある大人のガムですね。
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表4の広告はトヨタの「スプリンタートレノ」です。コピーは「SEXYツインカム。」。現在こんなに薄くって角っぽいクルマは日本じゃ作られてませんから、そういう意味では結構セクシーに見えてきました。
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では、次回の昭和59年7月(25号)をお楽しみに!


































