SNS界隈では期待と好奇心でザワザワ! アマノの入魂作「フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ」は2食入り1980円と高くてもヒットの予感しかない!


フリーズドライ食品(=真空凍結乾燥食品)に命がけなアマノフーズが、またやってくれた! こだわり路線「匠シリーズ」最新作はなんと、煮込み風ハンバーグときた。2食入り1980円という高級バーグの実力やいかに⁉

写真と文/モノ・マガジン編集部

キッチンスタジオはなにやら異様な熱気に満ちていた。これから、何がお披露目されるのか、記者たちの期待が熱気となって室内に発散されていたのだ。

定刻である。アサヒグループ食品コンシューマ事業本部マーケティング二部長・真鍋太郎さんがマイクを握る。心なしか興奮しているように見える。

「みなさん、本日は進化系フリーズドライ新商品、煮込み風ハンバーグをご紹介します!」

アサヒグループ食品コンシューマ事業本部マーケティング二部長の真鍋太郎さん。

この「煮込み風ハンバーグ」が属する「匠シリーズ」はアマノフーズの挑戦的プロジェクトといえ、2015年10月の「チキンカツの玉子とじ」を皮切りに8種類を発売してきた。

「フリーズドライの匠」シリーズ。第1作~第4作。2015.10「チキンカツの玉子とじ」、
016.8「とんかつの玉子とじ」、2016.10「チキンカツのおろしポン酢」、2017.7「チキンカツカレー」
続いて第5作~第8作。2018.3「とんかつカレー」、2021.3「みそかつ」、2021.9「海老天とじ丼の素」、2022.10「かつ丼の素」。キミはどれだけ知ってる/お試しかな~。

9種類目がこの「煮込み風ハンバーグ」である。

じゃーん! 「煮込み風ハンバーグ」。オネダンは1箱2食入りでゼイコミ1980円な~り。アマノフーズ公式オンラインショップ限定品です!

真鍋さんは言う。「お湯をかけてすぐできることと、作り立ての美味しさの両立がフリーズドライの生命線。煮込み風ハンバーグはお湯をかけて2分でふっくら柔らかなハンバーグが復元できます!」

おお~! と記者も唸る。そして期待からか、腹も鳴る。では早速調理を……と紹介するほどの手順は、ない。湯をかける。2分待つ。以上、だ。

ただし湯をかけるコツはある。湯を全体に回しかけながら、スプーンでデミグラスソースを溶かしつつバーグにかけてゆくのだ。

湯を全体に注ぎながらソースをパティに盛りかけるのがコツです!

いただきます! 藤子不二雄風に言うと、「ん・まーい!」となる。しかも面白い。いや食品に「面白い」という表現は不似合いかも知れないが、フリーズドライ食品には、どこか、見て楽しめるエンタテインメント要素があるように感じる。復活というか、復元というか、そういう楽しさと驚きがある。

パティはふっくらやわらかで、芯までしっかり温まっている。ソースは濃厚というほど濃くはないが、コクがある。ワタシなら皿をしっかり温めた状態で調理し、よりアチアチで楽しみたい。

ここでMrフリーズドライ登壇!

続いて、43年にわたり同社フリーズドライ食品を手掛けてきた島村雅人さんが登場。割烹屋の主人みたいだ。

Mrフリーズドライこと島村雅人さん、満を持して登壇。フリーズドライについては「俺の話を聞け!」という感じ(笑)。

「晴れの国・岡山からやってまいりました、島村です!」

まるで往年の劇団ひとりの「茨城から愛車のマークⅡを転がしてやってまいりました春樹です!」みたいなノリのご挨拶だ。だがこれまでに手掛けた商品は約500種類という、Mrフリーズドライ、その人である。

フリーズドライの原理。食品を凍結させ内部の水分を氷に変え、凍らせたまま真空状態で乾燥させる。凍った水分が気体に変化し、食品は水分が抜けスカスカになる。これがフリーズドライの状態。

「煮込み風ハンバーグは商品化まで100回以上の試作を重ねた意欲作。ハンバーグの中心に乾燥部分が残ってしまうことが高いハードルでしたが、それを肉の使用部位、タネの配合、練り方、サイズ、厚みなど調整して克服。またパティとデミグラスソースブロックを二階建てとしてパティ上面を露出させることで、ふっくらやわらかなハンバーグの復元を実現しましたー!」

一階にデミグラスソースブロック、二階にパティを乗せた二階建ての「ハーフブロック構造」は特許出願中!

会場では記者たちの中から「フリーズドライのハンバーグが2個で2000円? 高いよ」という声も聞かれました。確かに高いかも知れません。しかし先に、エンタテイメント性について触れました。これ、楽しいんですよ! 「ちゃんと戻るのかな?」とかワクワクどきどきするんですよ。食事ってそうした楽しさ、必要ですよね。だから敢えてお値段以上の味と楽しさ、と申し添えておきます。

発売日は3月18日。1箱2食入り。販売数量は9000箱。ゼイコミ1980円で、アマノフーズ公式オンラインショップ限定販売品となります。

「フリーズドライ・ハンバーグ、絶対食べたい!」と思ったそこのキミ、今しかないぞ俺たちが食うのは。というわけで「フリーズドライの匠 煮込み風ハンバーグ」は3月18日の発売っっ!

※ご購入、お問い合わせはこちら!
【ご購入】アマノフーズ公式オンラインショップ
【お問い合わせ】アサヒグループ食品アマノフーズお客様相談室 0120-988-668

アマノフーズの源流となる天野実業の創業は1947年。広島県福山市でのこと。1957年には日本初のカラメルの製造を開始。1968年にフリーズドライ製品製造開始。1983年には初めての一般消費者向け製品として「フリーズドライみそ汁」の発売を開始。
  • モノ・マガジン&モノ・マガジンWEB編集長。 1970年生まれ。日本おもちゃ大賞審査員。バイク遍歴とかオーディオ遍歴とか書いてくと大変なことになるので割愛。昭和の団地好き。好きなバンドはイエローマジックオーケストラとグラスバレー。好きな映画は『1999年の夏休み』。WEB同様、モノ・マガジン編集部が日々更新しているFacebook記事も、シェア、いいね!をお願いします。@monomagazine1982 でみつけてね!

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