思い出に残る大阪の銘菓〜あみだ池大黒〜

日本最古のお菓子として愛され続けているお米のお菓子「おこし」をご存知だろうか? 200年も昔から、おこしの製造を続けているのが、大阪の老舗「あみだ池大黒」だ。近年は、新たなお菓子の開発も手掛けている。今話題の万博土産に最適な限定商品の魅力を紹介しよう!

まず「おこし」とは、蒸して乾燥させたお米や粟を水飴と混ぜて固めたお菓子で、日本最古のお菓子といわれ、人々に愛されてきた。大阪の老舗「あみだ池大黒」の始まりは江戸時代、文化2年に遡る。当時粟やハトムギが原料だった昔の栗おこしを、お米をあえて細かく砕いて粟状にしたお米の「粟おこし」を発案。その美味しさから、たちまち全国的な評判になった。当時、「天下の台所」と呼ばれた大阪。全国から良質なお米や水飴、砂糖が集められていたことから、成し得たことだった。

あみだ池大黒と万博の歴史は古く、なんと1915年に、サンフランシスコ万国博覧会に日本菓子として初めて、「福おこし」を出品。海外でも人気を博したという。

また、1970年の大阪万博では、登場した太陽の塔モチーフのおこしを手掛け、1990年の花博では、「栗おこし」も発売。今万博でも、「育ててもらった大阪の街に、恩返しをしたい」という想いから、公式ライセンス商品を約40アイテム発売!

目玉商品は、「EXPO 2025 大阪花ラング」。2019年発売の同社オリジナル商品「大阪花ラング」のミャクミャクをあしらった万博限定デザインだ。

EXPO2025 大阪花ラング 6個入 希望小売価格(推奨)1450円 ※EXPO会場内にて販売。

魅力はラングドシャの「サクサク食感」だ。生地に風味豊かな発酵バターを使用し、卵白をメレンゲにするひと手間を加えることで実現。また蜂蜜をたっぷり練り込むことで、芳醇な香りが広がり奥深い味わいを演出している。

さらに国産砂糖の最高峰「さぬき和三盆糖」の風味を最大限に活かした、もちもち食感の饅頭「大阪もちまろ菓」も、人気の商品だ。

EXPO2025 大阪もちまろ菓 6個入 希望小売価格(推奨)1300円 ※EXPO会場内にて販売。

独特の堅さで、噛みしめる度に深い味わいを楽しめる「岩おこし」も大阪土産に最適な商品だ。昔ながらの大阪名物で、きりっとした生姜の辛さで、奥深い黒砂糖のコクが引き立つ。

EXPO2025 大阪おこし 12枚入 希望小売価格(推奨)1450円 ※EXPO会場内にて販売。

本社工場では、200年の歴史や伝統をしっかりと守りつつも、本当に美味しいと思えるお菓子を作り続けている。今回、万博限定商品として販売される「あみだ池大黒」を代表する商品「大阪花ラング」、「岩おこし」、「大阪もちまろ菓」の製造工程を見学することができた。

【岩おこし】釜でお米のパフと水飴・生姜を混ぜ合わせ、出来上がった生地を機械にかけて薄く平らに伸ばしでカットして完成! 1日に6万枚製造可能だ。

【大阪もちまろ菓】ミルク餡を柔らかな生地で包み込み、オーブンで一斉に焼き上げる。水分が皮に染み込んで、食べる時にもっちりとした味わいになるよう設計されている。1日に3万粒製造可能。

【大阪花ラング】お花の形に焼き上げたラングドシャに、クリームを絞り、手作業でドライイチゴとブルーベリーをトッピング。ケースに個包装して箱詰めして、サクサク食感が美味しい大阪花ラングの出来上がり! 1日に約3万5000粒~4万粒製造可能だという。

「国を越えて美味しいと思えるお菓子は、人と人を繋ぎ、人々を笑顔に変える力を持っています。大阪で開催中の万博にワクワクしながら全員で作っています。お笑いの街大阪で、お菓子の力で笑顔が溢れ、世界の人々がひとつになること信じています」と話すのは、7代目代表取締役社長の小林昌平氏。

あみだ池大黒 代表取締役社長 小林昌平氏

お土産に最適な万博会場内の商品は、EXPO会場にて購入可能! また、会場外限定デザインの商品もあみだ池大黒の各店舗や駅・空港などの総合売店で、販売中。

EXPO2025 クッキー 20枚入 希望小売価格(推奨)1700円
EXPO2025チョコレートクランチ 希望小売価格(推奨)800円

2025大阪・関西万博公式ライセンス商品 ©️Expo 2025(※EXPO会場、会場外売場の両方で買える商品です)

パッケージはもちろん、個包装もミャクミャク入りの万博限定デザインで、万博の記念になるミャクミャクのオリジナルシールも付いているので、チェックしよう! 大阪の伝統と革新が融合する、美味しいお菓子を万博の記念に、家族みんなで味わってほしい。

あみだ池大黒 0120-36-1854

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