
譚仔三哥(タムジャイサムゴー)は香港で展開する米線(ミーシェン)スープヌードルレストラン。日本に2022年初上陸以来、東京で3店舗を展開(新宿・恵比寿・吉祥寺)している。譚仔三哥の特徴は、米線(米と水のみで作られた麺)を使い、様々なスパイスが調合されたオリジナルのスープで「香り・しびれ・辛さ・スパイス」コク深く旨味が凝縮された特徴的なスープで味わう記憶に残る一杯になっている。その譚仔三哥が期間限定で「汁なし麻辣担々米線(しるなしマーラータンタンミーシェン)」発売。monoWeb・monoTV編集部はその一杯を恵比寿店で堪能してきたぞ。

香港でも大人気の譚仔三哥
香港で年間3000万人以上が訪れる国民的ブランド。ミシュラン・ビブグルマンにも3年連続で掲載されるなど、その実力は折り紙付きだ。
汁なし麻辣担々米線


「麻辣担々米線」とは、「麻辣(マーラー)」は痺れるような辛さ、「担々(タンタン)」は「担々麺」、「米線(ミーシェン)」は中国雲南省発祥の米から作られた麺のことだ。米線のうえにのる色鮮やかな具材は「香ばしい肉味噌」「もやし・きくらげ・赤たまねぎ・長ねぎ・すりごま・水菜」。もちろん米線だからグルテンフリー!
マンゴー茉莉花ミルクティー

ぷるぷるのマンゴープリンとオーギョーチ(愛玉子ゼリー)を合わせた、口あたりも楽しいジャスミンミルクティーに、レモンが香るヨーグルトホイップを重ねた一杯。激辛の後にホッとする甘さが特徴。
汁なし麻辣担々米線レシピ大公開

譚仔三哥(タムジャイサムゴー)で使用される米線はすべて、乾麺の状態で本場香港から取り寄せたものだ。今回特別に「汁なし麻辣担々米線」のレシピを大公開。通常じゃ入れないキッチンへ食品白衣着用で潜入させてもらったぞ。
①茹で、寝かせ。



冷蔵で保管されている乾麺を専用のボイラー(茹で器)で加熱戻し(茹でる)をしたあと、小分けに袋詰めにして冷蔵庫で一昼夜寝かせる米線。
②米線をなじませる


まずは、担々米線の混ぜダレを器に盛る。タレは濃厚な旨味・辛味・痺れがある麻辣風味の逸品。


次に、米線を器に入れ、タレを米線に満遍なく馴染ませる。
③レシピ

手際よく、①きくらげ②水菜③もやしを④すりごま⑤赤玉ねぎ⑥長ねぎ⑦香ばしい⑧肉味噌を盛付け、⑧最後に麻油で完成。

汁なし麻辣担々米線作ってくれたキッチンの吉田さん。手際よく一瞬で一人前を仕上げた。その早さはやはり職人技。
豪快にかき混ぜ「汁なし麻辣担々米線」食べてみた!


きれいに盛り付けられた具材を一気に混ぜるのが、汁なし麻辣担々米線。鮮やかなトッピングの数々、甘辛く炒められたひき肉、刻みネギ、キクラゲ、赤玉ねぎ、そして水菜の緑が映える。麺はもちろん、もちもちの米線だ。箸で持ち上げると、濃厚な麻辣ダレがしっかり絡み、香りだけで食欲と条件反射の汗が爆発。一口すすると、花椒の痺れ(麻)と唐辛子の辛さ(辣)が一気に全身に走る、額と鼻の頭、首すじにじんわり汗が…。辛いのに、ついつい箸が米線を引き上げてしまう・・・また辛い。この無限ループがクセになる一品。計算されたバランスで、キクラゲのコリコリ感、シャキシャキの赤玉ねぎ、そして米線のつるもち食感。辛さの中にほんのりとした甘みとコクもあり、ただ辛いだけじゃない “旨辛” の完成形。夏の定番、冷たいマンゴー茉莉花ミルクティーと一緒に食べれば、暑い季節でも爽快に楽しめる一杯に仕上がっているぞ!

味変はこれで決まり
譚仔三哥自慢のベーシックなクリアスープで割れば、もう一つの汁なし麻辣担々米線が楽しめる。今回十分辛さは堪能したので、辛さのない、旨味とコクのあるクリアスープで舌を整えた。辛さ初心者には優しい味だ!
ちなみに注文時、担々米線の混ぜタレの辛さをLev1~10から選ぶことができる。


譚仔日本(Tam Jai Japan)
亀屋 亮一さん
譚仔三哥米線は、スープ、辛さ、トッピング具材を組み合わせると100万通り以上。ぜひ自分好みの一杯を見つけてください!
Price
汁なし麻辣担々米線
価格:1380円(税込)米線小盛20円引き 大盛150円増し
限定期間:2025年7月11日~9月7日
マンゴー茉莉花ミルクティー
価格:530円(税込)
限定期間:2025年6月5日~9月7日
「譚仔三哥米線」
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