ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 41
厳冬期でも上着で遊べるラウンドネックダウンTシャツ!


同じモンベルから出ているイグニスダウンパーカの記事が読まれているとのことで、暖かくて軽くてかさばらないアウターを求めている人が多いと知った。今回は、アウターだけでなく、インナーとしても着られるスペリオダウン ラウンドネックTの偏愛っぷりを語りたい。

私は、mont-bell(モンベル)のスペリオダウン ラウンドネックTを愛している。

なぜこれほどまでに惚れ込んだのか?

この日は10℃前後でしたが、NOアウターでも問題なかった!フーディーの上に着てもOK。

モンベルというブランドはもはや説明不要の日本が誇るアウトドアブランド。創業者である辰野勇氏が1975年、当時28歳の誕生日に設立し、今年で46年目となる。昨年が45周年だったが、新型コロナウィルス感染拡大により、目立ったイベント等ができなかったそうなので、45年という歴史の1ページがあったことを記憶しておきたい。ちなみにmont-bellはフランス語で美しい山という意。

じつは、今回紹介するスペリオダウンはモンベルが“インナーダウン”という今のファッションのトレンドを牽引していたことをご存知だろうか?1997年、それまでダウンジャケットはいわゆる1番外に着るアウターしかなかった。そこで、中間着として着られるダウンインナージャケットというものを開発。登山では、速乾性の高いインナー、体温を維持させるミッドレイヤー、雨や風から身を守るアウターとスリーレイヤーにする3枚重ねが基本のウエアリングだからだ。

もちろん、インナーダウンも当初は登山用品として作られたもの。標高のある山行を想定しているため、ハイスペックかつ安全性の高いものを作っていたが、それが日常着、ファッションとして拡がるとは思いもしなかっただろう。

このダウンインナーがファッションとして浸透したもう一つのサイドストーリーがある。1976年と1歳年下として創業した(創業者は設楽洋氏)ファッション、セレクトショップの代表格BEAMS(ビームス)が今から5年前の2016年、創業40周年記念として、このモンベルのスペリオダウンジャケットの別注を発表。瞬く間に売れたのは記憶に新しい。

この別注ジャケットはカラーリングとステッチがカスタムされているだけでなく、BEAMS40周年記念タグが付いているプレミアムなものだった。そのような経緯もあり、2000年代後半にはインナーダウンがファッションとしても注目されるようになった。

今では、ファストファッションにジャンル分けされるU社やM社も同じような形を作っているので、当たり前のようにあるインナーダウンだが、このような歴史があったことは知らなかったと思う。(知らなくても特に問題はないが)

首元がラウンドしているので上着に影響しないのもいい
ボタンがパチパチと外すタイプなので、一気に脱げるのもラクだ

モンベルのスペリオダウンラウンドネックTは、首元がラウンドしているため外側の衣類に響かないのがいい。また、ボタンがパチっと留めるタイプなので、着ているものと一緒に脱げる気軽さが◎。そして、800フィルパワーという数値の高さが1番のウリ。フィルパワーとは重さあたりどれくらい羽毛の嵩が膨らんでいるかを示すもので、高ければ高いほど軽いわりに暖かい。世間では、600フィルパワー以上あれば十分に高品質な物となり、信頼のあるメジャーなアウトドアブランドやスポーツブランドなどが過酷な状況下での使用を想定し、商品化している。軽量で、動きを妨げないだけでなく、とにかく暖かい!単なるファッションではなく、アウトドア環境下での防寒着であるということが、他のファストファッションのブランドとは一線を画す部分である。モンベルはカスタマーサービスもしっかりしているので、修理の対応も素晴らしい。

付属のスタッフサックに収納するとこのくらい小さくなる

収納サイズは、二つの手で持つと写真の通り。私は自転車移動が多いので、暑くなったらすぐにバッグの中に入れて、寒くなってきたらササッと取り出せるサイズ感は嬉しい。重さはなんと123g!

ベースボールシャツと合わせれば着ていることがバレない

またTシャツなので、肩まわりが暖かい。ベストタイプだとどうしても肩が冷える。肩を冷やしたら野球ではピッチングができなくなってしまい、自転車では手を伸ばすのが億劫になり、バイクに乗るのであれば肩が凝ってしまうのだ。

また、ここ最近のマイブームファッションであるベースボールシャツをフーディーの上に着るコーディネートは、ひとまず秋で終わりだったのだが、こちらのおかげで真冬でもできるようになった。他にもデニムジャケットやカバーオールなど秋までで諦めていたアウターの下に着るのもオススメだ。

アウターを着ていないように見えるため、「あの人、真冬で自転車漕いでるけど寒くないのかしら?」と思われがちだが、「じつは暖かいんですよ」と心の中で叫んでいる。

自転車移動していたので、右足のソックスが上がっている。スペリオダウンラウンドネックTを着ているようには見えない。パンツはROKXのコーデュロイ、サンダルはKEENのUNEEK。ソックスはTAMANIWA恵比寿が扱うROSTERSOX(日本製)

ベースボールシャツからは外に飛び出す部分が一つもないので相性がいい。自転車をシャカリキに漕いで暑くなったなら、スペリオダウンラウンドネックTだけ脱ぐようにしている。軽いのに異次元に暖かいので、汗冷えしないように注意が必要だ。

もう春先ファッションの先取りをするときに、やせ我慢をしなくても済むのである!


モンベル スペリオダウン ラウンドネック

価格1万780円
【素材】15デニール・フルダル・ナイロン・リップストップ[はっ水加工]中綿:800フィルパワー・EXダウン
【平均重量】123g
【カラー】ブラック(BK)、ネイビー(MIBL)、レッド(RSWD)
【サイズ】S、M、L、XL
【収納サイズ】∅10×15cm
【特長】ダウンプルーフ加工/ポケット2個(腰)/スタッフバッグ付き

ホームページ: https://webshop.montbell.jp/goods/
お問い合わせ:モンベルカスタマーサービス 06-6536-5740


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ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 番外編

  • 本業はファッションモデル(タイクーンエージェンシー)。自転車、バイク、クルマで旅をしながら旅の素晴らしさや旅に最適なアイテムを紹介するトラベルライターとしても活動。地方自治体サイクルマップやWEBで連載ページを持つ。 趣味は、旅行、キャンプ、草野球、オフロードバイク、自転車全般(ロードバイク、MTB、ランドナー、小径車)、トライアスロン、トレイルランニング、登山、パックラフト、サーフィン、スニーカー収集、NEWERAキャップ収集、ウエイトトレーニング、読書、インドカレーの食べ歩き、MLB観戦など。  スポーツトレーナーの資格はNASM-PES、小型船舶一級免許、小型特殊船舶免許、大型自動二輪免許、JCTA認定自転車ツアーガイドなどを持つ資格マニアという一面も。かつて、海外30か国以上を自転車で旅したこともある放浪癖あり。好きなファブリックはキューベン、好きな金属はスカンジウム、好きな筋肉は三角筋。20代の頃は某アウトドアショップでバイトをしていた経験も。
  • http://akikazoo.net