オトナも子供も楽しい
車メーカーの公式サイト探訪


 世界的にメーワクなウィルスの影響でおウチ時間が増える昨今。そのおかげで今年開催予定だった東京モーターショーやF1日本GPは中止に。オリンピックはやったけれどなぁ、と嘆いてみても仕方がない。そして緊急事態宣言下ということもあり、思うように取材に出れない。つまり筆者、時間に余裕が出来すぎて、ヒマ・・・(編集部注:それなら早く原稿をください!!)いや勉強のためメーカーのサイトを見ていたのだが、そうしたらこれが面白い。おそらく多くのユーザーは自分の興味のあるクルマのサイトや購入サポートをご覧になると思うのだが、付随するコンテンツ、侮れませんぜ。子供向けといいながらも大人が楽しめたり、ちょっとした知識欲を満足出来たりと休みの日に見てはいかがだろう。下記に一部のメーカーのオススメポイントをご紹介。


トヨタ自動車

https://toyota.jp/index.html

こちらのトップページより「トピックス」に進むと「まなぶパーク」というコンテンツがある。これが大変充実しており、思わず見入る内容も。オンラインでの工場見学や実験動画など子供向けとありながら、オトナが見ても楽しい。またトップページにもある「トヨタの防災」は台風水害や地震災害といった有事に役立つ知識もあるので確認したい内容だ。


日産

https://www.nissan.co.jp/

日産もトップページより「エンターテイメント」に進むとそこはwebの博品館(編集部注:銀座にある超老舗の玩具販売店)やぁとなることは間違いない。オンライン工場見学はもちろん、ペーパークラフトやドライブ情報まで網羅している。


ホンダ

https://www.honda.co.jp/

ホンダはファン向けサイトの充実度がスゴい。トップページから「エンジョイ」に入ったらまず見たいのは「プレゼント&グッズ」のプレゼント。意外に当たる確率が高いという噂もあるのでHondaファンはここからチェックしたい。その次はオトナ向けならば「Hondaと愉しむ」に。ここでは野菜の育て方や釣りのノウハウ、愛犬と出かける時の注意点などクルマと直接関係ある無しに関わらず、なるほどと唸ってしまうネタが多い。例えば「Honda釣り倶楽部」は釣りの仕掛けから釣ったサカナのさばき方まで紹介している。趣味が終わったら「キッズ」に行きたい。キッズといいながらも「オトナの工場見学」というコンテンツもあり、思わず全部見てしまうこと請け合いなのだ。


マツダ

https://www.mazda.co.jp/

マツダはぜひ「マツダと楽しむ」をチェックしたい。コチラはグッとオトナ向けの内容がほとんどだが、多くのモデルにMTを設定するマツダらしく自分の愛車で参加できるドライビングアカデミーなどクルマ造りに一貫する人馬一体を謳うだけのことはあるのだ。


三菱自動車

https://www.mitsubishi-motors.co.jp/

三菱自動車も工場見学ページがある。こちらは「企業情報」から「サステナビリティ」に入ると「なぜ?なぜ?クルマづくり調査団」のリンクが。ここにはバーチャル工場見学以外にも自由研究に使える内容もある。工作は親子で作っても楽しいかも。またエヴァンゲリオン好きにはぜひチェックしたいサイトがある。それは三菱自動車のトップページに戻って「アクティブカーライフ」に。ここから「三菱のPHEV」を見ると、なんと! あの特務機関NERVと三菱自動車が共同製作したクルマの情報があるのだ。車名はアウトランダーPHEVをベースにした災害時の電源供給と衛生通信車にした5LA-GG3W(改)。


スバル

https://www.subaru.jp/

スバルのサイトは「SUBARUで愉しむ」をチェックしておきたい。「SUBARUオンラインミュージアム」はファン必見。特にバーチャル見学ツアーはロールプレイングゲームのダンジョンのように進んで見学ができる。その見学や歴史を学んだならば、塗り絵やペーパークラフトにも挑戦したいモノ。特にスバルの魂でもあるBOXERエンジンの段ボールクラフトはさすが! 


スズキ

https://www.suzuki.co.jp/

四輪からマリン用品まで幅広く手がけるスズキ。こちらも「企業情報」のページから入ると「歴史とものづくり」のカテゴリーに「スズキこども質問箱」があり、小学生向きな作りだが、ジツはオトナがしっかりとはまってしまい、問題にしっかりと答える自分がいるはず……。


ダイハツ

https://www.daihatsu.co.jp/top.htm

ダイハツも商品情報ページから入れる「ダイハツファン」には一度訪れておきたいコンテンツ内の「LOVE LOCAL COMMUNITY」のページは各地域の販売店からの情報が見られる。田植え体験の報告などはさすが軽トラのダイハツらしい。また今ならTopページからハイゼット60周年記念のコンテンツも見所満点。


いすゞ

https://www.isuzu.co.jp/index.html

トラックメーカーのいすゞも子供向けといいつつもオトナが楽しめるコンテンツがある。「世界のはたらく車は」なるほど、と唸ってしまいそうだし、「いすゞテクノロジー」ではバスやトラックのメカニズムを勉強できる。パソコンのデスクトップカレンダーもユニーク。


お家時間の潰し方、いや楽しみ方に各メーカーのサイトを訪れてみるのもあり! なのだ。

  • 自動車ライター。専門誌を経て明日をも知れぬフリーランスに転身。華麗な転身のはずが気がつけば加齢な転身で絶えず背水の陣な日々を送る。国内A級ライセンスや1級小型船舶操縦士と遊び以外にほぼ使わない資格保持者。

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