ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 20

アウトドア キャンプ コーヒー

ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 20

UNIFLAME 焚き火ロースター

 キャンプが趣味な人は主に2つタイプがあって、旅の最中で宿泊や観光のスタイルとしてのキャンプと、自然の中で過ごしたいというキャンプ。自分はどちらかというと前者だが、後者の気持ちも分かる。今後の日本は、高齢化とリモートなどの仕事内容の変化によって、さらに後者が増えるような気がしている。ゆっくり過ごす派の人は、おそらくキャンプご飯や焚き火に気合を入れていると思うが、もう一つオススメしたいのがコーヒーの焙煎だ。
今回は焚き火でコーヒー豆を焙煎できるUNIFLAMEの焚き火ロースターの偏愛っぷりを語りたい。

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こちらがUNIFLAMEの焚き火ロースターの中身はこちら。説明書、本体、メッシュバッグ。

 私はUNIFLAME(ユニフレーム)の焚き火ロースターを愛している。なぜこれほどまでに惚れ込んだのか?

 UNIFALMEは新潟県燕市にあるアウトドアギア総合メーカー。ブランド名はユニークな火(フレイム)から取ったとのこと。オーセンティックで日本らしい物作りをし続けている。アルミ製の登山用カップである定番のシェラカップ、大小焚き火台、美味しくご飯が炊けるキャンプ羽釜、テーブルウェアなど、野外用調理器具が豊富にある。また、燕三条と言えば、刃物、金物の町として有名だ。

 そんなブランドが作る焚き火ロースターはその造りにもウットリ。

 自分は自転車やモーターサイクルで旅をしながらキャンプをするスタイルの方が多いが、周りの家族持ちの友人たちはファミリーキャンプをしているので、一緒に行くときは自然の中でゆっくり過ごす。子供たちは森の中でいろいろなことを学び、大人たちは酒を片手に焚き火を見ながら語らうというオートキャンプをすることも増えた。

 おそらく、今後、歳を重ねていけば、アクティビティをする体力は無くなり、子供たちはそれぞれの暮らしになり、我々の同世代だけで集まり、(もしくは子供や孫などを連れて大所帯のなるのかもしれないが)都会生活からいったん離れて、きれいな空気のもとで、美味しいアウトドアご飯を食べながら、焚き火を囲むのだろう。

 そんな時に、この焚き火ロースターはうってつけなのだ。コーヒー好きな人なら誰しも憧れるアウトドア「焙煎」ができる。

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これはハンドルを一段階伸ばした場合
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焚き火で火傷をしないようにさらにハンドルを伸ばすことができる。

 使い方はとても簡単。家の中でやることもできるが、ガスコンロに薄い皮(チャフ)が飛び散るので、庭やキャンプ場でやる方がいい。取っ手の部分が長さの調整ができるので、大きな焚き火の場合は、最後まで伸ばすと安全だ。この焚き火ロースターでもつとも素晴らしいのは、上部の網目が荒くなっていて、底面の網目が細かくなっているところだ。ローストしてチャフが出たらひっくり返すと落ちてくるという仕組みになっていて、焚き火台の上だとチャフも燃やしてくれるので後片付けもラクになる。

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ハンドルをしっかり留めるための蝶ネジがある。
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上の面はコーヒー豆が見やすく、チャフを出すように網目が荒くなっている
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底面はチャフが出てこないように網目が細かくなっている。火の通りも一点でなく広がるようになっている。
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中目黒のコーヒーショップ「グラーノ」で買った生豆を入れる。通常50gがオススメだが、自分は少し入れすぎた。
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シングルバーナー、焚き火台でも焙煎できるが、今回は一番家庭にありそうなカセットのガスコンロでトライ。
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シャカシャカと横に揺らしながら火の上で焙煎する。

 ここからは焙煎のハウツーになるが、自分のやり方で説明したい。まずは火を中火くらいにして、炎から10cmくらい離し、左右にシャカシャカと振る。10分くらい熱すると、豆からパチパチッと弾けるような音がする。このことを1ハゼ(爆ぜ)という。このくらいが浅煎りから中煎りくらい。さらに10分ほど熱すると2ハゼが起きて、だんだんと豆の色が濃くなっていく。あとは自分の好みに仕上げていく。私は深煎りが好きなので、黒光りするくらいで火を止め、余熱でさらに焙煎を進めるため、しばらく置いておく。

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1ハゼが終わった後、ひっくり返すとチャフが出てくる。
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これがチャフと呼ばれる豆の皮の部分。家のコンロでやるとけっこう大変なので外焙煎がオススメ。

 このアウトドア焙煎はとても楽しくて、大人も子供も夢中になって豆と対峙する時間になる。また、コーヒー豆の色が緑から茶色へと美しく変わっていく様を見ることも◎。

 焙煎する時間によって、味のコントロールもできるので、自分の好みの味を発見するのも楽しい。私は酸味が苦手なので、深煎りが好きだが、浅煎りが好きな人は焙煎する時間を調整したり、豆の種類を変えたり、色々試してみよう。

 焙煎したてのコーヒーが飲みたくなってしまうが、そこはグッと我慢。少し時間が置いた方がガスが出切ってさらに美味しくなるので、夜に焚き火の上で焙煎しておいて、翌朝のモーニーングコーヒーにする方がいい。

 キャンプでマンネリを感じている人は、焚き火で焙煎コーヒーを楽しんでみてはいかが?

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湯気が出てコーヒーの香りが漂ってくると深煎コーヒーのできあがり。

UNIFLAME 焚き火ロースター
価格3500円
【サイズ】使用時:約φ160×320mm 収納時:約φ160×65mm
【材質】本体:ステンレス鋼 バーナー部(底):特殊耐熱鋼
【重量】約200g
【付属品】収納ケース
【適正容量】コーヒー生豆は約50gまで

お問合せ
ユニフレーム アフターサービス係 TEL.0256-63-9851 
ホームページ: https://www.uniflame.co.jp/

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山下晃和(akikazu yamashita)
  • 本業はファッションモデル(タイクーンエージェンシー)。自転車、バイク、クルマで旅をしながら旅の素晴らしさや旅に最適なアイテムを紹介するトラベルライターとしても活動。地方自治体サイクルマップやWEBで連載ページを持つ。 趣味は、旅行、キャンプ、草野球、オフロードバイク、自転車全般(ロードバイク、MTB、ランドナー、小径車)、トライアスロン、トレイルランニング、登山、パックラフト、サーフィン、スニーカー収集、NEWERAキャップ収集、ウエイトトレーニング、読書、インドカレーの食べ歩き、MLB観戦など。  スポーツトレーナーの資格はNASM-PES、小型船舶一級免許、小型特殊船舶免許、大型自動二輪免許、JCTA認定自転車ツアーガイドなどを持つ資格マニアという一面も。かつて、海外30か国以上を自転車で旅したこともある放浪癖あり。好きなファブリックはキューベン、好きな金属はスカンジウム、好きな筋肉は三角筋。20代の頃は某アウトドアショップでバイトをしていた経験も。
  • http://akikazoo.net