Decipher the watch #09

ミリタリーウオッチ(軍用時計)は、過酷な環境での使用を前提としたハードな耐久性と堅牢性、瞬時に時刻を確認できる高い視認性を求められ、開発され続けている。つまり、ミリタリーウオッチを追うことは、腕時計の進化の一端を見ることでもある。世界的に有名な高級メーカーがそれぞれ独特の機能を持つ時計を生産してきた。今回は航空計器としての厳格な視認性と、クロノグラフ(ストップウォッチ)機能に強みを持ったドイツのミリタリーウオッチの第二弾だ! 中でもランゲ&ゾーネ社によって作られた謎の超大型時計をクローズアップ!!
写真/WPPアーカイブ 構成/ワールドムック編集部

グラスヒュッテの名門ランゲ&ゾーネ社が製作したナチス親衛隊の謎の超大型時計。

第二次世界大戦時代にドイツで時計製造が行われていたのは、グラスヒュッテという山間の小さな町であった。そこにはチュチマがあり、名門時計会社ランゲ&ゾーネ社があった。この時計はランゲ社が製作した直径63㎜を越える大型のパイロットウオッチである。ダイアルにW-SSとM-Bのマークがある。親衛隊中央司令局の所有品であり、兵器管理部ベルリン第4号の時計である。


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Part3に続く


































