
12月3日(水)、栃木県の陸上自衛隊北宇都宮駐屯地にある航空学校宇都宮校で、陸自航空操縦士を養成する陸曹航空操縦課程(FEC:Flight Enlistedmen Course)第63-220期(中期課程)の卒業行事が行なわれました。


陸上自衛隊では、パイロットのうち約7割をFECの出身者が占めています。今期は警察庁預託学生1名を含む卒業生15名が本教育の集大成とも言える卒業編隊飛行に臨み、学校職員や在校生、卒業生の家族が見守るなか、初等練習ヘリコプターTH-480B 8機で編隊飛行を披露しました。


飛行訓練の後には、駐屯地体育館で卒業式が行なわれ、陸自のFEC学生14名に航空操縦士の証である航空き章(ウイングマーク)が授与されました(警察庁預託学生には修了証を授与)。また後期教育の機種・教育地に関する命令伝達、卒業生の申告、卒業訓示などが行なわれ、最後の壮行行事は、恒例となっている「帽子投げ」で締めくくられました。


(リポート:数馬康裕)


































