【腕時計を読む!#06】高級メーカーが作ったアメリカのミリタリーウオッチ Part2

ミリタリーウオッチ(軍用時計)は、過酷な環境での使用を前提としたハードな耐久性と堅牢性、瞬時に時刻を確認できる高い視認性を求められ、開発され続けている。つまり、ミリタリーウオッチを追うことは、腕時計の進化の一端を見ることでもある。世界的に有名な高級メーカー、ロレックス、ブランパン、IWC、オメガ等がそれぞれ独特の機能を持つ時計を生産してきた。今回はアメリカ軍で採用されてきたミリタリーウオッチの一部をご覧いただく第2弾だ!

写真/WPPアーカイブ 構成/ワールドムック編集部

ブランパン・ダイバーズウオッチ。米海軍の本格的なダイバーズウオッチとしてミルスペックMIL-W-22176A(SHPS)(1961年)で生産された。1日の誤差が30秒以内で非磁性。時間と日を表わす表示はインデックスになっている。視認性を高めるために、ダイアルはマット、ケースは光沢のないもの。ストラップはワンピースと規定されている。6時の上に湿度を感知するインディケーターがつけられている。レイヴィル社はブランパンのアメリカでの納入会社といわれる。

高級時計メーカーとして、また、ダイバーズウオッチで知られるスイスのブランパンが、ミルスペックに基づいて生産したダイバーズウオッチ “フィフティ ファゾムス”。このタイプのダイバーズウオッチは、アメリカ、フランス、ドイツの3国で使用されている。文字盤に放射性物質を使用していないことを示すマークを付けている。名前の由来は50尋(約90メートル)の防水性能を持つことからつけられている。

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