
「ここ滋賀」(東京・日本橋)は、滋賀県の魅力を首都圏に発信する情報拠点として、2017年にオープンしたアンテナショップだ。観光案内、特産品の販売、地酒バー、近江牛レストランなどを通じて、滋賀の文化・味覚・工芸を五感で堪能できるスポットとして親しまれている。
2025年10月4日(土)には、滋賀県産の近江米の新米をPRするイベント「近江米 新米フェス in ここ滋賀」が開催された。今年は、「オーガニック米きらみずき」1俵(60kg・7万円相当)が当たる〈近江米ガチャ〉も登場し、来場者の注目を集めていた。当日は多くの人々で賑わい、monoWeb編集部も会場に足を運び、秋の味覚を「ここ滋賀」で満喫したぞ。

小雨が降る中、「みずかがみん」もスタッフと一緒に、たくさんの人たちに滋賀をPRをしていた。
炊き立て新米「みずかがみ」試食会





自然豊かな琵琶湖の水で育てられた近江米の新米「みずかがみ」。炊きたて約800食分を来場者にふるまった。この近江米「みずかがみ」は、滋賀県で開発され2013年にデビューをしたお米だ。炊き上がりはキラキラつややか。ほどよい粘りとまろやかな甘みが特徴で、冷めてもおいしく、お弁当やおにぎりにも最適なお米だ。


さっそくいただく「みずかがみ」。炊飯器の蓋を開けた瞬間、立ちのぼる湯気とともに、ふくよかな米の香りが食欲をそそる。ひと口目に感じるのは、粒の輪郭がくっきりとした心地よい食感。口の中でほぐれると同時に、お米本来の甘みがじんわりと広がっていく。噛むほどに旨みが増し、塩や出汁を添えずとも、お米だけで完結する満足感がある。付け合わせは、滋賀特産の「赤かぶの漬物」。新米の甘みと赤かぶの塩気が、絶妙なバランスで引き立て合う至福の一杯だ。
滋賀レシピ満載のキッチンカー始動


滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」は、滋賀県産品の魅力をより幅広い世代に届ける取り組みとして、10月4日(土)のイベント当日より、キッチンカーの本格稼働を開始。今後は、滋賀の食材を活かしたレシピを満載したキッチンカーで、首都圏および近郊のさまざまなイベントに出店し、滋賀の魅力を広く発信していく予定だ。

寛閑観(かんかんかん)バーガー
旨味がぎっしり詰まった、近江牛100%のパティ。バンズからはみ出すほどのボリュームで、見た目・食感・味わいのすべてが一級品。滋賀県のパン屋から直送されたこだわりのバンズとともに、食べ応え抜群のハンバーガー。価格は税込2,000円。

寛閑観特製 近江牛ビーフカレー
ライスには、もちろん滋賀県産の新米「みずかがみ」を使用。スパイスをじっくりと煮込んだ、シェフこだわりの本格カレーだ。価格は税込1,300円。

近江牛コロッケ
サクサク×ホクホク食感が楽しい、近江牛100%使用の一口サイズコロッケ。衣はサクサク、中はホクホクでジューシー。思わずもう一つ食べたくなる、満足度の高い一品。価格は税込400円。
滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」

東京・日本橋にある滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」は、首都圏にいながら滋賀を体感できる情報発信拠点。近江商人ゆかりの地・日本橋に2017年にオープンして以来、滋賀の魅力を五感で楽しめる場として多くの人々に親しまれている。アンテナショップ巡りの中でも、空間づくりと品揃えには、こだわった施設になっている。
滋賀の味を堪能できる レストラン 寛閑観(かんかんかん)2F

近江牛や琵琶湖の淡水魚、地元野菜を使った料理が楽しめる。季節ごとのメニューや地酒とのペアリングも魅力的だ。
「近江牛シャトーブリアンステーキ&ロース焼しゃぶ&ビワマスいくら」土鍋ごはん。


10月の土曜日限定・各日3食のみ(4日・11日・18日・25日)近江牛を贅沢に使用した「もりしま寛閑観(かんかんかん)」の土鍋ごはん。信楽焼の土鍋で、一つひとつ丁寧に「みずかがみ」の新米を炊き上げる。


炊き上げたみずかがみに、近江牛(シャトーブリアンステーキとロース焼しゃぶ)と琵琶湖にのみ生息するサケ科の淡水魚「ビワマス」のいくらをふんだんにのせた土鍋。このいくらは、琵琶湖の宝石と言われ滋賀県民でさえなかなか口にすることが出来ない超レアな一品。米の甘み、肉の旨味、ひと粒ひと粒が口の中で弾けるいくらが絶妙に絡み合う美味しさだ。10000円(税込)

右回りに)日野菜の漬物・えびまめ・湖魚の佃煮。どれもすべて滋賀県産。どれもしっかりと味の主張をしている逸品。

近江牛もりしま 寛閑観
北川 真也さん
滋賀ならではの食材の魅力を一層発信していくために、「滋賀のトップクラスの食材3つを一度に堪能できる特別メニューをぜひご賞味ください。

滋賀県民は誰もが知る「サラダパン」。他県民はほぼ知らないローカルフード。これがめちゃくちゃ美味しい、「ここ滋賀」に来れば滋賀の全てが揃うぞ!


横断歩道などで見かけるこの男の子は、交通安全啓発看板のキャラクター飛び出し坊や。正式名称は「とびだしとび太くん」。これも滋賀県発のご当地ものだった。おそるべし「滋賀」。