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カレンダーの関係でいつもより一日早い9月20日(土)に発売となる『航空ファン』11月号(一部発売の遅れる地域があります)は、「英空母プリンス・オブ・ウェールズ来日」を特集します。


4月にイギリスを出港、多国籍の空母打撃群CSG25を構成してインド・オセアニア・東アジア地域へ展開中の英空母プリンス・オブ・ウェールズ(PWLS)が8月、F-35Bを搭載したクイーン・エリザベス級空母としては2021年以来4年ぶりに来日しました。そして今回は横須賀に加え東京へも寄港しており、英空母が東京に入るのは、じつに1997年のイラストリアス以来。ウクライナやパレスチナの問題も火種を残した状態なのに、ここ数年NATOの戦闘機が日本を訪れたりイタリア空母が来日するなど、ヨーロッパ各国がインド太平洋地域へコミットする背景には、中国の台頭があります。

今月はPWLSの日本寄港と自衛隊などとの共同訓練時の模様をカラーで紹介するとともに、イギリス軍の海軍航空戦力、今後自衛隊でも運用されるF-35Bの独特なメカニズムについても解説します。


そのほか、カラーページでは松島基地航空祭、部隊創設100周年の米海兵隊レガシーホーネット飛行隊VMFA-232 “Red Devils”、活動を終える米空軍コロンバスAFB 14FTW/50FTSのT-38、在日米空軍からのUH-1N退役、トルコの先進ジェット練習機/軽攻撃機 HÜRJET、アイルランド航空軍の新ISR機Spectre、デンマークで行なわれた多国籍ビーチランディング演習、イタリアで飛ぶクラシック水上機Republic RC-3 SeaBee、エアレースX大阪うめきたと室屋義秀氏の大洗サンビーチ・エアショーなどを紹介。

そして、豪雨災害から1年となった能登での、航空救難団による昨年1月の震災と9月の豪雨に関する災害派遣について、記録写真で振り返ります。
また、モノクロページの記事では、好評の連載群に加えて修復保存へ向けて調査中の成田のYS-11試作1号機、航空自衛隊岐阜基地のPJ見学ツアー、茨城県筑西市のユメノバでの展示が始まった「きぼう」実験棟実証モデル、試験飛行が開始された中国のティルトローター機の話題などをお届けします。