“まぐろ”にこだわる「魚べい」で、新鮮な寿司を食べ倒してみた!! 【前編】

2022年7月21日「魚べい 大宮西口店」グランドオープン!!

1968年創業の元気寿司株式会社(本社:栃木県宇都宮市)が展開する「元気寿司」「魚べい」「千両」。国内で179店舗、海外で214店舗を運営するグローバルな会社だ。「魚べい」は、2009年9月18日に第1号店「魚べい川越店」をオープン。ここ「魚べい 大宮西口店」はグループ181店舗目の出店になる。各新幹線も停車するJR大宮駅西口から徒歩1分、好立地な場所に、120円(税込)の定番商品を80種類以上を揃え、今が旬の季節ネタにも力を入れている。特に魚べいがこだわるのが「まぐろ」だ!!

白を基調とした店内は女性一人でもで入りやすい!!

清潔感あふれる店内
お醤油も元気寿司オリジナルだ

郊外型店舗から都市型店舗開発にも力を入れる「魚べい」。郊外型はファミリー層中心、駐車場完備の大型店が多いが、都市型は、駅近で利便性を追求する。ターゲットも若い層、特に一人暮らしの会社員・学生の認知度を上げながら、美味しい寿司の提供で囲い込みを狙う。女性のお客様も多い魚べい、気軽におひとり様でも利用してもらえる店舗作りを目指している。美味しいお寿司を低価格で食べてもらうのが「魚べい」だ。

他社の追撃を許さない圧倒的な、クオリティとボリューム!!

まぐろ・びん長まぐろ(120円税込)
まぐろ(120円税込)
天然みなみまぐろ赤身(120円税込)

セントラルキッチンで調理されたものを提供するのではなく、店内で柵を仕込んでいる。「お客さんのそばで仕込む」が一番だ!刺身には角(見た目がよい)がたち、切り口が照る(舌触りがよく素材の味がわかる)。長い刺身包丁を、滑らすように一気に切らねばならない、職人の技が「魚べい」では、一皿120円(税込)で口にすることが出来るのだ。他社が真似できない、クオリティとボリューム。重量もずっしりとあり、まぐろ族にはたまらない一皿に仕上がっている。シャリも厳選された米を使用、1日数回に分けて炊いている。人肌に近いシャリと冷たいネタが、口に入ると一番旨味を感じるように研究しつくされた逸品が食べられるのだ。

時間通りに到着する、上り新幹線「魚べい096(まぐろ)号」

リニア式だから揺れがなく、商品が崩れることなく滑らかに到着する

タッチパネル注文後、4皿の寿司が約2分で到着する。大宮駅のビルの出口から魚べいが入るビル迄の時間だ。改札からの時間だと、圧倒的に2分は早い。その距離を移動している間に4皿、計8貫の寿司が握られ出て来る驚異的な早さだ。果たして寿司は急いでガッツくものなのか?と考えている間に次の新幹線が到着する。

「えびづくし」

豪快赤えびミニ丼(270円税込)
シャリの上にふんだんに敷き詰められた赤えび。アクセントにししゃもっこがのる。えび本来の旨味とシャリの酢の加減が絶妙な風味を醸し出す一品だ!

“えび”は、生でよし、蒸してよし、焼いてよし、揚げてよし、創作してよし。「よし」づくめの七変化な食材だ。テイクアウトメニューで、“まぐろづくし”はよく聞くが、”えびづくし”がなぜないのか?…筆者は大のえび好き。ここ魚べいには10種類以上のえびメニューがある。一度拝んでみたかったえびづくしの祭りを担いでみた。噛むほどに口の中で広がるえびの風味…夢叶う至福の一瞬だ。
個人店のお寿司屋さんでこの祭りを注文すると、板前さんに嫌がられるか、早々に退場させられるのがオチだ。

セントラルキッチンを持たないこだわり

元気寿司株式会社
営業企画部
部長 相沢 敏之 さん

回転寿司の常識を覆す仕掛け人、この道25年の大ベテラン、元気寿司株式会社 営業企画部 部長 相沢 敏之さんに”魚べい”の話を伺った

魚べいが自信をもっておすすめするのは、「まぐろ」だと言い切る。競合他社の追撃を許さない、鮮度、調理方法、一貫当たりの大きさ、重量、ここだけは負けていない、負けられないと言う。サーモン、はまちなど、まぐろ以外の魚も、厨房で包丁を入れ、一つ一つ丁寧に仕込みをやっているのだ。別の場所、つまりセントラルキッチンで調理済みのものを使わない。使わないからセントラルキッチンを持っていない。それは鮮度の違いが明らかだからだ。柵の仕込みも、シャリ用の炊飯も1日に何回も行っているこだわりようだ。オープン前、一日分の仕込み一回で、営業を行うのは皆無だそうだ。お客様に近いところで調理するのが、旨さと鮮度の秘訣だという!出来たてをいち早くお客様の手元・口元に届ける。簡単そうだが、カウンター12席/ボックス席25卓、全112席のお客様全員にそのサービスを提供するのは至難の業である。魚べいは、作り置きの商品が回っていない。回らないから鮮度が落ちた寿司を廃棄することがない、SDGsにも一役買っている!!。つまり回転寿司ではないのだ!出発した新幹線は必ず回送でもどる、上り下りのストレートな寿司屋だ。

魚べいオールスターメニュー

オールスター
サーモン(120円税込)
しまあじ(170円税込)
〆さば(120円税込)
うに海苔包み(120円税込)
特大うなぎ(220円税込)
黒みる貝(120円税込)
6,330円税込※ドリンク・テイクアウト含まず

※大宮西口店は都心型の新型店舗となり、通常店舗と売価が異なります

おすしルーレット

タッチパネルのメニュー欄の中に「おすしルーレット」がある!!そのルーレットをまわし、ゲームに参加。大当たりが出れば、ガチャコインがもらえ、店内にあるガチャポンを1回まわせるのだ。
同行のモノマガ編集部O氏。さすが、運を持っている・・・一発で当たりを引く。コインを握りしめガチャポンすれば、カプセルの中から元気寿司グループオリジナルキャラクター、まぐろすしクリップをゲット。子供から大人まで楽しめる魚べいだ!!
ゲットしたO氏のどや顔は忘れないものになったしまった。

アレンジ自由自在「テイクアウト」

帰宅後、ちょっとつまみたい、誰かのお土産にしたい、魚べいの味をみなに伝えたい!店内にはいくつかテイクアウト用セットメニューが用意されている。っが、魚べいでは、着席しているその席で、オリジナルのテイクアウト「寿司セット」が作れるのだ。まぐろづくしに続く、えびづくしも夢ではなかったのだ。タッチパネルで10貫用パック(無料)を貰いねこやま大吉SPを詰めてみた!!お家魚べいは【後編】にて。
※80種類のメニューから10種類の組み合わせは1,646,492,110,120通りである。

元気寿司株式会社 営業企画部 部長 相沢 敏之 さん

絶対的自信のある”まぐろ”。相沢氏の仕事はまぐろだけではない。SNSやTwitter・Instagram、アプリなどからのマーケティング調査を行い、既存のお客様、これからのお客様に向け戦略をたて、ニーズに対し敏感に動くのだ。リモート用テイクアウトの充実、お一人様メニュー、ファミリ層への提案、他、アイデアが尽きることはない!!

【魚べい 大宮西口店】
住所:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-5-5 ホームリィ5ビル4F
電話:048-658-9213
営業時間:平日10:40~22:00/土日祝日10:00~22:00
席数:カウンター12席/ボックス席25卓 全112席

【元気寿司株式会社】
住所:栃木県宇都宮市大通り2-1-5 明治安田生命宇都宮大通りビル4F
電話:028-632-5711(代表)

https://www.genkisushi.co.jp/

  • 昭和‐平成‐令和とグルメからファッション、ペット(猫専門)まで幅広いジャンルの情報誌を手掛ける。現在は、執筆の傍ら全国地域活性化事業の一環で、観光・地方に眠るお宝(ギアもの)ご当地グルメを全国旅取材する日々。趣味は街ネタ散歩とご当地食べ歩き。自宅は猫様の快適部屋を目指し、日々こつこつ猫部屋を造作中!!

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