
長らくブームが続いている “マー活(=麻辣料理活動)” に目をつけたしゃぶしゃぶ温野菜が火鍋の本格スパイスとしびれる辛さ、そして深みのあるコクを掛け合わせた『旨辛 麻辣湯しゃぶ』を新たに開発。5月21日から初夏限定メニューとして販売を開始するが、販売に先立って行われたメディア試食会に参加してきたので、ここではその模様をレポートしたい。

ヘルシーなのにおいしい一挙両得の『旨辛 麻辣湯しゃぶ』
『旨辛 麻辣湯しゃぶ』の最たる特徴は、何といっても本格的な香辛料の香り。
青花椒油で風味豊かに仕上げた9種の香辛料(山椒、クミン、八角、シナモン、クローブ、フェンネル、コリアンダー、コショウ、唐辛子)が入ったシビ辛のだしは単に辛いだけではなく、薬膳スパイスによる奥深い風味が食欲をそそる逸品だった。
肉や野菜を入れる前にだしだけで味見をしてみると……決して油断していたわけではないが、むせるほどパンチ力のある辛さに少々面食らった次第。
また、より辛さを追求したい人は “鬼辛ペースト” を追加することで好みの辛さにアレンジすることも可能。ちなみに、鬼辛ペーストは旨味のある爽やかな辛味のハバネロと、すっきりと突き抜ける辛味のジョロキアをブレンドし、にんにくを加えて風味豊かに仕上げたこだわりのひと品でもあるのだ。

一方、しゃぶしゃぶの品質を決めるお肉もプロの目利きが全国の市場に足を運んで選び抜き、厳しい生産管理のもとで自社の基準をクリアしたものだけを使用。
しかも4158円の豚コース(たんしゃぶ、イベリコ豚しゃぶ、牛もつ、三元豚しゃぶ、三元豚しゃぶ(ロース)、国産鶏ロース、竹筒鶏つみれ、竹筒チーズつみれ)、4598円の牛コース(豚コースのお肉+厳選牛ロース、特撰牛しゃぶ、旨み牛)、5918円の黒毛和牛も食べ放題(牛コースのお肉+黒毛和牛)とメニューが豊富なことに加え、白きくらげやオクラのほか、全16種類の新鮮な国産野菜も食べ放題!
これを聞いただけでもお腹いっぱいになりそうだが、肉や野菜の旨味が溶け出したコク旨スープがよく絡む期間限定のトッポギやマロニーも〆の一品として楽しめるのだから、もう至れり尽くせりの内容だ。

ということで、いざ実食!
肉や野菜を入れてしゃぶしゃぶして食すと……だしだけで味わったときよりも辛さが若干マイルドになったような印象でイイ感じの塩梅に! 試食会ではイベリコ豚しゃぶ、特選牛しゃぶ、たんしゃぶの三品が提供されたが、個人的にはイベリコ豚とのマッチングが◎だった。

同時発売の『鶏清湯葱たんしゃぶ』もさっぱり上品な味わいが絶品!

今回、しゃぶしゃぶ温野菜が初夏限定メニューとして用意したのは『旨辛 麻辣湯しゃぶ』だけではなかった。
というのも、辛い食べ物が苦手……という人も少なくないということから、鶏の旨みを丁寧に抽出した鶏清湯スープをベースにした上品な味わいの『鶏清湯葱たんしゃぶ』も同時発売になったのだとか。
こちらの『鶏清湯葱たんしゃぶ』は九鬼の芳醇胡麻油による芳醇な香りと鶏の旨味が詰まった鶏清湯だしが相まった食欲をそそる風味豊かな奥深さが特徴で、そこに2種のシャキシャキ葱とたんしゃぶの絶妙食感が加わった、言うなれば“大人の葱しゃぶ”。
味と食感が異なる2種の葱にだしの旨みをたっぷりとまとわせ、その葱をコリコリ食感が楽しいたんしゃぶで巻いて食べるとうまいことこの上なし。筆者が葱とたんしゃぶをぺろりと平らげたことに気づいた試食会スタッフの言葉に甘えて、たんしゃぶと葱をおかわりしてしまった。う~、うまい!

その後は旨味たっぷりのスープで食べる〆の海苔雑炊セットと、九鬼「芳醇胡麻油」を使用した新感覚スイーツの白と黒の胡椒クレープで満腹に!
ごちそうさまでした。


個人的な感想としては『旨辛 麻辣湯しゃぶ』よりも『鶏清湯葱たんしゃぶ』が好みだったが、皆さんの好みはどっち?
【商品概要】
●商品名:旨辛麻辣湯しゃぶ/鶏清湯葱たんしゃぶ
●価格:食べ放題 各税込4158円~
※120分制(90分ラストオーダー)
※小学生未満無料、小学生は半額、60歳以上は500円引き
●御膳セット:各税込2398円