ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 59
自転車キャンプ旅の決定版テント


自転車キャンプが楽しい季節がやってきた。夏の1番暑い時期は、衣類が少なくて済み、寝袋もデッカイ秋冬物が要らないため、軽快に移動できる。道中も自転車ならば、混雑している場所(駅や空港)を予め回避でき、標高のあるキャンプ場での宿泊を組み合わせれば、涼しい夜も待っている。そんな夏旅にfinetrackのカミナモノポールテントがあれば心強い。軽量、耐風性の高さ、何より収納がコンパクト。今回はこちらの偏愛っぷりを語りたい。

私は、finetrack(ファイントラック)のカミナ®️モノポール2が気になっている。

なぜこれほどまでに気になっているのか?

2004年に創業したファイントラック日本の国産ブランド。汗冷えから身を守るドライレイヤーを開発し、瞬く間に人気に。「遊び手が創り手」というテーマを掲げ、社員の多くが遊びでもあるアウトドアアクティビティを通して、それにふさわしい製品を開発しているため、登山をはじめ、トレイルランニング、自転車、沢登りなどのウォーターアクティビティまで、あらゆるアウトドアスポーツのジャンルを網羅。厳しい環境下でも快適に過ごせ、安全な体温を保つウエアやギアを輩出し続けている。

何度も言うが、ユーザーから絶大なる信頼を得ているのが汗対策できる神インナーことドライレイヤー®️だ。以前の偏愛モノ図鑑50でもご紹介したとおりレインウェアも得意だが。

今回ご紹介するカミナモノポール2は山岳用のテントと緊急用の簡易テントであるツェルトの中間的な存在。テントであればダブルウォールが主流だが、こちらはシングルウォールのため非常に軽量になっている。画像のモノポール2は990g。もう一つある1人用のモノポール1は890gとどちらも異次元の軽さである。

ツェルトには通常、前室と言われる靴などを置けるスペースが無い物がほとんどだが、こちらはしっかりとある。

前室の部分だけダブルウォールのような構造になっている。
非自立式だが、設営は非常に簡単だった。横から見ても広さが分かる。

テントにはペグとガイラインで引っ張らなくても設営できる自立式と、こちらのような非自立式がある。一見、玄人向けだが、設営時間は慣れれば数分で立てられるはず。四隅をペグダウンしてポールを入れたあとはガイラインをペグで引っ張るだけなので、想像以上に簡単だった。名前の通りポールは1本なので狭いと思いきや、ガイラインで広げるとかなり空間的な余裕がある。つい荷物が多くなってしまう人にも安心だ。

この角度から見るとまるで2ポールテントのようにも見える。
カミナモノポール2は2人用なので縦横広々だったのには驚いた!
前室には靴も置けるし、料理もできそう。
2人用の広さだけに幅が広い。MSRのTシャツなのはシュールでした、ごめんなさい。
入り口部分はメッシュがあり、通気口が反対の上部にあるので夏も快適!

現在キャンペーン中(9月30日まで)で、こちらのカミナモノポールの1か2を購入すると、自転車用フレームバッグ(もしくは登山が好きな人にはフットプリントも選択可)がおまけで付く。このフレームバッグがかなり優秀だが、非売品なので、なるべく早くゲットしたいところ。

自転車のフレームの真ん中に入れられるため積載の可能性がアップ
バッグだけでなく、1番右にあるインナーフレームもついてくる太っ腹!

セット内容は、フレームバッグ、カミナモノポール本体、ポール1本、ペグ、インナーフレーム。インナーフレームにテントをくるくると巻きつけることによってフレームバッグに入れやすくなる構造。

フレームバッグのカラーはネイビー。上部のストラップはネジを回避できる
後ろにもベルクロのストラップがある
前方には下部のダウンチューブにも装着できるためグラベルでも安定する
フレームバッグも横がスマートなのでペダリングにもまったく影響しない

カミナモノポールは登山用だが、自転車キャンプにも相性ピッタリ。それならばフレームバッグを作ってしまおうという考えから生まれたのだと思う。もともとポールの長さが39cmというのは素晴らしいとしか言いようがない。なぜなら、バイクパッキング旅などでは収納性の高いコンパクトなものでないと積載に影響するからだ。こちらのカミナモノポールとフレームバッグのセットであれば、小さいフレームの自転車に乗っている人も簡単に取り付けられ、その選択肢だけではなく、ハンドルバッグにもサドルバッグ にも簡単に積載できる。すなわち、自転車キャンプ旅にもうってつけ。

フレームバッグに簡単に入れられる
大型サドルバッグ にもポールは入る。
39cmなのでロードバイクのハンドルにも収まるだろう
フレームバッグがネイビーであり、非常に洗練したデザイン
ライディングでも影響が少なく、マスの集中化が図れる
非自立式ではあるものの想像以上に簡単に設営できた筆者。大満足!
フレームバッグが主張しないので、一見真ん中にテントが積んであるようには見えないのが良い。

自転車キャンプ旅はハードなイメージだが、じつは積載重量を抑えればなんら問題ない。全体的な軽量化ができれば、走れる距離も伸び、買い出しや寄り道の際も余裕が生まれる。よって、軽量なテントを選ぶことが楽しい自転車旅に重要な要素なのだ。前述のとおりこちらの+1プレゼントキャンペーンは数量限定なので、今すぐお店へGOしよう!


カミナモノポール2サイクルツーリングバッグセット

価格 5万3900円
【仕様
入口:1箇所
2人用
重量:最小重量870g(本体・ポール・ガイライン2本・ペグ2本)+120g(ガイライン2本・収納袋・ペグ7本含む)
設営サイズ:間口210×奥行120×高さ103cm
収納サイズ:6×17×25cm ポール39cm

【素材】
本体:30d66ナイロンリップストップPU防水透湿コーティング
耐水圧1000mm、透湿性6000g/㎡・24h A-1法(初期値)
ボトム:30d66ナイロンリップストップPU防水透湿コーティング耐水圧1800㎜(初期値)
ポール:ジュラルミン

ホームページ: https://www.finetrack.com/products/kamina-monopole/
カミナモノポール+1プレゼントキャンペーンサイト: https://www.finetrack.com/news/post-68815/

ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 53
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  • 本業はファッションモデル(タイクーンエージェンシー)。自転車、バイク、クルマで旅をしながら旅の素晴らしさや旅に最適なアイテムを紹介するトラベルライターとしても活動。地方自治体サイクルマップやWEBで連載ページを持つ。 趣味は、旅行、キャンプ、草野球、オフロードバイク、自転車全般(ロードバイク、MTB、ランドナー、小径車)、トライアスロン、トレイルランニング、登山、パックラフト、サーフィン、スニーカー収集、NEWERAキャップ収集、ウエイトトレーニング、読書、インドカレーの食べ歩き、MLB観戦など。  スポーツトレーナーの資格はNASM-PES、小型船舶一級免許、小型特殊船舶免許、大型自動二輪免許、JCTA認定自転車ツアーガイドなどを持つ資格マニアという一面も。かつて、海外30か国以上を自転車で旅したこともある放浪癖あり。好きなファブリックはキューベン、好きな金属はスカンジウム、好きな筋肉は三角筋。20代の頃は某アウトドアショップでバイトをしていた経験も。
  • http://akikazoo.net

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