
『航空ファン』の読者の方の多くはご存じかとも思いますが、航空自衛隊のアクロバットチーム、ブルーインパルスこと第11飛行隊は、宮城県の松島基地を本拠地としています。基地がある自治体は東松島市。基地名や自治体の名前からもお分かりのとおり、日本三景のひとつ、風光明媚な観光地、松島からほど近く、仙台からクルマや電車で東におよそ1時間の距離です。
その松島基地の最寄駅はJR仙石線の矢本駅、平成の大合併で東松島市が誕生する以前は、桃生郡矢本町と呼ばれていた地域にあります。1960年にF-86Fセイバーで発足したブルーインパルスが、1982年に国産ジェット練習機T-2への機種転換にともなって静岡県の浜松北基地(当時)第1航空団から松島基地に移動。以来、ブルーインパルスは町のトレードマークとなり、これまでにも地元のお菓子やお米などの名前に用いられてきました。
当時のT-2ブルーは第4航空団第21飛行隊に所属する戦技研究班という組織でしたが、T-4の導入を機に広報専任部隊、第11飛行隊として新たに独立、昨年12月に30周年を迎えました(航空ファン4月号をご参照ください)。そんなブルーインパルスは、すでに東松島と矢本には欠かすことのできない「町の一部」となっています。
先日、秋の航空祭シーズンに向けて訓練に励むブルーインパルスの取材のために松島基地を訪問しましたが、その際に見かけたそんな「ブルーインパルスのまち」の様子の一部をご紹介しましょう。




矢本の青い郵便ポスト。町中の各所に1〜6番機仕様のポストが点在

また、今回は時間に余裕がなく立ち寄ることができませんでしたが、三陸自動車道矢本パーキングエリア近くに隣接するかたちで2024年にオープンした「道の駅 東松島」には、除籍となったT-4ブルーインパルス仕様機(731号機)も展示されています。クルマでこの地域を訪れる予定のある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
なお、ブルーインパルスの最新の様子は、秋の航空祭シーズン直前号となる8月20日(木)発売の『航空ファン』10月号でご案内する予定です。



































