【モノ・マガジンTV】気になる研究所 第5回:このスゴさ、ホントに体験しなくちゃわからない! 空中コンピューターを体験せよ!!

今年の5月、江戸三大祭りのひとつ「神田祭」の期間中、神田明神文化交流館(東京都千代田区)にて、空中映像システム「空中コンピューター®(AERIAL COMPUTER®)」が出展され、新作のエアリアルゲームが初公開されました。これがいったいどんなゲームだったのかを簡単に説明しときます。モニターの正面に立つと、神田明神所蔵、歌川国芳の浮世絵「相馬の古内裏(そうまのふるだいり)」に描かれた巨大ガイコツ「がしゃどくろ」をモチーフとしたガイコツが立体的に出現。そのガイコツとジャンケン勝負ができるんです。すごいのは、専用のゴーグルやコントローラー、グローブが必要ないってこと。プレイヤーはガイコツに向かって、普通のジャンケンと同じようにグーチョキパーを突き出すだけ。勝ち負けで、どんな結果になるかは体験していただいたときのお楽しみということで・・・。

そうすると、いったいどんな仕組みなのか、将来的にはどんなことに活用しようとしているのか、なんてことが気になってくるのが人情です。そこで、空中コンピューター®を作っているインターマンの東京オフィスにお伺いし、代表取締役社長の上田平重樹さんにお話を伺ったり、空中コンピューターをたっぷり体験してきたワケなんです。

光源となるモニターや光学プレートなど様々な光学ファクターを、使用環境に合わせ総合的に最適化することで、明るく鮮明な映像を空中に結像する「AMT(Aerial Multiple Tuning)技術」。そして、センサーを利用して情報を計測し数値化する「3次元センシング技術」を組み合わせることで実現した空中コンピューター®

先述のジャンケンをするガイコツの他にも、宙を泳ぐコイ(撫でると反応します)とか、同じく宙に浮かぶ水の球(弾くと水飛沫が飛んだりして、同時に水音もするんです)なんていう作品もありました。肉眼だとはっきり宙に浮いた立体的な映像をはっきりと認識できるんですけど、厄介なのはカメラやムービーではその映像が映せないんですよ。

先述の通り、その空中に浮かび上がった映像は映せないんですが、動画ではどんなことが体験できるのか、その様子を撮ってきました。インターマンの上田平さんの興味深いお話もたっぷり伺っています。ぜひ動画をご覧ください。

空中コンピューター®は、科学技術館の5階「空中ギャラリー」や、インターマンの鹿児島ショールムおよび東京ショールムで体験できます。本当にびっくりしたい人は、ぜひとも体験してください。問合せはコチラから。

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