50年目のモスバーガー、出発進行!
~東武東上線にモスバーガー花電車が走り、成増駅が「なりもす駅」になりモス!


モスバーガー中村社長と中川家 礼二さん

 板橋区民である編集長はつい「我らが」と言ってしまいますが、東京都板橋区成増に創業したモスバーガーがおまたせしました50周年! というわけで前々から「どんなイベントやるんだろう」とワクワクしていたのですが、その「来て、見て、食べて! モスバーガー」の引力っぷりは想像を超えておりモス。

 ヘッドマークをつけた「東武東上線モス号」にモスバーガーのポスター満タンで車両をジャック! は想定内だったのですが、驚きなのは駅看板まで変えちゃったことです。こんなことを持ちかけるモスバーガーもモスバーガーですが、それに応じちゃった東武鉄道もまた懐が深い!  

 1972年、八百屋の倉庫を借りて開業したモスバーガーは、「アメリカ仕込みのハンバーガーショップ」をピーアール。地元で熱烈な歓迎と協力を得て、現在の国内総店舗数は1254店、海外448店にいたります。

第1号店
オープン記念チラシ
モスバーガー開業当時の成増駅前の様子(板橋区公文書館所蔵)

 そんなモスバーガーの記念イベントのいわば「出陣式」が3月8日に開催されました。場所は池袋駅から2駅となりの下板橋駅。式典にはモスバーガーの中村社長はもちろん、東武鉄道の福原執行役員、農水省から赤松審議官、坂本健板橋区長、そしてお笑い界でもっとも鉄分の高い男として知られる、中川家 礼二さん。これは濃い陣容です。

出陣式(!)に勢ぞろいしたみなさん。坂本区長は「ワタシは成増の生まれですので、モスバーガー開店時のことはよく記憶しております」とコメント

 特に中川家 礼二さんはしっかりと東武鉄道の制服を着こみ、成増駅まで移動の車内では「次は~、なりもす~、なりもす~」とアナウンスを披露。これがさすがの口上で取材陣もオオウケだったのです。

ノリノリです、礼二さん!

 成増駅で「なりもす」の駅看板、駅名看板を指差し確認したのち、リニューアルほやほやの「モスバーガー1号店」へGO! 注文するのはこれしかない、ということで50周年記念商品の「なりもす・ダブルバーガー」一択です。これは創業当時のメニューである「モス・ダブルバーガー」を現代風にアレンジした特別な一品で、モスバーガーにさらにパティ、オニオン、ミートソースをのせレタスをトッピングしたものと言えば、モスファンには伝わるかな? 食べた印象なんて聞かないで(笑) ウマいに決まってモス。だけどとにかく大きくて、そうとう口を開けないと入りませんし、ソースがハミだして袋に残っちゃう。ポテトにつけて2度楽しむ、あるいはスプーンでソースをあまさず楽しむといった工夫をして完食いただきたいっ!

なりもす・ダブルバーガー/660円。食べ応え、ハンパないっす!
リニューアルなった1号店の前で新キャラクター「リルモス」。1号店は4月30日まで「モスバーガー なりもす店」という愛称で呼びモス!

 モス号の運行や駅名表示は4月3日までの期間限定。「モスバーガー50周年記念乗車券」(3月12日発売)やモスバーガーがお得に食べられる「TOBU POINTアプリ」なども登場するので、ぜひゲットしてね。

皆さんの心の中には、それぞれのモスバーガーがあることでしょう。バイトしていたよ~という人もいるだろうし、部活帰りの腹ごしらえで、テレワークの拠点として日参しているひともいるはずです。

ぜひそのモスバーガーが50年目の春を迎えていることを知ってください。そして、足を運べる方はぜひ、東武東上線で成増駅に行って、1号店で「なりもす・ダブルバーガー」を食べましょう!

お問い合わせ:モスバーガー
電話:0120-300900

  • モノ・マガジン&モノ・マガジンWEB編集長。 1970年生まれ。日本おもちゃ大賞審査員。バイク遍歴とかオーディオ遍歴とか書いてくと大変なことになるので割愛。昭和の団地好き。好きなバンドはイエローマジックオーケストラとグラスバレー。好きな映画は『1999年の夏休み』。WEB同様、モノ・マガジン編集部が日々更新しているFacebook記事も、シェア、いいね!をお願いします。@monomagazine1982 でみつけてね!

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