
2025年度も実にいろいろな国から海軍艦艇が日本へとやってきました。そこで、今回は改めて、来日したいくつかの海軍を振り返ってみましょう。
まずは何といってもイギリスから空母「プリンス・オブ・ウェールズ」が来日したことは実に衝撃的な出来事でした。

それも空母打撃群「CSG25」として編成された艦隊の中には、スペイン海軍のアルバロ・デ・バサン級フリゲートF-104「メンデス・ヌニェス」、ノルウェー海軍のフリチョフ・ナンセン級フリゲートF-311「ロアール・アムンセン」が含まれており、改めてNATOの結束力の強さを目の当たりにしました。
それ以外にも特筆すべき海軍艦艇はいくつか来日しましたのでご紹介していきましょう。
まずは米海軍のお話です―。
一番近い外国軍ではありますが、横須賀や佐世保などに基地を持っており、常に何かしらの艦艇が日本周辺を行き来しています。よって新鮮味…というものは薄いかもしれません…。しかしながら、そんな米海軍の中でも、米本土のサンディエゴやハワイ・パールハーバーを母港とする珍しい艦艇が来日することが度々あります。
今年度が、まさにそのケースにあたり、とんでもない超レア艦が横須賀に寄港しました。
それがズムウォルト級駆逐艦の2番艦DDG-1001「マイケル・モンスーア」です。
ズムウォルト級は、究極のステルス船体を持ち、満載排水量が約15,000tもあるとんでもない軍艦です。当初30隻近く建造される計画でありましたが、戦術の変更、費用対効果の悪さなどから3隻で計画が打ち切りとなってしまいました。その3隻すべてサンディエゴを母港としております。
度々太平洋遠征を行っており、2022年にネームシップであるDDG-1000「ズムウォルト」が来日しました。これに続き、2025年7月7日、同型としては2回目となりますが、2番艦「マイケル・モンスーワ」が横須賀へと初寄港したのです。折しもその時の横須賀には、スペイン海軍の「メンデス・ヌニェス」もやってくるなど、非常に賑わいました。
話は前後しますが、2025年6月3日には、オーストラリア海軍ホバート級駆逐艦の3番艦DDG-42「シドニー」が横須賀へと入港しました。3月にオーストラリアを出港後、米英海軍等との訓練や北朝鮮による瀬取り行為取り締まりのための警戒監視等を実施し、補給を目的とした寄港でした。


当日は時折激しい風雨に見舞われるなど、残念な空模様ではありましたが、H岸壁上にて入港歓迎行事が執り行われ、日豪海軍間交流を深めました。
10月21日、インド海軍のシヴァリク級フリゲート3番艦F-49「サヒャドリ」が横須賀へ入港しました。遥々インドから日本へとやってくるのは、大変でしたでしょうが、実はシヴァリク級は度々日本にやってくる艦種でもあります。ユニークだったのは、入港中のH岸壁にて、日印乗員らが共同でヨガを行う様子をインド大使館がSNSにアップし、ちょっとした話題となりました。


そしてレア中のレア艦の入港も。それが12月7日から10日の間、呉を訪れたベトナム海軍ディン・ティエン・ホアン級フリゲートの3番艦HQ-015「チャン・フン・ダオ」です。

この艦は、ロシア海軍のゲパルト級フリゲートがベースです。もはやロシア海軍が来日することはなくなったため、そうした意味でも非常に貴重な機会となりました。
このように2025年度もたくさんの外国艦がやって来ました。
さて、2026年度はどこの国からどのような艦艇が来日するのでしょうか?


































