

心穏やかに平和を祈って──。まさにココロが洗われるような1枚だ。透き通るような青い空に白い服。そして両手には白いハト。大切に扱いたくなる今回の作品。ぜひみなさまも壁に飾り、ときおり眺めて欲しい。
写真/青木健格(WPP) 文/モノ・マガジン編集部
両手に白いハトを抱えた少女
壁に飾って眺めたい
ハトは、平和のシンボルとして世界的に知られている。特に白いハトは、平和の使者として古くから愛されてきた。
今号の特集は世界中の国々が交流して、平和を願う祭典として現在開催中の大阪・関西万博。さらにベトナム戦争終結50周年企画である。センター見開き(雑誌のど真ん中のページ)に掲載できなかったのだが、カッターナイフで切り取り、額にいれて飾るのもおすすめだ。もちろん、上の写真のようにテープで留めて飾るのもいいだろう。『モノ・マガジン』4-16号の家特集で掲載した第6回の猫を抱いた作品と合わせれば動物シリーズでまとめることも。自由にアレンジしながら飾ろう。
そして平和が訪れることを切に願うばかりだ。



橋爪悠也さん
1983年岡山県生まれ。独学で制作を始め、単色で彩られた地を背景に、一粒の涙が目から零れ落ちる瞬間を日本の戦後に築かれた大衆文化、特にマンガの描画方法を踏まえつつ表現した作品「eyewater」シリーズで注目を集める。東京や岡山を中心に展覧会を重ね、現在、ロンドン、香港、ソウルなど、国外においても精力的な活動を展開中。
今回のイラストは、こちらの号に掲載してます!