
自宅ではハンドドリップでコーヒーを淹れているという方も多いだろう。普段使い慣れているアイテムは安定しておいしいコーヒーが淹れられるけれど、時にはいつもと違う器具を使ってみるのもいい。新しい味わいに出会えたり、ハンドドリップへのさらなる探求心が芽生えるかもしれない。ここでは、2つめに買い足したい個性派ドリッパーを紹介します。
俳優・坂口憲二の珈琲愛が込められた有田焼ドリッパー

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自ら焙煎所も運営する坂口憲二がカラーデザインを監修。ドリッパー部分は有田焼で、九十九里浜の朝焼けをイメージした雰囲気ある仕上がり。ホルダー部分には浸漬式と透過式の切り替えスイッチがあるのでふたつの味わいを愉しめる。
江戸硝子の職人が手仕事で仕上げる東京生まれのコーヒーフィルター

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メリタが日本の職人にスポットを当てる「Made in Japan Project」から伝統工芸品・江戸硝子のコーヒーフィルターが登場。熟練の職人が試行錯誤を重ね、メリタ伝統の一つ穴やお湯の流れをコントロールするリブをガラスで再現。手づくりだからこその質感とガラスならではの温かな佇まいが魅力の逸品だ。
コーヒーと共に咲く睡蓮のようなアート感覚ドリッパー

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世界中のバリスタに愛用される円すい型「V60透過ドリッパー」。その特徴である内側の凹凸・スパイラルリブだけを取り出してアート仕立てのドリッパーに。お湯が中心に向かって流れる性能はそのままに、リブを別売りのカラーリブと取り替えてカスタマイズも楽しめる。
艶やかな波佐見焼のフィルターが上質なコーヒータイムを演出

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メリタ独自の一つ穴方式をベースに、湯が注ぎやすい少し大きめのサイズと深めのリブを備えることで、自由度の高い淹れ方がたのしめる。デザイン的なアクセントになっているフィルター下部にあいたホールからは抽出状況を確認できる。白磁の美しさと凛とした佇まいに魅了される、まさにプレミアムな一品。
アウトドアにピッタリの折りたたみコーヒードリッパー

(問)モンベル・カスタマー・サービス ☎06-6536-5740
アウトドア用食器の人気ブランドから、コンパクトに折りたためるコーヒードリッパーが登場。2カ所のスナップを留めるだけで組み立てられ、持ち運び時には2 枚の平面パーツに。さまざまなサイズのカップに合う使い勝手のよさも魅力だ。
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文/斉藤直樹 モノ・マガジン編集部
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