
今回は異色のウオッチビルダー、片山次朗さんを訪ねました。どこがどう異色なのかというと、それはもう、片山さんがデザインした時計を見ていただければわかるはずです。
なんともスチームパンクチックな腕時計ですが、そのデザインのインスピレーションとなっているのは、カメラや計器などのローテクなプロダクト。なので、社名も「大塚ローテック」。

ケース上面にターレット状の3つの窓を配置したデザインと、ジャンピングアワー機構による時間表示が特徴。MIYOTA製ムーブメントに自社製モジュールを搭載し、瞬時に切り替わるアワー(時)と、ディスクによる分・秒がそれぞれの窓に表示される。

扇型に表示されるアナログメーター。レトログラード機構の時分針を同軸に配置。MIYOTA製ムーブメントに自社製モジュールを搭載し、瞬時に帰零する時分針、中央には秒ディスク、中央右に日付表示を有する。
片山さんはもともと自動車デザインの仕事についていました。プロダクトデザイナーとして独り立ちし、ある日たまたまネットオークションで卓上旋盤を手に入れます。そこからは見よう見まねの独学で、ついには独立時計師に。モットーは「自分自身が欲しい腕時計を作る」。
そのユニークな経歴から生み出された個性極まる腕時計の世界をお楽しみください。
購入は抽選販売となっているので、大塚ローテックのHPを要チェック!!

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