埼玉西武ライオンズの新製品は「マドレーヌ」? って意外な展開に取材したら2選手の実家のりんご園のりんごを使っていた、という話。


2024プロ野球開幕! いち早く球場に駆け付けた人も多いと思うけど、埼玉西武ライオンズから意外なニュースが届いたので、さっそく取材したぞ!

文/モノ・マガジン編集部

狭山丘陵を活かしたセミオープンのベルーナドームを本拠地とする埼玉西武ライオンズ。ホームゲーム開催時には池袋からレオ特急出発進行! など大盛り上がり大会は沿線名物となっている。また球団創設40周年事業として球場のリニューアルを実施。その成果のひとつとして野球場グルメの評価が高く、セミオープンドームならではの直火窯焼きピザは、球場グルメの代名詞となっている。

大人気のクラフトピザとクラフトビールの「BREWDOG」 ©SEIBU Lions
ベルーナドーム全景 自然の風を感じる個性的なセミオープン球場だ ©SEIBU Lions

そんな埼玉西武ライオンズから、妙なニュースリリースが届けられた。

「ライオンズマドレーヌ新発売!」である。「え?」である。

外崎選手と髙橋投手がりんごを手にスマイル! でも、投げたらいけません、赤いボールじゃありませんから!

そこで、球団広報部に取材してみた。

モノマガ「ライオンズマドレーヌ、これはどういった特長をもつ商品なのですか?」

球団広報部「当球団には、りんご園を実家に持つ選手が外崎修汰選手と髙橋光成投手と二人所属しており、この両りんご園で採れたりんごをブレンドしジャムにして、マドレーヌの中に包んで焼き上げた、ライオンズオリジナルの商品です」

モノマガ「なるほど。味わいとしてはどのようなものを目指したのですか?」

球団広報部「ふわふわのマドレーヌの生地と、りんご本来の甘みを生かしたジャムの相性が抜群で、リッチでジューシーな味わいを目指しました!」

モノマガ「それはいいですね。両選手のりんごはこれまでも活用されていたのでしょうか?」

マドレーヌに包まれたジャム、これが外崎選手、髙橋投手の実家のりんご園のりんごをブレンドしたもの。

球団広報部「両りんご園で採れたりんごを、ファン感謝イベントの「LIONS THANKS FESTA」などで販売したことはありましたが、お菓子としての販売は初めてなのです!」

モノマガ「このノリでいくと、〇〇選手の実家の畑で育ったトマトで作ったケチャップ、とか、〇〇投手のお父さんが釣った青魚から作ったおつまみチップスとかできそうですが、企画は続きそうですか?」

球団広報部「直近でそうした商品の販売予定はありませんが、ファンの皆さまに喜んでいただけるようなライオンズならではの商品を企画してまいりますので、ぜひご期待ください!」

モノマガ「ありがとうございました」

ちなみに外崎修汰選手は青森県弘前市の出身、髙橋光成投手は群馬県沼田市の出身だそう。

ライオンズマドレーヌ/税込2800円。10個入。

「ライオンズマドレーヌ」の発売開始は4月2日。ベルーナドームエリア内の「ライオンズ チームストア フラッグス」にての取り扱いとなる。1箱10個入、オネダンは税込2800円。

野球観戦で燃えたハートを優しく癒す「ライオンズマドレーヌ」。是非食べてみたくなった! という君からパクついてくれ!

西武ライオンズ
埼玉西武ライオンズインフォメーションセンター ☎0570‐01-1950

  • モノ・マガジン&モノ・マガジンWEB編集長。 1970年生まれ。日本おもちゃ大賞審査員。バイク遍歴とかオーディオ遍歴とか書いてくと大変なことになるので割愛。昭和の団地好き。好きなバンドはイエローマジックオーケストラとグラスバレー。好きな映画は『1999年の夏休み』。WEB同様、モノ・マガジン編集部が日々更新しているFacebook記事も、シェア、いいね!をお願いします。@monomagazine1982 でみつけてね!

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