「懐かしい」なんて言わせない! ワンコインで買える昭和生まれの逸品たち。ケンエレファントの最新カプセルトイ


カプセルトイやフィギュアをリリースしているケンエレファントは、いつも鋭い着眼点と本質を突いた企画力でワクワクさせてくれる。今回見つけたカプセルトイは、昭和の面影を残す『THE看板ライト』とコニカミノルタ150周年記念を祝してリリースされた『コニカミノルタ ミニチュアコレクション』だ。たかがワンコインのカプセルトイと侮るなかれ。精巧さやギミックは、“お値段以上”の価値がある。

公式ライセンスを取得した『コニカミノルタ ミニチュアコレクション』は細部まで忠実に再現!!

創業以来、数々の革新的なチャレンジを行なってきたコニカミノルタ。

これまでの常識を覆す数々の製品を排出してきたコニカミノルタが、2023年に創立150周年を迎えたのを記念して、1975〜1992年の間に発売されたカメラ3機をミニチュアフィギュア化した。

実はコレ2023年10月下旬に一度発売したものの、すぐに完売してしまった注目アイテム。「ユーザーからの好評を受け、2024年4月に再販が決定している」と広報の森江智世さんは語る。

1985年発売、実用では世界初の一眼レフカメラ「α-7000」。レンズは取り外しが可能だ。サイズ:3.4×5×4cm
ボタンの位置だけでなく塗装にもこだわった再現度の素晴らしさ。

数々の名品から選出されたのは、フラッシュ内蔵コンパクトカメラ「KONICA C 35 EF」、世界初の実用的オートフォーカス機能を搭載した「MINOLTA α-7000」、そして誰でも手軽に撮影できることが魅力の「撮りっきりコニカMiNi」だ。

1975年リリース「KONICA C 35 EF」は“ピッカリコニカ”と親しまれた。添付のフィルムはカメラにセットできる。サイズ:2.8×4.6×1.9cm
1992年発売「撮りっきりコニカMiNi」はコニカ初のレンズ付きフィルムシリーズ。ネガフィルムはスリーブから引き出せる。サイズ:3.4×5×4cm
「撮りっきりコニカMiNi」はフォトアルバム付きバージョンもある。

コニカミノルタのライセンスを取得し企画・製造しているため、細かな造形やボタンの塗装まで再現されている。製品に関する解説書も付属され、より製品の理解を深め愛着が持てる仕様になっているのもニクイ。

カメラ愛好家はもちろんのこと、プロのカメラマンをもアツくさせるシリーズだ。店頭での発売は4月からスタートだが、オンラインショップやケンエレストアではすでに予約受付がスタートしている。

磁石でどこにでもペタッと貼れる街角看板『THE看板ライト』

誰もが一度は見たことがあるであろう5枚の看板が登場。

繁華街や商店街などでよく見かける看板がある。かなり昔からあるので当たり前過ぎて無意識に通り過ぎていた。ところが、2024年1月下旬に発売になったカプセルトイ『THE看板ライト』で、ケンエレファントがチョイスした看板たちはなんと味わい深いことか! カラーやデザイン、フォントまで昭和ムードが漂いまくっている。

JCB(株式会社ジェイシービー)/日本発の国際カードブランドとして世界中にJCBカードが利用できる加盟店を展開する。
ハマナカ手芸糸(ハマナカ株式会社)/1940年設立、京都発の手芸メーカーだ。現在も羊毛フェルトやワッペンなどさまざまな手芸関連商品を販売する。

本体は外壁に取り付ける「突き出し看板」の形が再現され、看板の根元部分に内蔵した磁石で金属に貼り付けられる。

また、下部にあるスイッチをONにすると、ぼんやりと明かりが灯る仕様になっている。

パールライス(全国農業共同組合連合会)/1973年、JAグループの米穀卸が扱う精米の統一ブランドとして誕生した。
ビタワン(日本ペットフード株式会社)/1960年に日本初の国産ドッグフード「ビタワン」が登場し、今なお日本中のワンコたちに絶大な支持を受ける。
日本盛(日本盛株式会社)/1889年に兵庫県西宮市に生まれた日本盛株式会社。丹波杜氏の伝統の技と最新の醸造技術をもって、美味い酒造りを続けている。

自宅やオフィスのデスクはもちろん、別のフィギュアやジオラマと組み合わせても最高にイイ! 自分なりに組み合わせて遊びたい。

暗がりにぼうっと灯るライトがいい雰囲気。
各看板ライトには各社のロゴ入りステッカーも付いてくる。

なお『コニカミノルタ ミニチュアコレクション』、『THE看板ライト』はカプセルトイとブラインドBOXにて販売し、ケンエレファントのオンラインショップでは予約販売も実施する。大人買いして全種コンプリートを目指そう。

株式会社ケンエレファント

  • 編集プロダクションに入社後独立してフリーライターとなる。グルメ、エンタメ、旅行あたりが主戦場ですが、知識も経験も広く浅く気が付けば四半世紀フリーの浮き草暮らし。ノンジャンル&フリースタイルで『面白いコト』に反応していきます。

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