気温38度超え 海のヤマハも熱い!
一気に3モデルをマイナーチェンジ!


 夏といえば海! 派の皆様、本格シーズン真っ最中でございます。海といえば、ナンパに、ごん!(著者注:編集担当にオシオキされた音)えー、海といえば釣りに海水浴とレジャーの宝庫であります。そしてプレジャーボートの出航率が高いシーズンでもあります。プレジャーボートは大きく分けると、風で進むヨット(セーリングクルーザー)とエンジンメーンのボートがあり、ボートにはエンジンを外から見えないように搭載するモノ(インボードエンジン)と外に取り付けるタイプ(船外機)がございます。

 8月1日、ヤマハが太っ腹にもプレジャボート3モデルを一気にマイナーチェンジしました。マイナーチェンジされたボートはグラマス(魅力的な、ワクワクする)ボーティングがコンセプトのスポーツボートのSR330(4742万2100円から)。

そして、プライベーターからプロまで多くのフィッシングユーザーに支持されるYFR-27HMEX (1495万8900円から)。

クルージングから釣り、マリーナステイなどマルチに活躍する27フィートのS-QUALO(1801万3600円から)。

共通するのは新デザインの船外機を搭載することです。また目玉として好評だったステアリング、シフト操作、スロットル開度など船外機モデルの操船を制御する「ヘルムマスター」を進化させた「ヘルムマスターEX」(以下、EX)を新たに搭載しました。  船はブレーキがないうえに風や潮の流れの影響を受けやすく、失速すると流されてしまう特性があります。したがって離着岸には慣れが必要に。ヘルムマスターはそれをサポートしてくれるシステムです。ジョイスティックと呼ばれる操縦桿状のモノを操作するれば、微妙なスロットル操作が可能になり、離着岸や限られたスペースでの方向転換といった場面で威力を発揮します。そんなヘルムマスターに新たな機能が加わったのが今回のマイナーチェンジの目玉なのです。

EXに新たに加わった機能はオートパイロットによるコース維持、方位維持が可能に。コース維持は簡単なようなのですが、操船するとコレって結構難しいのです。海の上は陸の上と違い、風の影響を予測しなくてはならないし、潮の流れも波の大きさも考慮しなくてはなりません。ステアリングをまっすぐにしていただけでは基本的にはまっすぐ進まないのです。この機能はそういった風潮の流れの影響を自動的に調整してボートのコースを保持してくれるのです。疲労軽減で帰港してから船の水洗いにも体力が残るはず。そして、アングラー向けには最強のパフォーマンスを誇るセットポイントを装備します。セットポイントは定点保持機能になります。GPSと連動し、微速で前後進(船首船尾)を調整し、可能な限り同じポイントをキープしてくれるまさに静止釣りに最適なモードなのです。また維持した方位に船を固定し風や潮流の流れに乗るドリフトポイント、いわゆる流し釣り(編集部注:トローリングではありません)モードもあります。この流し釣り、自分で操船しながらだとかなり難易度の高い技術といいます。またジグザグ走行やスパイラル走行など設定した角度や距離で航行できる「パターン操作モード」などはアマチュアから職業漁師さんまで幅広く使えるのが今回のEXの特長です。これらの機能はS-QUALO以外に装備されます。

 海はいいなぁ、と永遠の若大将、加山雄三氏も言っています。そう、永遠の若大将や「思い出の渚」のワイルドワンズ、サザンにTUBEまでやはり海なのです! 海は穏やかな時だけではありません。そんな厳しい自然に挑むのはなかなかにカッコ良いではないですか。まさにロマンです。

ヤマハマリン https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/
問 ヤマハカスタマーコミュニケーションセンター 0120-090-819

  • 自動車ライター。専門誌を経て明日をも知れぬフリーランスに転身。華麗な転身のはずが気がつけば加齢な転身で絶えず背水の陣な日々を送る。国内A級ライセンスや1級小型船舶操縦士と遊び以外にほぼ使わない資格保持者。