本まぐろに馬刺し、海鮮極太巻きまで!
食べずにはいられない新グランドメニュー

2021.09.25

グランドメニューをすべて見直し

首都圏を中心に展開する回転寿司「海鮮三崎港」がグランドメニューをすべて見直し、新メニューも加え、生まれ変わったと聞き、さっそく行ってみました。

回転寿司「海鮮三崎港」といえば、都内各地の、比較的駅近に店舗があるので、仕事途中のランチなどで利用しているという人も多いかもしれません。そんな「海鮮三崎港」ですが、今年4月、スシローを運営する「FOOD & LIFE COMPANIES」の仲間入りをしたのをご存知ですか? それによって、年間1,000億円以上の仕入れを行うバイヤーが仕入れを担当。年間約1,200種もの新メニューを考案する商品開発部が新メニューを手掛けることになったのだそうです。

店舗で仕込む〆さば。職人がいるからこそできる技。

「海鮮三崎港」は回転寿司には、すべての店舗に寿司職人がいて、手間のかかる店内調理ができるのも、オーダーごとに握ってもらえるのも、職人さんがいるからこそ。ということで、その利点を生かしたメニューが登場しています。

「本まぐろ赤身」(297円)

まずは、老若男女、一番人気の「本まぐろ赤身」(297円)。120㎏以上の大型の本まぐろの赤身がグランドメニューとして登場します。これはなかなかの衝撃! これまで期間限定では登場したことのある「本まぐろ」ですが、いつでも食べられるようになりました。

見た目の美しさに思わずうっとり。大型のまぐろなので、赤身ですが程よい脂が感じられるのも魅力。濃厚な味わいが楽しめるのもまぐろ好きにはたまりません。まぐろはやっぱり王道。希少性のある本まぐろが2貫297円で食べられるのはうれしいですね。

同じまぐろでも、天然インドまぐろの中とろの、しかも脂ののった皮目部分と赤身の中でも濃厚な味わいの天身を合わせたねぎとろを使っているのが「とろたく手巻」(297円)。中とろの脂の旨みと赤身部分がまぐろらしい味わいに、たくあんの食感とごまの風味がプラスされ、満足度の高い巻物になっています。普段はにぎり派ですが、これはおすすめしたい!

「馬刺し」(374円)

個人的にぜひ食べておきたいと思ったのが「馬刺し」(374円)。生肉好きにはガチでおすすめの逸品です。赤身ですが口どけがいい脂が全体に入っていて、臭みなどもなくて鮮度がいいのがわかります。上には生姜と青ねぎがのっていて、さっぱりと食べられます。

「あじ」(297円)

ほかにも「あじ」(297円)は、回遊ではなく海域に根付いた脂のりのいいものを選別。これを薄めに切って2枚重ねてシャリの上にのせています。こうすることであじの食感や旨みがより感じられるようになっているという、職人ならではの技が感じられます。

「店内〆さば」(297円)

同じ青魚でも「店内〆さば」(297円)は、また違った美味しさ。塩〆にして臭みと余分な水分を抜き、自家製の合わせ酢に漬け、さらに昆布〆するという、手間ひまかけた一皿。酢に漬ける時間は短めで、昆布〆にする昆布は水で戻した昆布を使うなど、職人ならではの技が光っています。“しめさば”と聞くと、魚の臭みや酢の強さが気になって苦手という人もいるかもしれませんが、これはもう、フレッシュ感が違います。さばの旨みや脂のりのよさを感じられるので、食べない手はありません。

そして、今回のリニューアルで新たに加わったメニューが豊洲直送のネタ。これはもう、ぜひ食べておきたいメニュー。目利きのプロが厳選した魚貝を豊洲から直送。なので、定番のネタではなく、その日の仕入れによって内容や価格が変わるというもの。まさに“本日のおすすめ”なので、ぜひ食べてみてください。豊洲直送のネタは仕入れ状況によるので、あったらオーダー必至です。

「赤貝」(451円)

この日は「赤貝」(451円)、「石がれい」(297円)、「甘えび」(374円)。赤貝は殻付きの活貝で仕入れ、店舗で殻を外すところから行っています。コリコリした食感は“活”ならでは。身と紐を一皿で楽しめるのもうれしいですね。

「甘えび」(374円)

この日の「甘えび」はかなり大きくて、見た目にも驚かされました。ねっとりした食感、本当に甘いから甘えびといわれるんだと納得するような身の甘みと香りにさらにびっくり。そして、新鮮だからこそのひと工夫が寿司に添えられたえびの頭のから揚げ。サクサクした食感と香ばしさは食べた人だけが味わえる幸せ。

「石がれい」(297円)

「石がれい」(374円)はさっぱりした白身の美味しさを味わえる一皿。この時期には脂がのっていて上品な味がたまりません。醤油でもポン酢でも合うので、1貫ずつそれぞれの味を楽しむのがおすすめ。

「中落ち」(220円)

まぐろの希少部位である「中落ち」。先ほど紹介した「本まぐろ赤身」や「とろたく手巻」はもちろんですが、なかなか食べられない希少部位である「中落ち」は、あったら絶対食べて損はないはず。アイルランド沖で獲れた天然本まぐろの「中落ち」(220円)。仕入れ状況によっては入荷がない場合もありますが、これもあったらぜひとも食べておくべき一品。もう言うことなしです。

「いわし高菜巻」(297円)

そして、そして。「海鮮三崎港」といえば株式会社京樽の業態。つまり、京樽が得意とする巻物も自慢のメニュー。新グランドメニューでは、塩〆したいわしとシャリを高菜で巻いた「いわし高菜巻」(297円)と、15種類の具材を巻いた「海鮮極太巻」(297円)が登場しています。「いわし高菜巻」はさっぱり食べられるのでシメとしてもおすすめ。「海鮮極太巻」は2切れ入り540円の持ち帰りパックもあるので、自宅でも楽しめます。

「海鮮極太巻」(297円)

新しくなった「海鮮三崎港」はこれまで以上に魅力あふれる内容になっていて、おなかもしっかり満たされます。ぜひ、「海鮮三崎港」の新メニューを体験してみてください。

公式HP:
https://www.kyotaru.co.jp/kaisen_misakiko/

※一部店舗では価格・品目が異なります。

  • 好奇心旺で、食べることが大好き。新商品や限定品にめっぽう弱く、ジャンルを問わず常に情報を集めてはトライ。地方の食材や調味料も発掘も楽しんでいます。また、北欧、特にフィンランドが大好きで、現地の蚤の市などではヴィンテージハントにハマっています。サウナも好きで週1~2回のサ活中で、フィンランドでは念願のサウナから湖へのダイブを体験。日々、美味しいものを求めながら、北欧雑貨とムーミンに囲まれて暮らしています。

関連記事一覧