Galaxy Z Fold3 5G/Flip3 5G登場! 「欲しい!」と思える完成度に


 サムスン電子ジャパンより、折りたためるAndroidスマートフォン「Galaxy Z Fold3 5G」と「Galaxy Z Flip3 5G」が発表された。発売は10月上旬を予定、docomoとauから発売される。

・Galaxy Z Fold3 5G 23万7600円(docomo版の価格・一括払い)

 初代、2代目と日本ではヒットしたとは言い難いGalaxy Z Fold/Flipシリーズ。折りたたみゆえの故障やトラブルが相次いだほか、そもそも値段が高いことも要因。しかし、3代目のGalaxy Z Fold3 5G/Flip3 5Gはそれらの弱点が解消されつつあるようだ。

大幅に価格が下がり買いやすくなった

 初代、2代目と25万円超えだったFoldシリーズ。Flipも初代は18万円超と高額で、よほどのガジェット好きでもなければ買えない製品だったが、今回は価格が下がって買いやすくなっている。

・Galaxy Z Flip3 5G 14万8896円(docomo版の価格・一括払い)

 Flipは15万円、一見すると高いかもしれないが、7月9日に発売されたXperia 1 IIIの新規一括払いの価格15万4440円と比較すると「安くなったな!」と思える(Xperiaが高い、というのはおいておこう)。Fold3は相変わらずお高いが、進化点を見たら「欲しい」と思えるはずだ。

Galaxy Z Fold3 5G/Flip 5Gの進化点

・IPX8相当の防水性能(Fold3 5G/Flip 5)

 防水対応となったのは非常に大きい。以前のモデルでは雨の日に水が入って故障する可能性があった。折りたたみ機構があるため、普通のスマートフォンより水分が侵入するリスクが大きいが、防水対応となったことで安心して使用できるようになった。

・Sペン対応(Fold3 5G)

 GalaxyといえばSペンである。これはメモ帳アプリに手書きできるだけでなく、例えば地図上に手書きメモを残すキャプチャ手書き、ジェスチャー機能、遠隔シャッター機能などで利用できるなど、非常に便利。Fold3がこれに対応したのは本当に大きい。

・進化した有機ELディスプレイ、強化されたガラス&ヒンジ(Fold3 5G/Flip 5)

 有機ELディスプレイのリフレッシュレートは120Hzで動きの早い映像もブレることなくクリアに見られる。さらに、ダイナミックリフレッシュレートにも対応しており省電力だ。ディスプレイには強度が高いことで定評のあるコーニング製の「Gorilla Glass Civtus」を採用。画面保護フィルムも前モデルから改善され、耐久性が80%以上アップした。ヒンジと外側のメタルフレーム部分には新素材のアーマーアルミニウムを採用し、強度がさらに上がっている。

・基本性能はバッチリ。5Gはミリ波にも対応(Fold3 5G/Flip 5)

 現行の最速チップセットであるSnapdragon 888を採用。5Gはミリ波とSub6に対応。指紋認証&顔認証にも対応している。

気になる点はカメラ

 カメラ性能だけは少し気になるところ。Fold3は3つのアウトカメラ(超広角、広角、望遠 各12MP)、フロントカメラ(ディスプレイ埋込式 4MP)、カバーカメラ(10MP)を搭載するが画素数が少ない。

Flip3は2つのアウトカメラ(超広角、広角 各12MP)、インカメラ(ディスプレイ埋込式 10MP)と、望遠もなく画素数も少なく寂しい限り。

 折りたたみ機能を生かしたカメラの活用法が面白いので、このスペックでも使用した際の満足度は高いかもしれない。カメラ機能を最も重視するユーザーなら、Galaxy S21を含む他のハイエンドスマホを選ぶほうが懸命だ(価格もそちらのほうが安い)。

 個人的には、Flip3 5Gは購入を検討している。開くと大画面、折りたたむとコンパクト、リング付きケースで落下の心配も少なく、アウトカメラでの自撮りやりやすそうなので意外と動画撮影向きと、個性的だ。折りたたみスマホ、みなさんも検討してみてはいかが?

コヤマタカヒロ
  • デジタルガジェット&家電ライター。大学在学中に男性ファッション誌でライターデビューした後、PCやデジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開。家電のテストと撮影のための空間、家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。米・食味鑑定士の資格を所有。モノ系以外にビジネス記事やインタビューなども手掛ける。執筆以外に企業のコンサルティングやアドバイザーなども。
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