monoの大捜査線 vol.2


お中元にゼヒ!群馬県みなかみ町の食べる傑作品図鑑!

みなかみのうまいモン!

「うまいは、みなかみ町にあり!」そんな噂を聞きつけた取材班は一路、群馬県へ。谷川岳登山、利根川でのラフティングやSAP、ブリッヂバンジー等で注目を集めるこの地で、こだわりの“みなかみ人”が届ける4つの逸品を発見したぞ!

メイドインジャパンのビーフジャーキーが
霜降りで気絶級に美味い件

 日本という国は外から入ってきたものを改良して、一段も二段もレベルを引き上げるのが得意な国だ。自動車や家電製品、カメラは言うに及ばず、農産物や食品も世界的な評価が高い。ラーメンなどは中国が発祥なのに、いまや“日本生まれ”という説が世界中の認識。

 で、ビーフジャーキーなのだが、これまでビーフジャーキーと言えば海外旅行のお土産の定番として輸入され、徐々に日本人の舌にも馴染み深い味となってきた。いまではコンビニでも安くて美味しいビーフジャーキーが買える。しかし、海外の空港免税店とかで売られているビーフジャーキーは、当たり外れが激しい。スパイスも強烈なものが多く、歯が欠けそうなくらい固いのも珍しくない。しかも、これでもかというほど大きな袋で売られていて、たいていの場合、半分も食べないうちに冷蔵庫の肥やしか、お菓子が入った引き出しの底で眠ったままになっている。外国製は歯と顎が強い人でないと、かなり手強い相手なのである。

次のページ:日本では以前から和牛ジャーキーなるものがあったが。

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