リアル爺になるな、ファンタ爺になれ! みうらじゅんさんの最新作『ファンタ爺のめざめ』が発売中!

モノ・マガジン本誌で最長期連載を誇るみうらじゅんさんの新刊が絶賛発売中! 「老いるショック」→「老けづくり」→「アウト老(ロー)」と歩んできたたみうらじゅんさんが、ついに「ファンタ爺(ジー)」に進化したぞ! 想像の翼を広げ、マイブームを追い続ける「アウト老」の記録を読めば、老後の不安が吹き飛ぶこと間違いなし!

「マイブーム」や「ゆるキャラ」の生みの親であり、独自の視点で日常をエンタメ化してきたみうらじゅんさん。既成のイメージからはみ出した老人「アウト老」を経て、たどり着いた新境地、それが最新作『ファンタ爺のめざめ』だ。

本書は、迫りくる老いという現実を妄想と笑いでコーティングし、極上のエンタメへと昇華させた一冊。洗濯物を畳みながら『銭形平次』の投げ銭の行方に思いを馳せ、66歳まで栗だと知らなかったモンブランを求めて高級店へ突撃。さらには糸井重里氏から彩色を頼まれ40年間放置していたバルタン星人のフィギュアを完成させるなど、日常の些細なきっかけから独自の「マイブーム」を爆発させていく。

沖縄のエメラルドグリーンが美しいムーンビーチで出逢ったエメラルドグリーンの人魚像

本書で特に異彩を放ち、読者を爆笑と困惑の渦に巻き込んでいるのが、日本各地の「人魚像」を巡るハンティングの旅である。人魚の肉を食べて八百歳まで生きたという「八百比丘ニ(やおびくに)」の伝説があることを知り、著者の妄想に火がつく。「人魚とは何か」「なぜここに佇んでいるのか」——。

一度火がついた好奇心は止まらない。新潟~富山からはじまり、沖縄、三重、熱海、葛飾、人形町へと旅は続く。極寒の新潟では、雪に埋もれた人魚像を掘り出し、沖縄ではセクシーは姉妹人魚像と出逢い、鳥羽水族館ではジュゴングッズを買い漁る……その姿は、まさにマーメイド・ジュン(MJ)!

奇しくも巷では『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が大ヒットしていることもあり、これは人魚ブームのビッグウェーブが来ていること、間違いなし!

真夏に汗びっしょりになりながら探した東京・北新宿の人魚像。首には花のレイがかかっていた。

「年をとったら、毎日がアニバーサリー」をモットーに、少しでも気になったモノを「マイブーム」と思い込むことによって、日常をエンタメに変えていく。これぞ現代の高齢化社会を生き抜くためのヒントが満載の1冊だ。

12月2日発売のモノ・マガジンの特集「こだわりmono語りスペシャル」にて、みうらさんのインタビューが掲載される。人魚像についてたっぷり語っていただく予定だ。お楽しみに!

『ファンタ爺のめざめ』
みうらじゅん著/文藝春秋刊

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