
2026年9月12日現在、最新号は988号。昭和から令和へと続く『モノ・マガジン』です。あと12号だせば、なんと1000号。目指せ1000号!!! ってなワケで、昭和57年に発行した創刊号から1号ずつ順繰りに見直していこうというこの企画。1000号が出るまでに終わってるのか、どうなんでしょうか。
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ハイ、これが45号の表紙です。ドーンと配されているのは「特集 鞄 KABAN らしさを演出する身近な小道具」のトビラにも登場しているフランスの子供用ランドセル。左下に小さくカラーバリエーションを並べているのもカワイイですね。
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表紙を開いて最初の広告とその次の広告は「いい映像に詳しくなる。ソニーカタログ」です。レーザービジョンプレーヤー(価格14万5000円)、ファインピッチブラックトリニトロン管採用の27型カラーモニター(26万円)、ベータ方式のビデオカセット(価格2600〜3200円)、ベータ方式のビデオデッキ(23万9800円)を続けて紹介してます。当時としては最先端。よくよく価格を見ると今の感覚より随分お高いような気がしなくもありません。電化製品の価格というのも時代によって上がったり、下がったり結構変わるもんですね。
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目次です。右ページはDENONのコンパクトディスクプレーヤー「DCD-1000」。キャッチコピーは「電源をONする。緯度が東に動く。」。んん、なんかカッコイイような気もするんだけれど、不勉強のせいか、意味がまったくわかりません。こんなに不勉強な人間が編集者なんかやってていいんでしょうか。一応AIで確認したら「『CDプレーヤーの電源を入れた瞬間、まるで自分がその演奏が行われた現地(録音場所)に一瞬でワープしたかのような、圧倒的な臨場感と空間再現力』を詩的に表現したものです。」ということでした。それと隣に座ってる人が「『電源をON』だからDENONなんじゃないですか」と言うんですよ••••••。「日本電音機製作所」を略して「電音」で「DENON」です。それくらいは知ってました。
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で、最初の記事は「LINE*UP」。17ページで29アイテムを紹介してます。今回のラインナップは、
●ラインナップ・スペシャル モノマガジンが張り巡らした、高感度アンテナから選りすぐった面白グッズをイキオイに乗って大紹介
●メッキ・マシーン 通電するモノならなんでも金ピカ、銀ピカできる成金マシーンなのだに
●ネオン・カリキュレーター スピーカー、ラジオに続くネオン管シリーズ第3弾は、意外も意外なんと電卓だった
●メダリオン・ラガーシャツ 格闘技 “ラグビー” の伝統を守る本格ユニフォーム日本上陸
●パイオニアCLD 遂に登場! パイオニアのCLD、LDもCDも使える低価格版。買い印の1番手
●ララ・バイク 新感覚スポーツビークル見参。三輪車ともローラースルーとも違うニューバイク
●キャノンT90 コンピュータ支援の多機能型一眼レフカメラTシリーズの最高峰がこれだ
●コンパクト・スピーカー新機種 コンパクトスピーカーに専用パワーアンプがついた都会派オーディオ見参
●スキーウェア “エアコム II” デッドエアの原理を応用してつくられた、まったく画期的なスキーウェア
●Think Big ソーホーからのニューアイテム。なんでもビッグサイズの面白グッズ店
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モノ・マガ ロサンゼルス支部発の「LA情報」はカラー4ページ。なんですけど、これまでと様子が違って今回は「アメリカからやってきた、ちょっぴりお洒落なリンゴ達。」。ロサンゼルスからじゃなくて、ワシントン州オカノガン・バレーからの情報でした。ページに「LA情報」と入ってないんですが、目次ではそうなってるんで、そういうことでお願いします。
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「ミリタリー・デザイン学」はカラー6ページ。その5回目は「USAF MA-1 FLYER’S JACKET」。要するにみんな大好き「MA-1」です。まあ、自慢するワケじゃないんですが、日本でのMA-1やフライトジャケットブームの火付け役となったのは弊社だって、ご存じでした? 関連書籍たくさん出してます。この記事の内容は以下の通り。
「世界中で何百万枚、何千万枚とレプリカが作られたミリタリー・クローズは、このMA-1だけだ。」
「MA-1の必要最小限度の丈が着やすさを追求した結果の回答であり、最も機能的に動ける丈だ。」
「MA-1は戦闘機と同じように究極のデザインだ。機能性を追求していくと贅肉が切り落とされ、シンプルな使いやすさがおのずと生じる」
「極端に目のつまった縫製が縫い目に多くのタックを生みだし、このタックがインナーを動かさない役目と保温の効果を上げている」
「米空軍は初期の革製ボマージャケットからMA-1にまで常に機能を追求し続けている」
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モノクロ7ページの「Super Column」。「今月はグラス・シチュエーション展、新雑誌テレコール、ミニチュアの話、お掃除ロボット、 脱臭剤付きゴミ袋の効能、ミニチュア洋服、ハレー・コメットをコンコルドから見るツアー、楽器コレクター、スケベじゃない椅子の話題。」って内容です。ニューヨークのシンク・ビッグ日本上陸の話題など」ってことです。
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今回は「OVERSEAS NEW PRODUCTS NEWS」と「WAKU WAKU WORLD」をまとめて紹介です。




「OVERSEAS NEW PRODUCTS NEWS」では「ラ1500ボルトの威力を発揮する米国警察採用電気手袋ザップ。凶悪犯をあっという間に抑制するおっそろしい武器だ」という記事ををピックアップ。
「小柄なヒーローが、2メートルもあるような大悪党をバッタバッタとやっつけるシーンはみていて胸がスッとする。これが映画ならぬ現実の世界で本当となりつつあるのだ。秘密兵器は電気手袋ザップ。右ききの人はスイッチが入れ易いように手袋を左手にはめる。相手をギュッと握った瞬間、1500ボルトの電流が身体を流れ、攻撃を抑制するだけでなく一時的に脳に衝撃を与えて攻撃察欲を減退させる。但し後遺症の恐れはないそうだ。」
現在では約380ボルトの低出力電圧に抑えられているものの、電気ショック手袋は使用されてるようです。米移民税関捜査局(ICE)への配備計画が大きく進んでるそうで、ちと怖いですね。
「WAKU WAKU WORLD」では「大手衣料メーカーも食指を動かすパンツ/スカートは、14才の女の子が考え出したデザイン。厳しい校則が生んだ創意工夫とチャレンジ精神。日本の先生方、ちょっとばかり勘違いしていませんか?」という記事が目につきました。
「最近の調査でも日本の小中学生は知識水準が高く暗記式の試験にはつよいが、応用問題など創意工夫を要する面では全くよわいことが判った。もっとも、この傾向は今にはじまったことでなく、知識は与えても勉強の仕方を教えぬ日本式教育の最大欠陥がそこにある。(改行)だから敢えて紹介したいのが写真のトレーシー・リーイちゃん(14歳)。トレーシーが通うターンパイク中学では、女生徒が校内でズポンをはくことが禁じられている。(改行)『でも、通学のときスカートでは寒いし、カンフォタブルじゃないでしょう。だからといって校則を破るわけにもいかないし、そんならあたしなりに解決策をひねり出そうと決心したの・・・・・・そして、苦心惨憺の結果、このスカート兼ズボンのデザインに成功したってわけ・・・・・・』(改行)というわけでズボン姿のトレーシーちゃん、学校に着くとボタンの操作であっという間にスカート姿に早替わり。このアイデアにさっそく大手メーカーが目をつけているとか。校則がどうのこうのと拗ねるヒマがあったら、トレーシーのように創意工夫に挑むべきだね。」
男なもんで、スカートの情報には疎いんですが、現在でも同様の商品がたくさん出てるようですね。その発端がトレーシーちゃんなのか、そこまではちょっとわかりませんでした。
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モノクロ4ページの「今月の製品テストリポート こいつを斬る!!」は「HONDA FAX2000」を扱ってます。HONDAとあるんで本田技研工業と勘違いする人もいるかもしれませんが、本多通信商事(現・本多通信工業)さんの製品です。スマホの時代から見れば••••••、なんだけど、当時にしてみればポータブルタイプのファックスなんて超画期的だったんです。絶賛されてたんです。
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そして今回のメインの特集となるのが「特集 鞄 KABAN らしさを演出する身近な小道具」。カラー23ページ、モノクロ9ページ構成です。
「外へ出かける時、遊び人や、学生なら別だが、たいていの人は、ある程度の小道具を持っているものだ。それは職業や性別によってもいろいろと違う。それらの小道具をバラバラと、手にすべて持って歩くわけにも、いかない。服のポケットに入れるという手もあるが、近頃のポケットは、ほとんど飾りの意味て付いているようで、せっかくのウェアのラインがくずれる、とまったく使わないに近い。そこで必要になるのが鞄=KABANである。この鞄、ただ必要なものを入れる機能を求められて登場したのであるが、ファッションに気を遣うのが人間としてまったくあたりまえになった現代では、りっぱに、それなりの顔を持ち主張するのである。逆にいえばその人の持つカバンによって、その人の生活がある程度わかってしまうというのが現在だ。つまり、自己主張して、自分なりの “自分らしさ” を世間に伝えるには、鞄は、重要なアイテムになったのだ。1つのカバンを選んだ時点から、あなたは、自分自身のイメージをその鞄に託して巷を往くのである。」というテーマ。内容は以下の通り。
まずはカラーページ
◎トビラ 2ページ
◎鞄の歴史 2ページ
◎人気の2社 オリジナル・バッグメーカーに聞く!! 2ページ
◎モノ・マガ推薦 トラベルパッキング・テクニック 2ページ
◎旅行鞄 2ページ
◎ボストンバッグ 2ページ
◎アタッシュケース 2ページ
◎ブリーフケース 2ページ
◎ショルダーバッグ 2ページ
◎多目的バッグ 2ページ
◎バックパック 2ページ
◎ポーチ、ウエストバッグ 1ページ
そしてモノクロページは「プロの鞄、拝見!」と題して、以下の方たちの鞄を覗かせてもらってます。
◎パイロット 1ページ
◎フィギュアスケート・インストラクター 1ページ
◎ハンター 1ページ
◎ヘア・メイク 1ページ
◎スタイリスト 1ページ
◎ビデオカメラマン 1ページ
◎ガス器具取付員 2分の1ページ
◎サラリーマン 2分の1ページ
◎郵便配達員 1ページ
◎アーミー 1ページ
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「世界の傑作品」」はカラー5ページ。今回のラインナップは「カウチン」「リーバイス」「ジャックダニエル」「キャンベル」「メルクリン」です。
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カラー1ページの「モーター・サイクル・セレクション」は「懐古的超個性派:幸福250 A型」を紹介してます。旧チェコスロバキアの名門バイクメーカー「JAWA(ヤワ)」の250ccモデルが原型といわれてるやつです。今となっては、クラシックバイク愛好家の間でカルト的な人気を誇ってます。
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「SUPER SHOPPING」はカラー4ページで「ROSENDORF/EVANS(ローゼンドルフ/エバンス)」のコートを紹介してます。動物福祉やサステナビリティの観点からリアルファーの新規製造・販売が縮小してる現在。「毛皮のコート」がお金持ちの象徴のひとつだった時代のページですね。
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「モノ・デザイン・データ・ファイル」はカラー7ページ構成。「インダストリアル・デザイナーといわれる人たちがいる。日常生活の用に供されるモノをデザインすることで、その創造性を発揮し、個性を表現し、自己を主張する人々だ。モノを通してメッセージを送り、使う人に自己の感性を訴えかける人々である。感性の時代、分衆の時代といわれ、1人1人が自分の好み、個性に合ったモノを求めるようになった。モノがただ実用に役立つだけでいいという時代は終わり、人々は自分の感性をその持ち物によって表現し始めた。デザイナーのメッセージを受け入れ、それに同意した時、そのデザインが自分の感性と一致した時、 使い手にとってグッド・デザインといえるのだろう。スポーツカーの名車ポルシェ911を生み出したF.A.ポルシェ、曲線の魔術師コラーニ、洗練されたカロッツェリアの職人ジウジアーロ、フランスの若手ビトラック、イタリアン・デザインの大御所ベリーニ、ドイツの代表的デザイナー、ブラウン社のラムズ、イギリスのデザイナー集団ペンタグラム、車の美しいフォルムと機能性を追求するサッセーノ、日本のデザイン界を代表するひとり川上元美、北欧のデザイナー、ヌルメスニエミ、フランスの小粋なデザイナー、キラン、東欧のデザインを世界に広めるスワニック、動くマシンを手がけるムート、インダストリアル・デザインの世界に新風を吹き込むダイソン、彼らはそのデザインを通しどんなメッセージを送っているのだろうか。」という内容です。
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「OTOKONO SPRING COAT」はカラー4ページ。白いコートです。これを着るってことは「絶対に汚したくない」という気持ちとの戦いでもあります。着たままじゃ、ラーメンもカレーもナポリタン、最近流行りの麻辣湯も食べられないでしょう。
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では、次回の昭和61年4月(46号)をお楽しみに!
















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