世界のショコラティエ〈PIERRE MARCOLINI(ピエール マルコリーニ)〉。日本上陸25周年を迎える2026年バレンタイン限定のこだわりチョコレートを味わってみた。

ベルギー王室御用達のチョコレートブランド「PIERRE MARCOLINI(以下、ピエール マルコリーニ)」は、2026年に日本上陸25周年を迎える。この節目を記念し、日本を深く敬愛するピエール・マルコリーニが「感謝」の想いを込めて日本のために創り上げた、日本上陸25周年限定スペシャルアソートを発売する。Bean to Bar「カカオ豆の選定からチョコレート作りまで一貫して行う」ピエール マルコリーニ。その哲学が詰まった一粒を味わってみた。

2026年、日本でのアニバーサリーイヤーを迎えるバレンタインデーには、「Merci de tout Cœur(心からありがとう)」をテーマに、日本から着想を得た15種類もの新作チョコレートをはじめ、幅広い商品ラインナップを展開する。

PIERRE MARCOLINI(ピエール マルコリーニ)

1964年ベルギー生まれ。数々の名店で修業を重ねたのち、ショコラティエとして独立し、長年の功績が認められて2015年にはベルギー王室御用達に任命された、同国を代表するショコラティエである。

「ピエール マルコリーニ」の最大の特徴は、揺るぎないカカオへのこだわり。20年以上にわたり、自らカカオ豆を選び、チョコレートづくりの全工程を手がける “Bean to Bar” に情熱を注いできた。最高品質を追求するため、毎年、希少なカカオを求めて世界中を旅し続けている。そして、ピエール マルコリーニは大の親日家としても知られている。

“和” の食材とマリアージュ

25周年記念にあたり、日本各地の素材(土・香り・色彩)をテーマにした特別コレクションを制作した。黒龍(福井県)、きな粉(大阪府)、海苔(佐賀県)、ほうじ茶(鹿児島県)、ユズ(高知県)、スダチ(徳島県)など、多彩な地域の恵みを取り入れている。これらは単なる “日本限定フレーバー” ではない。日本の土地性を深く理解し、素材それぞれの個性をチョコレートと丁寧に対話させる姿勢が表れている。ショコラティエとして、日本の素材・技・市場に対して強いリスペクトを抱き、長年にわたり真摯に向き合ってきたピエール マルコリーニの想いが込められたコレクションである。

「ピエール マルコリーニ」本人と味わう特別なアソート

日本酒、海苔、スダチ、ユズ、ほうじ茶、きな粉など「世界を旅するショコラティエ」ピエール マルコリーニが、日本を巡る中で出会い、魅了された食材を生かした特別なチョコレート。その一粒一粒を、作り手であるショコラティエ本人の想いを聞きながら試食する。なお、商品の日本語名は俳句から着想を得て名づけられている。

シチリア島産カカオがもたらす深い余韻。まずは香りを楽しむことから始めてほしい・・・それがマルコリーニ氏のアドバイスだ。焙煎した大阪府産きな粉とピスタチオのプラリネが重なり、香ばしさと洗練された味わい、そして心地よい余香が広がる一粒に仕上がっている。

サントメ島産カカオを使用した「涼風の記憶」。
徳島産スダチとミカンの風味をまとったガナッシュをミルクチョコレートで包み込んだ一粒だ。スダチならではの爽やかさとさっぱりとしたキレ、フルーティーな酸味となめらかな口当たり──異なる魅力が重なり合う二層の味わいを楽しめる。

チョコレートでは珍しい燻製カシューナッツをプラリネに仕立て、高知県産ユズピールの爽やかな甘みとカシューナッツの食感をアクセントに添えた一粒。スモーキーなアロマが広がり、甘みと塩気が心地よく調和する香ばしいチョコレートだ。

ほうじ茶ガナッシュと燻製カシューナッツのプラリネをビターチョコレートで包み込んだ一粒。鹿児島県産ほうじ茶がもつ静謐で洗練された香りを表現し、後味にはほのかな塩味が立ち上がる、砂糖ひかえめの上品なチョコレートに仕上がっている。

ホワイトチョコレートの中に、徳島県産ユズとスダチ、そして和歌山県産のミカンのキャラメルを閉じ込めた一粒。やさしい甘さに爽やかな酸味が重なり、軽やかな調和を楽しめる。

ホワイトチョコレートの中に、アズキとスミレ風味のキャラメルを閉じ込めた一粒。アズキは日本人の子ども時代の記憶、スミレはベルギー人の子ども時代の記憶、二つの郷愁をひとつに重ね、懐かしさをそっと表現している。舌の上で静かに溶け合う、上品な甘さが魅力だ。

コンゴ産カカオの力強さを生かしたビターチョコレートに、3種のナッツと、こだわりのカカオを最良のバランスでブレンドしたビターチョコレートガナッシュを重ねた一粒。ナッツとカカオの豊かな風味が重なり合い、深みのある強い個性をもつ、しっかりとした食感のダークチョコレートに仕上がっている。この一粒は本当に美味しい!

バレンタインコレクション 2026

コフレ アニヴェルセール ヴァンサンカン ジャポン
「世界を旅するショコラティエ」ピエール マルコリーニが、日本各地を巡る中で生み出した特別なアソート。越前和紙を用いた特別仕様のパッケージが、その世界観をより一層引き立てている。
価格:4968円(税込)~

コフレ ドゥ ココロ
アシンメトリーのハート型が愛らしい「クール ココロ」シリーズに、ユズやアズキなど和の食材を取り入れた新フレーバーが加わった。
価格:3132円(税込)

2000年代初頭、日本では「パティシエ=洋菓子全般の職人」という認識が一般的だった。そこにマルコリーニが “ショコラティエは独立した専門職である” という概念を持ち込み、日本の若い職人たちがショコラに特化する道を選ぶきっかけとなった。チョコレートは、実に奥深い食べ物だ。

情熱あふれる「ピエール マルコリーニ」は、斬新で時代の先を行く、先駆的かつ革新的なショコラティエである。40以上の賞を受賞し、その美味しさへの探究は、いまもなお次のステージへと進み続けている。

ピエール マルコリーニ

ねこやま大吉(N.Daikichi)
  • 昭和‐平成‐令和とグルメからファッション、ペット(猫専門)まで幅広いジャンルの情報誌を手掛ける。現在は、執筆の傍ら全国地域活性化事業の一環で、観光・地方に眠るお宝(ギアもの)ご当地グルメを全国旅取材する日々。趣味は街ネタ散歩とご当地食べ歩き。自宅は猫様の快適部屋を目指し、日々こつこつ猫部屋を造作中!!

関連記事一覧