第2回「米国大使館・ATO認定プログラム」キューバンサンド&プルドポークの名店6店舗が “認定アメリカンポークレストラン” に決定。本場アメリカンポーク食べてきたぞ。

2026年6月、在日米国大使館(東京都港区)で開催された「米国大使館・ATO認定プログラム」にて、東京・神奈川・岐阜の人気店6店舗が “認定アメリカンポークレストラン” として正式認定された。本場アメリカの味を知る大使館関係者約300名が試食・審査を行い、キューバンサンド/プルドポークの専門店が地域を代表する店として評価された。アメリカ産豚肉の魅力と、各店のこだわりが交差する “本物のアメリカンポーク体験” が、いま日本各地で広がっている。

米国食肉輸出連合会(USMEF)と在日米国大使館・農産物貿易事務所(ATO)が実施する本プログラムは、米国産豚肉・牛肉の魅力発信と国内消費促進を目的とした公式認定制度。審査を通過した店舗には、認定証と公式ロゴが授与され、店頭・販促・メニュー開発などで活用できるようになっている。

 「アメリカの高品質な農産品の魅力を日本の皆様に紹介できることを嬉しく思います」(米国大使館・農産物貿易事務所(ATO)副所長ステファニー・スワインハート氏)

審査は 2026年6月10日(キューバンサンド)/11日(プルドポーク) の2日間で実施。大使館内の調理スペースで、各店が “店舗そのままの味” を再現。審査員約300名が試食し、以下の声が寄せられた。

 「アメリカで食べる味と遜色ない」「豚肉が柔らかく、ソースの個性が魅力的」「この店のソースが一番好きだ」

和やかな雰囲気の中で行われた審査は、アメリカンポークの品質と、各店の技術力を改めて示す場となった。

【キューバンサンド部門】

キューバンサンドってなに?
ローストポーク・ハム・スイスチーズ・ピクルス・マスタードを “キューバンブレッド” に挟み、ギュッとプレスして焼くホットサンド。19世紀後半〜20世紀初頭、キューバ移民がフロリダへ持ち込んだサンドイッチが原型。

認定証と公式ロゴが授与された店舗(キューバンサンド)
① PAN(東京都大田区・京急蒲田)
本場アメリカ仕込みの製法で火入れしたポークと、香ばしいパンが特徴。キューバンサンド世界大会 2024年・2026年優勝店。京急蒲田で “世界基準のキューバンサンド” を味わえる名店。
 
② SUNSET BEER FC(東京都中野区)
クラフトビールとキューバンサンドの専門店。ローストポーク・ハム・チーズのバランスが秀逸で、テラス席の開放感も人気。中野散策と相性の良い “街のアメリカン食文化スポット”。

③ DUCK DIVE(岐阜県可児市)
低温調理で仕上げる本格派。
2023年世界大会優勝、フードトラックで東京にも出店。
岐阜から全国へ広がる “アメリカンソウルフードの旗手”。

【プルドポーク部門】

プルドポークってなに?
豚の肩肉を “低温で長時間” じっくり加熱して、ほろほろに崩れるほど柔らかくなった肉を手でほぐした料理のこと。「固い肩肉を、時間をかけて柔らかくしてほぐした、南部BBQの王道料理」。

認定証と公式ロゴが授与店舗(プルドポーク)
④ Antenna America Tokyo(東京都中央区・八重洲)
アメリカ直輸入スモーカーで火入れした米国産豚肉が主役。200種以上のアメリカ産ビールと合わせて楽しめる “本場のショールーム”。
 
⑤ BYRD’S PIZZA & RIBS(神奈川県横浜市都筑区)
アメリカ南部のBBQカルチャーを体験できるダイニング。丁寧な火入れで引き出した豚肉の旨味が際立つ。横浜で “本格アメリカンBBQ” を味わえる一軒。
 
⑥ TO.GARDEN(東京都中央区・晴海ふ頭公園)
長時間調理のプルドポークを、香ばしいパンとともに提供。公園の景観とともに楽しむ “アメリカンカジュアル体験”。

米国産豚肉の魅力
米国産豚肉は、適度な脂肪による柔らかな食感、豊かな旨味、高い栄養価(タンパク質・ビタミンB群)、厳格な安全管理体制、均一品質と安定供給を兼ね備え、世界各国で高く評価されている。

キューバンサンド・プルドポークバーガー実食!
米国食肉輸出連合会(USMEF)と在日米国大使館・農産物貿易事務所(ATO)の審査を通過した店舗、キューバンサンドの「PAN」と、プルドポークバーガーを提供する「Antenna America Tokyo」。実際に行って、その本場の味を実食取材!

本場アメリカ仕込みの製法で火入れしたポークと、香ばしいパンが特徴。キューバンサンド世界大会2024年・2026年優勝店。京急蒲田で “世界基準のキューバンサンド” を味わえる名店。

PAN OWNER
船井 真樹さん

蒲田生まれの蒲田育ち。長年勤めた飲食店を卒業後、在職中に出会ったキューンバサンドに魅せられ、単身で渡米。独学で製法をマスターした絶対味覚を持つ職人であり努力家だ。

看板商品のキューンバサンドは、まずポークの火入れが圧倒的だ。アメリカ本場仕込みの製法でじっくりと温度を入れた肉は、繊維がほどける直前の柔らかさを保ちつつ、噛むほどに旨味が滲む。脂の甘さが立ち上がり、マリネの酸味が輪郭を整える。

PANのもうひとつの武器がパンの香ばしさだ。キューバンサンド用のパンをパン屋に発注するこだわり。高温で一気にプレスされることで、表面は薄くパリッと割れ、内部はふわりと蒸気を含む。焼き目の香りがポークの旨味と重なり、口の中でひとつの “完成形” になる。

ピクルスの爽やかな酸味、マスタードの鋭いキレ。要素は多いのに、雑味がない。火入れ・圧力・香り・温度がすべて一点に収束し、世界大会を制した理由が一口で理解できる。

圧力で旨みを閉じ込めた軽やかな肉のホットサンド
PANのキューンバサンドは、カリッと焼けたパンに、ローストポークとハム、そしてチーズが溶け合い、ピクルスの酸味が後味を美しく整える。重厚なのに軽い。それは、熱と圧力によって素材の輪郭がひとつに束ねられた“圧縮された旨み”を楽しむ料理だった。

京急蒲田というローカルな街で、これほどの完成度に出会える驚き。 PANは、ただのサンドイッチ店ではなく、技術と情熱で“世界基準”を日常に落とし込む職人の店だ。

PAN
住所:東京都大田区南蒲田1‐3‐9
電話番号:(なし)
営業時間:月・金09:00~14:00、土・日・祝日09:00~15:00
店休日:火曜日、水曜日、木曜日

Antenna America Tokyo(アンテナアメリカ東京店)は、アメリカンクラフトビール専門の輸入卸会社、ナガノトレーディングが運営する直営店。2022年、東京・八重洲に旗艦店として「Antenna America Tokyo」オープン。アメリカ単国で300種類以上のクラフトビールを扱う国内最大級の品揃えと、直輸入の機材・食材で作る本格アメリカンフードを提供している。

プルドポークとは、pulled=引き裂いてほぐした豚肉。豚肩ロースの塊肉を “低温で長時間” じっくり火入れし、フォークでほぐれるほど柔らかくしたアメリカ南部発祥の伝統BBQ料理。Antenna America Tokyoでは、アメリカから輸入したオーブンで全店分のプルドポークを調理している。スモークチップもアメリカからの直輸入品と徹底している。

味付けは Antenna America Tokyo オリジナルソース。ひと口めでまず感じるのは、軽やかに立ち上がる酸味。その酸が、ほぐれた豚肉の甘みと脂のコクを引き締め、全体の輪郭をくっきりと浮かび上がらせる。ソースは決して重たくなく、むしろ肉の繊維にすっと染み込み、噛むほどに香りが層を作る。スモークの余韻と酸味のキレが交互に現れ、プルドポークの魅力を最大化する設計だ。

バンズの縁からこぼれ落ちそうなほど盛られたプルドポークが、まず視覚を圧倒する。繊維がほぐれた肉の質感は艶やかで、甘い煙の香りまで立ち上るようだ。付け合わせは潔くコールスローのみ。余計な装飾を排したその構成が、むしろ主役の存在感を際立たせている。ピクルスはスライスしてバーガーに忍ばせるのではなく、丸ごと一本をそのまま添えるスタイル。皿の端に無造作に置かれたその佇まいが、どこかアメリカ南部のダイナーを思わせる。豪快で、気取らず、食べる者に選択を委ねる “アメリカン” な流儀がここにある。

プルドポークバーガー × 生クラフトビールのペアリングは、“酸味寄りのオーロラソース × 軽めスモークのほぐし豚” という設計が、クラフトビールの香りを邪魔せずむしろ引き立てる。この最高のペアリングは想像以上に美味しい仕立てだ。

最高ブランド責任者アンドリュー バルマスさん

Antenna America Tokyo
住所:東京都中央区八重洲2‐1 八重洲地下街B1階
電話番号:03‐6262‐1906
営業時間:11:00~23:00 ・店休日:なし

取材協力:PAN/Antenna America Tokyo

米国食肉輸出連合会(USMEF)

ねこやま大吉(N.Daikichi)
  • 昭和‐平成‐令和とグルメからファッション、ペット(猫専門)まで幅広いジャンルの情報誌を手掛ける。現在は、執筆の傍ら全国地域活性化事業の一環で、観光・地方に眠るお宝(ギアもの)ご当地グルメを全国旅取材する日々。趣味は街ネタ散歩とご当地食べ歩き。自宅は猫様の快適部屋を目指し、日々こつこつ猫部屋を造作中!!

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