
2026年9月20日現在、最新号は989号。昭和から令和へと続く『モノ・マガジン』です。あと11号だせば、なんと1000号。目指せ1000号!!! ってなワケで、昭和57年に発行した創刊号から1号ずつ順繰りに見直していこうというこの企画。1000号が出るまでに終わってるのか、どうなんでしょうか。
※画像はクリックすると拡大表示されます。

ハイ、これが46号の表紙です。写真は「特集 文房具大図鑑 机(デスク)の上は多元宇宙(パラレルワールド)」のイメージです。参考までに当時の価格ですが、
タイプライター=4万5000円
アンチック時計=6800円
シーリングスタンプ=3800円
シーリングワックス=380円
インクボトル=2万円
卓上カレンダー=3万円
本=2万円
羽べン=3500円
ルーペー=4万8000円
となってます。
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表紙を開いてふたつ目の広告は「THE ISUZU TREND」です。広告代理店に勤める沢井浩二さん(28才)のライフスタイルに絡めていすゞの「ジェミニ」を紹介してます。ここで紹介されてる2代目のFFジェミニは、ジェミニシリーズの中でも特に人気があったんです。デザインを巨匠ジョルジェット・ジウジアーロが手がけてて、キャッチコピーは「街の遊撃手」。カッコイイ。
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目次です。右ページの広告はまたしてもDENONさん。コンパクトディスクプレーヤー「DCD-1500」です。キャッチコピーは「サウンドをパスポートに、僕はこの街の市民権を手にいれた。」・・・。シビレます。ついでに下のコピーも引用しときます。「ついさっき、音が終わるまで僕はその街にいた。シーンに溶け込み、確かにその空気を呼吸していた。僕のもうひとつの日常。体が覚えたプレゼンス体験。そのシーンに帰りたくなったら腕を伸ばしてリモコンに触れるだけでいい。最高級の音が、イメージの扉を開いてくれる。デジタル・クオリティ、DENON CDプレーヤー。」。
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で、最初の記事は「LINE*UP」。17ページで40アイテムを紹介してます。今回のラインナップは、
●ラインナップ・スペシャル
●チャック・イエイガー自叙伝 真のライトスタッブ “イエイガー” の人生
●アーレンス1010S・1011K モノにこだわるデザイナー集団が企画した、遊び心いっぱいの超軽量バイシクル登場
●サバイバル6パック アメリカからニューサバイバルキットが上陸、テニスボール缶と思いきや命を救う道具満杯
●チューブ型ワード・クロック オランダのホッジ・プロダクト社より、ハイテック感覚に溢れたインテリア時計登場
●ラックス LV-10219 最高のコストパフォーマンスを誇る、3系統のエンハンサー内蔵のAVアンプ
●アビレックス・シャトルスーツ 話題のスペースシャトル。彼らが着ていたスーツを今、もう一度見直してみる
●京セラ・DA-7CX セラミック技術をフルに活用したタダイマ超人気のCD決定版。泣く子はだまれ!
●GPA・システムヘルメット ニュースタイルを演出するシティ派オフローダーに提案するカラーリング革命
●タラスブルバ・アウトドアシューズ レーシングタイヤメーカーで有名なイタリア、ピレリ社が開発したリップルパターンを採用
●リズム時計工業・グラフィッククロック マルチカラーディスプレイを採用した時計の新次元。見る楽しさをもプラスしたのが魅力
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「SUPER SHOPPING」はカラー4ページで、1869年創業の老舗高級オールインクルーシブ・リゾートホテル「Mohonk Mountain House(モホンク マウンテン・ハウス)」を。「19世紀のアメリカン・ライフと自然を満喫できるリゾート」です。アメリカの国家歴史登録財(歴史的建造物)に指定されており、ニューヨーク州アップステート(ハドソンバレー地域)のニューパルツ、氷河湖であるモホンク湖畔に佇んでます。
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「ミリタリー・デザイン学」はカラー6ページ。その6回目は「McDONNEL DOUGLAS F-15 EAGLE」。リードは「現在、世界最強の戦闘機として君臨するマクダネルダグラスF-15イーグル。大面積の主翼、2枚の垂直尾翼、2次元空気取入れ口、 水滴型キャノピーなど、従来の戦闘機には見られなかった数々の特徴的な形態を持つ新時代の制空戦闘機だ。強力なパワーを秘めたターボファン・エンジンの搭載による、卓越した上昇力、ダッシュ力。その姿は、まさにアメリカの国鳥であるイーグル(鷲)の名を冠するにふさわしい。」。ステルス戦闘機の登場による世代交代で、“かつて20世紀後半に最強だった戦闘機” となっちゃってます。各見開きのキャッチを以下に引用。
「制空戦闘機としての理想を求めた、究極のデザインを持つ新技術の結晶——それがF-15だ」
「堅強なボディに描かれたエンブレムのデザインは各航空部隊の誇り、心意気を意味している」
「朝鮮戦争でMiG-15を相手にしたF-88セイバー以来、20年ぶりに登場した “戦闘機らしい戦闘機”。その形態や戦闘能力はまさに “鷲” そのものだ」
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モノクロ5ページの「Super Column」。「今月はローリング・ストーンズのお店、レカロの機能的なシート、話題作・眠れぬ夜のためにの批評、男性用ピルのお話、国鉄キップコレクター、パイプマニア、ミスタードーナツの元気がでるパック、アンティックカーの話題など。」って内容です。
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「OVERSEAS NEW PRODUCTS NEWS」では「必ず生き抜く、強い気概を心に秘めた男たちに捧げたいサバイバル・ナイフだ」という記事ををピックアップ。
「シルベスター・スタローン主演映画『ランボ ―』が封切られてから、日・米で確実にサバイバルブームが起こっている。極限状態におかれた時、『助かりたい、死にたくない』と思うのが人間の本能であるが、それをいかにして実現させるかは当人のサバイバル能力の如何にかかってくる。熱帯ジャングルに行くことなんて、一生の内にあるわけもないから関係ないと言ってしまう前に考えて欲しいのは、 私たちが生存している状況だって100バーセント確固たるものではないということ。大地震一つでひっくり返されたって不思議はないのだ。万一のことを思うとサバイバル能力を身につけておくに超したことはないわけだ。(改行)まず大切なのは少々のことではへこたれない体力。常日頃から自分に合ったトレーニング方法で頑強な身体をつくり上げることは、サバイバルを目的とするだけでなく、自身に対する自信にもつながるのだ。次に、自家の物置などに貯蔵しておく非常用品であるが、食料や衣料と一緒に保管するべき物に、一本のナイフがあげられる。切るという本来の機能だけでもあるとないでは雲泥の差だが、他に一つでも多くのプラスアルファが備わっているということは強い味方が数倍に増える様なものなのだ。(改行)サバイバルナイフ “マリンM-155” は、5ドルという価格には不相応なほど多目的使用が可能だ。ナイフの背部はノコギリと栓抜きを兼ね、尾部には方位磁石が備わっている。コンパスを外すと、ハンドルの中は空洞になっていて、防水マッチ、釣針6つ、おもり、ソーイングセットなど様々なサバイバル・キットが収納されているのだ。全長30センチのナイフを納めるシースも付随しており、それには研ぎ石までも完備されている。手元においても損のない一本だ。」
今となってはカッターナイフや小さなツールナイフ、鍵につけるようなミニナイフだって不用意にカバンに入れてちゃダメ。「正当な理由のない刃物の隠匿携帯」になっちゃいますから。
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「WAKU WAKU WORLD」では「ビューイックは1990年代にヤング市場を狙う戦略に転換しようとしている。その証拠がこのハイテク志向の “ワイルドキャット” だ」という記事が目につきました。
「毎度、各地オートショウでビジターの注目を集めるのは、一見メーカーが腕によりをかけた、その実恐る恐るあたりの気配をうかがうように出展する未来車のヒナ型である “コンセプト・カー” だが、そこに顕われるメーカーの未来戦略も見逃せない。(改行)たとえばこのほどラスベガスでベールを脱いだビユーイックのハイテク “ワイルドキャット” などはその好例。これまでビューイックが主として狙ってきた市場は、平均年齢49歳、既婚、年収3万ドル以上のいわば中年中間層。用途もファミリーカー主体で、もっぱら居住性がよくて頑丈な、ちょっぴりステータス・シンボルの満足感も味わえるような、早い話が固いだけがとりえの面白さに欠けるきらいのあるモデル。それが1990年代には一転してヤング市場も狙う方向へと戦略的転換をはかるかのような示唆に富む、写真のようなコンセプト・カーを出展したのである。デザインのほか仕掛けとして面白いのは正面を向いたまま時速が読みとれるヘッドアップ・ディスプレーのコンセプトだろう。」
この “ワイルドキャット”、1993年公開、シルヴェスター・スタローン主演のSF映画『デモリッションマン』に登場するヤツです。そして、 2022年にコンセプトカー「ワイルドキャットEV」として、名前だけですが復活してます。
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そして今回のメインの特集となるのが「特集 文房具大図鑑 机(デスク)の上は多元宇宙(パラレルワールド)」。カラー28ページ、モノクロ13ページ構成です。「古代エジプトの人々はパピルスに文字や絵を記した。いにしえの歌人は墨を摺り、筆を持って歌を詠んだ。巨匠ルノワールは油絵の具を使って、あのムーランルージュを描いた。そして、現代人はワープロで文章を打つ。人類の進歩・変化においてモノは大きな存在意義を持つ。逆説的にいえば、人類はモノの力を借りて進歩の歴史を刻んできた、ということになるだろう。なかでも文房具は日常生活のあらゆるシチュエーションに登場する “モノ” である。文字や記号や絵を他人に伝える情報の伝達道具として昔から重要な役割りを果たし続けているのだ。今、自分の机の上を見ると最新型のワーフロと、数百年の歴史を持つ鉛筆とが違和感なく並んでいる。文房具は技術の進歩に敏感であり、それでいてノスタルジックな面も、多分に残している面白い存在だ。 新しいモノへの好奇心、古いモノへのこだわり、という相反する要素が成り立つから魅かれ続けるのである。もし、今夜歴史が作られるとしたら、 机の上の文房具は間違いなく名バイプレイヤーとなることだろう・・・・・・いつもそんな感覚で文房具と接していたた。」というテーマ。内容は以下の通り。
まずはカラーページ
◎トビラ 2ページ
◎アナログ人間御用達文具 1ページ
◎デジタル人間御用達文具 1ページ
◎電子文房具 2ページ
◎(文房具の)シリーズ 2ページ
◎万年筆 2ページ
◎ボールペン 2ページ
◎シャープペン 2ページ
◎ホルダー 1ページ
◎鉛筆、シャープナー、デザイン・ペン 2ページ
◎手帳・バインダー 1ページ
◎マーカー 2ページ
◎色鉛筆、絵の具、パステル 2ページ
◎カッター 2ページ
◎エトセトラ 4ページ
そしてモノクロページは「身近な文房具を知る。」と題して、以下を紹介。
◎留める(ステープラー、パンチなど) 2ページ
◎消す(消しゴム、修正液など) 2ページ
◎メモ 2ページ
◎貼る(テープ、のり、付箋など) 2ページ
◎切る(ハサミ) 2ページ
◎キット 2ページ
◎ガス器具取付員 2分の1ページ
◎サラリーマン 2分の1ページ
◎郵便配達員 1ページ
◎アーミー 1ページ
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「特集 天体観測グッズ 目標!ハレー彗星」はモノクロ7ページ。ハレー彗星の周期は約76年。次回接近してくるのは、2061年7月頃。あと35年か〜。たぶん死んでると思います••••••、ボクは。
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「世界の傑作品」」はカラー5ページ。今回のラインナップは「フォション」「ホーナー」「バンドエイド」「TDK」「ポルシェデザイン」です。
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カラー5ページの「成功と失敗にみる市場戦略」。「MONO、モノ、有無を言わさず洪水のごとくあふれるモノでも賢い消費者は決してそこでおぼれることはない。個性を主張し始めた人々は生活を演出する。モノは演出の大事な脇役。そして人の好みは千差万別。 いったい何が売れるのか。モノの送り手は模索する。」とあるんですが、要は「ニューヨーク州ネープルズ、ここに19世紀の穀物倉庫を改造したユニークな博物館がある。インターナショナル・スーパーマーケット・アンド・ ミュージアム・オブ・ニュープロダクト。ギャラリーと雑貨屋がいっしょになったようなところだと表される。世界中から湧き出る数々の新製品、そしてかつて成功を夢見て作られ無惨にも市場競争に敗れたモノたちが柵を埋めつくしている。」という感じの博物館の紹介ですね。で、もう少し博物館の説明を引用しときます。「博物館の柵には、常時5000点の新製品と過去20年間の売れなかった商品が並んでいる。製品の種類は文字通り、種々雑多である。清涼飲料、冷凍食品、ダイエット・フード、インスタント食品といった食品、シャンプー、ヘアスプレイなどのヘアケア製品、歯みがきや石けんなどのバス用品、その他、とにかく市場に出るモノであれば何でもそろっている。過去の失敗作もいろいろ。紙オムツ、ヨーグルト・シャンプー、フライドポテト風ピーナッツ、独身者用ベビーフード風食品などさまざまだ。」。
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「男の洋酒 20セレクト」はモノクロ9ページ。「モルト・ウイスキー」「アイリッシュ・ウイスキー」「コーン・ウイスキー」「カナディアン・ウイスキー」「バーボン」「ウォッカ」「ジン」「ズブロッカ」「ラム」「テキーラ」「アルマニャック」「カルヴァドス」「マール」と並んでます。酒瓶の写真を眺めてるのって、なんだか虚しくなってきませんか。ボクだけですか?
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表4はトヨタの3代目「スカーレット ターボ」。キャッチコピーは「韋駄天ターボ」。元祖・過激派ドッカンターボとして人気がありました。ちなみに4代目のキャッチコピーは「最強のジャジャ馬」、5代目は「洗練された最終章」。
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では、次回の昭和61年5月(47号)をお楽しみに!



















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