進化系ビジネスウエアの研究:01【NEWYORKER】

近年の猛暑の中、どのようなスタイルで働くかは、ファッション性と快適性がクロスオーバーする悩ましい問題。一般的なビジネスウエアでは物足りない。これを機に進化系ビジネスウエアを採り入れ、夏を快適に過ごし、ビジネスマインドを活性化してパフォーマンスをアップせよ!

ビジネススタイルに
寄り添って61年「ニューヨーカー」で
聞く仕事服のカッティングエッジ

ここ数年は猛暑のピークが長く続き、“夏の長期化” は耐え難いものがある。特にスーツを着用するビジネスマンにとっては、シビアな問題だ。昨今はクールビズの浸透や服装規定の改定、またビジネスウエアの進化によって、スタイルも機能面も選択の幅が広がっている。

そこで今回は高品質を背景としつつも、時代の流れやトレンドを採り入れ、世のビジネスマンに支持されているブランド「ニューヨーカー」PR担当の大柿氏に、進化系ビジネスウエアについて話を聞いた。

「この時期に人気のジャケットは、袖裏や裏地を無くして薄くて軽く、気軽にサラッと羽織れ、さらにウォッシャブル仕様が主流。それが着る人に涼しさや快適さを与え、仕事のモチベーションにも繋がります」。また価格については以前よりリーズナブルで、その理由は「終日シャツで過ごしてジャケットを着ない日も増えており、素材や製法の工夫で、着る頻度が減っても見合う価格帯になっています」とコスパも上々。夏場に上着を着用しない会社も増えている。

「高通気」は低ストレス 機能系ジャケットは薄く、軽く仕上げられ、通気性に優れてサラッと羽織れる。

そこで支持されているのがビジネスシーンで使えるポロシャツ「ビズポロ」だ。「ニューヨーカーのビズポロは、吸汗速乾機能を備える生地を使用し、シャツ仕立てのため、襟も美しく、ビジネスシーンにおいてもきちんと見えるのが魅力となっています」と大柿さん。ビジネスでの着用を想定するTシャツ「DRE-T/ドレティー」は、後襟が高く設計され、ジャケットの襟が汚れにくく、肌触りも心地よく工夫が効いている。ボトムはストレッチ性に優れてウォッシャブル仕様のスラックスも充実している。

快適と好感度は「襟」がポイント 昨今、人気のビズポロ。ニューヨーカーのものは、シャツ工場で縫製をおこない、着心地と品質にこだわった逸品となっている。価格1万9800円
鹿の子素材の前開きビズポロも襟の縫製には、ドレッシーなシャツのノウハウが生かされている。価格1万6500円
ニューヨーカーのビジネスを意識したTシャツ「DRE-T/ドレティー」は、ジャケットのインナーに着用した際、襟が素肌に当たらないように、後ろ襟が高く作られているのがポイント。価格1万4300円

「イージーになり過ぎるとビジネスとしてはだらしなく見えてしまうので、ニューヨーカーとしては、機能を備えつつもきちんと見えて、仕事のモチベーションに繋がるものを提供しています。ぜひこれらを参考にしていただき、スマートかつ快適に仕事に取り組んでもらえたら嬉しい限りです」

ビジネススタイルは「楽しむ」時代 左/緩い雰囲気のあるカーディガンも襟付きなのでエレガントでスマート。 右/機能系ジャケットよりも綺麗めなサマーツイードジャケットも人気。
スタンダードなスーツは価格9万5700円~。今なら最大40%OFF! 夏のクリアランスセールが開催中。
きちんと見えても「ラク」なパンツ 快適なビズボトムス。左から価格2万5400円、2万6400円、1万9800円(いちばん右はセール価格)。
左/ウエスト部分にアジャスターゴムを備え、動きやすく快適な穿き心地。 右/ウォッシャブルのパンツはストレッチ性に優れ、様々な動きに対応可能だ。
ニューヨーカーのブランドコミュニケーショングループPR担当 大柿淳平さん。「サマービジネスアイテムは、ジャケット、パンツ、ビズポロを合わせて大体10万円程度で購入することが可能となっています」

NEWYORKER MEN 池袋東武

時代のエッセンスを取り入れたトラディショナルスタイルの提案がブランドの身上。紳士服フロアの中央に間口の広い店舗を構える。ニューヨーカータータンはブランドのシンボル。
東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店 池袋店 5F 6番地
☎03-3980-9661 午前10時~午後7時 

写真/小川賢一郎、熊谷義久 文/安室淳一、モノ・マガジン編集部

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