超合金50周年×『ゴジラ対メカゴジラ』50周年 究極MG完成!「DX超合金魂メカゴジラ1974」超速情報!:特撮ばんざい!第51回


「宇宙をとびミサイルを撃ち込む! 全身が武器の凄いゴジラが現れた!」

鮮烈なコピーとメカニックな姿で昭和の子供たちを熱狂させた初代メカゴジラ。令和の時代にも特撮キャラ屈指の人気と存在感を誇り、幾度もリメイクされ、発売された玩具も星の数。今、最高峰のメカゴジラを手に入れる時が来た!

写真/鶴田智昭(WPP) 文/モノ・マガジン編集部、高柳豊(TARKUS)

『ゴジラ対メカゴジラ』(1974)の初代メカゴジラが、徹底的に完璧な造形と光と音のギミック満載で現れた‼ 頭頂部までの高さ約270㎜。ボディ前部、下半身を中心にダイキャスト素材を使用。頭部は360度回転し、マルチカラーLEDで両目が多色点灯。銀の地肌が虹色を帯びるスペースチタニウムの輝きも表現。従来の玩具に見られるスーツを再現した造形とは一線を画し、実際にメカゴジラがロボットとして存在した場合の金属感や直線的なシャープさをイメージした造形が最高だ。誕生から50年、圧巻のメカゴジラが堂々完成‼ 

2024年5月10日に一般店頭・ネットショップ他にて予約開始予定、発売は12月予定。価格3万9600円(税込) 

TM & © TOHO CO., LTD.
※掲載画像は監修中のものです。

メカゴジラ・デザイナー
井口昭彦がやってきた!

「DX超合金魂メカゴジラ1974」発売を記念し、メカゴジラを生んだ名デザイナー・井口昭彦氏が本誌に降臨。そのデザインコンセプトや商品をご覧になった感想を語っていただいた。

ゴジラのロボットではなく「メカゴジラ」を作りました。 (井口昭彦・談)

メカゴジラのデザインに携わったのはチーフ助監督だった川北紘一の口添えだった。当時の社長だった田中友幸さんの部屋を仕事場として使わせてもらい、そこに何日も籠って10枚くらい描いたんだよ。台本にあるト書きを読み砕きながらイメージして、良い部分と悪い部分を取捨選択して修正をし続けたよ。

コンセプトとしてはゴジラ+ロボットではなく、「メカゴジラ」という新怪獣を、ゼロから考えるつもりで取り組みました。『ウルトラマンA』の超獣のように、2つのものを1つにするのとは次元が違う。もちろんメカゴジラという名前がある以上はゴジラに似せたけどね。

でもデザインしている間は不安だらけだった。安丸さんが請け負ってくれたから格好良く決まったんだよ。俺の力だけじゃ絶対に出来なかった。素晴らしい造形技師がいて、初めて生まれたキャラクターなんです。

このDX超合金魂メカゴジラは良いですね。特にどこがという事ではなく、すべてが気に入りました。フォルムを含めて文句の言いようがない。これまでメカゴジラのオモチャはいくつか見てきたけど、その中でも一番の出来栄えだと思います。

(本誌5月2日発売号より抜粋)

≪プロフィール≫
いぐち・あきひこ
 1943年6月29日長野県出身。1966年、『ウルトラマン』で円谷プロ特撮美術スタッフになり、1967年『マイティジャック』でデザイナーデビュー。以降、幾多の作品で特撮セットのプランニングおよび、人気キャラクターのデザインを手掛ける。

<さらなる情報は本誌とwebで!>

5月2日発売の『モノ・マガジン』本誌はゴジラ大特集!「DX超合金魂メカゴジラ1974」の最新情報も掲載。また、『モノ・マガジンweb』でも近日、井口昭彦氏インタビューの完全ロングバージョンなどで、「DX超合金魂メカゴジラ1974」のさらなる魅力に迫ります。本誌もwebもご期待ください‼

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