会場全体が“怪獣無法地帯”と化した!? 戦いのワンダーランドがここにある!『怪獣プロレス』浅草大会レポート:特撮ばんざい!第47回


2024年4月7日に浅草花劇場にて、『怪獣プロレス』浅草大会こと「浅草怪獣 FANTASTIC ROAR」が開催。昨年11月の旗揚げ戦から数えて第3回目となる本大会は早くも前売り券が完売。多くのファンが会場に詰め掛けて、非常に熱量の高いイベントとなった。怪獣のみならず、宇宙人、宇宙ロボット、UMA、ヒーローに加えて、新たなキャラクターが登場。さらに〈怪獣使い〉として昭和レジェンド俳優たちも魅力的なキャラクターに扮してリング上でパフォーマンスを披露。怪獣たちの戦いにドラマ性を与えた。本記事では試合レポートをお届けする。また怪獣大使オグマ役の高野浩幸さん、女王ラ・メルネイ役の萩原佐代子さんのコメントも掲載!

取材・文/今井あつし

『怪獣プロレス』公式HP

●第1試合から往年の怪獣映画を彷彿とさせる戦いに

小柄なマミトラー(左)と巨大な一つ目怪獣のギョロン(右)。

待望の『怪獣プロレス』浅草大会は、第1試合目から意表を突いた内容となった。対戦カードは巨大な一つ目が特長の大巨獣ギョロンvs小さな巨獣マミトラー。

マミトラーは小柄な怪獣で、ギョロンとの歴然とした体格差から、往年の『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』でのガバラとミニラを彷彿とさせる戦いに。ギョロンは難なくマミトラーをコーナーに追い詰めては、幾度も脳天チョップを食らわしていく。

しかし、マミトラーは可愛い見た目に反して、頭脳を活かしたトリッキーな戦法を得意とする策士タイプ。ギョロンがレフェリーに気を取られた隙を突いて、マミトラーのセコンドである蜘蛛女タランティーナがパウダー攻撃を敢行。ギョロンは目玉に多大なるダメージを負い、グロッキー状態に陥ってしまう。すかさずマミトラーは横入りエビ固めでカウント3を奪取。息の合った連携プレイで見事に勝利を飾った。

試合後、怒りが収まらないギョロンだったが、謎のケルティックハープ奏者であるNao Cumyが奏でる音色によって荒ぶる気持ちが鎮まった。

●鉄壁の宇宙ロボットにヒーローもタジタジ!

特殊な金属でコーディングされたという宇宙ロボットPO-K2(左)と、宇宙銀河戦士アンドロス(右)。

浅草プロレス・銀座プロレス提供の第2試合を経て、第3試合は宇宙ロボットPO-K2と宇宙銀河戦士アンドロスが対戦。旗揚げ戦では内部機械の不調から修理工場入りしてしまったPO-K2だが、無事にオーバーホールを終えて万全の態勢で戦いに臨む。

また前回、アンドロスのパートナーながら、宇宙から帰還を果たせず参戦が叶わなかったウルトラロビンの再登場が期待される一戦ともなった。PO-K2のセコンドである蜂女ワスパイラも「今日はロビン来るんだろうな?」と試合前からふてぶてしく挑発。

光線を放つアンドロス。生観戦では光線が見えず、映像を担当されている秋武裕介さんが編集時に合成。配信の映像で初めて可視化される。

しかし、アンドロスは「今日はどうなんだろう?」と非常に曖昧な回答。その煮え切らない態度は試合にも反映し、PO-K2にチョップやキックなどの打撃を試みるも、特殊な金属で構成されたロボットであるPO-K2には一向に効かず、逆に自分のほうが思わぬダメージを負う結果に。

起死回生として必殺技の光線を放つも、PO-K2はベムスターよろしく光線を右手に吸収してしまう。そのエネルギーを利用して強力なアッパーカットを叩き込み、続けざまにボディプレスを食らわせて勝利。完膚なきまでにアンドロスを敗北へと追いやった。結局、ウルトラロビンも姿を現すことはなく、アンドロスは自身の不甲斐なさを棚に上げて、「これで地球の平和は守られたから」と嘯くしかなかった。

PO-K2はロボットだが、徐々に感情が芽生えたのか。勝利のダンスを披露。セコンドの蜂女ワスパイラが不甲斐なく負けてしまったアンドロスを詰る。

●宇宙人とM.I.B.の前に現れたのは日本古来の妖怪!?

奇声を上げて試合を盛り上げる甲府星人(真ん中)。そのセコンドとして怪しいパフォーマンスを見せるガルロスM.I.B.(右)。そして今回甲府星人とタッグを組んだMr.U.S.A.(左)。

第4試合は、都市伝説で有名な甲府事件(1975年に山梨県甲府市で目撃された宇宙人)をモチーフにした甲府星人がガルロスM.I.B.に伴われて登場。M.I.B.は宇宙人目撃者の記憶を改竄する謎のエージェントで、試合前に「甲府星人は地球のプロレスに興味を持ってしまったんだ」と『怪獣プロレス』に参戦した経緯を説明。

今回、甲府星人とコンビを組むのは、第二次大戦時に米国の極秘計画によって身体能力を極限まで高めた秘密兵士ことMr. U.S.A.。

真ん中でマイクを手にしている青い髪の女性は、怪鳥カタガラスと共に今回初登場のプリンセスミナモト(高橋茉里奈)。銀河共和国の使者であり、カタガラス(と犬面人)のセコンドにつく。

対戦するのは、狂犬と言うべき獰猛なキャラクターの犬面人と、本日初登場を果たした怪鳥カタガラス。カタガラスはカラス天狗のような姿をしており、巨大で鋭利なクチバシがインパクトを放っている。正体は中世日本で牛若丸に武術を教えた山伏とも言われ、解説アナウンス部の山口敏太郎さんと中沢健さんはUMA研究家の立場から、「日本神話に登場する八咫烏の可能性も捨てきれない」とも言及。いずれにしても、その佇まいから威厳すら感じさせる。

試合中もカタガラスは見た目通り俊敏な動きで甲府星人&U.S.A.コンビを翻弄。確かなテクニックと得意の空中殺法で試合をリードしていく。また犬面人も場外へと雪崩れ込んでラフファイトを展開。最後はトップロープから繰り出したカタガラスのムーンサルトプレスが甲府星人に華麗に決まり、フィニッシュ。

エプロン越しの甲府星人に強烈な飛び蹴りを放つカタガラス。甲府星人も負けじとビッグブーツで奮闘するが……。

●昭和レジェンド俳優たちによるヒリヒリする舌戦

本大会のパンフレット。表紙は「ヒバゴン対ブルゲーター」戦を大きくフィーチャーした、往年の怪獣映画風のデザイン。

セミファイナルは、本大会のパンフレットの表紙でも大きく取り上げられた「ヒバゴン対ブルゲーター」戦。類人猿らしい野性味溢れるヒバゴンと、背ビレと尻尾を生やした正統派怪獣のブルゲーターとの一騎討ちは、『怪獣プロレス』の中でも屈指のモンスターバトルが期待された。

ブルゲーターを使役するのは『ウルトラマン80』などで有名な萩原佐代子さん演じるラ・メルネイ。マルチバースから来訪した存在で、その優雅な身のこなしはまさに悪の女王として貫禄十分。今回参戦した理由も「賞金をゲットするため」と言い切り、「なぜ宇宙一の大怪獣ブルゲーターが、あのような猿もどきと戦わねばならぬのだ。理解ができん!」と一喝。

ブルゲーターを使役する女王ラ・メルネイ。演じるのは『ウルトラマン80』や『科学戦隊ダイナマン』などの萩原佐代子さん。傍らの黒い怪人は宇宙ハンターBLASで、利害関係の一致からラ・メルネイとブルゲーターをサポートすることに。

一方、ヒバゴンと心を通わせる怪獣大使オグマは、「お前らみたいに金のために戦ってる怪獣はこの地球上にはいねえんだよ!」と吼える。オグマは未確認生物と話すことが出来る男。演じる高野浩幸さんの熱意もあって、「もっと大事なのはハートだ!」という言葉に、これ以上ない説得力が伴っている。

試合前からリング上でラ・ネルネイとオグマの舌戦が繰り広げられ、異常な盛り上がりで雰囲気を高めた。

ヒバゴンを伴ってリングインした怪獣大使オグマ。怪獣たちと話すことが出来るという設定。演者の高野浩幸さんの迫真あるパフォーマンスで、怪獣愛が炸裂したキャラクターとなっている。

●令和のキングコング対ゴジラ!? 会場はもはや怪獣無法地帯と化した!

ブルゲーターの腕に嚙みつくヒバゴン。2頭とも2メートル近くもある巨体の持ち主で、リング狭しと大暴れ。迫力ある試合となった。

予想通り2頭の戦いは冒頭から早くも乱戦状態に。リングから場外、そして客席へと雪崩れ込み、もはや会場全体が怪獣無法地帯と化す。観客たちも逃げ惑うしかなく、収拾がつかない中、場外カウント20によって試合終了が告げられる。だが、『怪獣プロレス』は通常のプロレスとは異なり、場外カウントのルールは適合しないことが判明。試合は続行されることに。

リング上に戻ると、怪獣らしいパワー溢れる試合が展開されていった。チョップの乱打でブルゲーターをコーナーに追い詰めたヒバゴンだが、顔面に強烈なビッグブートを喰らってしまう。さらに近くにいたレフェリーがヒバゴンの攻撃に巻き込こまれてしまい、別のレフェリーと交代。戦いの行方は予想もつかない方向へと舵を大きく切った。

最終的に再度場外乱闘が演じられた後、先にリングに戻ったブルゲーターが卑怯にもリング下のヒバゴンを踏みつける。その執拗な攻撃にレフェリーは慌ててストップをかけるが、ブルゲーターは非情にもハンマーパンチでレフェリーを暴行。この逸脱行為によって、とうとうブルゲーターに反則負けが告げられた。

リングに上がろうとするヒバゴンを執拗に踏みつけるブルゲーター。暴走に次ぐ暴走により反則負けとなってしまった。

この結果に納得がいかず、「全く意味が分からない!」と声を荒げるラ・メルネイ。オグマは「これからも俺と二人で愛と平和と正義と友情でこの地球を守っていくぞ!」とヒバゴンと友情のバロムクロスを交わし、往年の『超人・バロム1』を彷彿とさせる姿でファンを喜ばせた。

オグマ役の高野浩幸さんはかつて『超人バロム・1』で主役の一人、白鳥健太郎を演じた。ヒバゴンとの友情が今回の勝利を引き寄せたと言える。52年振りに正義と友情のバロムクロス!

●佐々木剛さん演じる地獄博士が使わしたモンスターにバッタ型改造人間!?

雷神矢口の入場シーン。エスパー清田(清田益章)が舞いを踊って、雷神矢口をリングに召喚。不思議なパワーを授ける。また試合中、リング下で清田がマントラを唱えて矢口を援護する場面も。

メインイベントは『怪獣プロレス』主宰者である雷神矢口と、佐々木剛さん演じる地獄博士が生み出したバイオモンスターであるキラーゴロゴが対決。『怪獣プロレス』は矢口と地獄博士の戦いが主軸であり、この二人の間には浅からぬ因縁が横たわる。

会場モニターを電波ジャックして登場する地獄博士。演じるのは『仮面ライダー』一文字隼人こと佐々木剛さん。不気味な実験室からバイオモンスター・キラーゴロゴに雷神矢口の抹殺を指示。

地獄博士の息子の花房五郎はかつて某プロレス団体に所属していたが、将来性が見出されず矢口によって解雇されてしまう。キラーゴロゴは五郎のDNAから作られた、五郎のアバターとも言うべき存在。試合直前、会場の巨大モニターに電波ジャックした地獄博士が映し出され、「覚悟して挑戦を受けろよ!」と矢口に改めて宣戦布告。

試合序盤からキラーゴロゴが得意技のベアハッグで矢口を捕らえる。ヘビー級同士の迫力ある戦いが展開されるが、突然、バッタ型改造人間風のマスクを被った謎の人物が登場。

得意技のベアハッグで雷神矢口を締め上げるキラーゴロゴ。試合序盤からペースを握る。

彼こそ矢口によってレスラーの道を断たれ、廃人同然と化したとされる花房五郎その人。地獄博士が「我が息子、花房五郎がどうしてもお前のやられる姿を見たいと言ってな!」と衝撃の告白。うろたえる矢口にゴロゴと五郎が二人がかりで攻撃。絶体絶命の危機に陥った矢口を救ったのは、先ほどの試合で勝利を収めたヒバゴンとオグマ。このまさかの展開から試合は急遽、「矢口&ヒバゴンvsゴロゴ&五郎」のタッグマッチへと変更になった。

バッタ型の改造人間風のマスクを被った謎の男。正体は佐々木剛さん演じる地獄博士の息子・花房五郎で、矢口に引導を渡すために姿を表した。

●連携プレイで追い詰めるも、あと一歩のところで及ばず

雷神矢口のピンチに駆け付けたヒバゴンと怪獣大使オグマ。ヒバゴンはアイアンクローでキラーゴロゴをねじ伏せる。

矢口は重量感のあるバックドロップをゴロゴに見舞うと、ヒバゴンもスピアーやSTOなど、自身の体格とパワーを活かした大技を連発。攻撃の手を緩めず果敢に攻め込んでいく。ダブルブレーンバスター、ダブルショルダータックルと連携プレイもバッチリだ。

矢口をコーナーに追い詰めて追撃するキラーゴロゴ。しかし、矢口は重量感溢れるバックドロップを繰り出した。あと一息で勝利に思えたが……。

しかし、ヒバゴンのラリアットが矢口に誤爆し、そこから形勢が逆転。水を浴びせてヒバゴンを無力化させた五郎。矢口をブレーンバスターでマットに叩きつけると、ゴルゴはその隙を逃さず、ハルク・ホーガンばりのギロチンドロップで矢口をKOに追い込んでしまった。

キラーゴロゴのダイナミックな大技ギロチンドロップが、非情にも雷神矢口の首元に突き刺さった。

試合後、矢口はマイクを取ると、息も絶え絶えながら「もっともっと生きたかった友がいる。だから、俺は地べたに這いつくばってても、泥水を飲んででも、この世を生き抜かなきゃいけないんだよ!」と改めて決意を述べる。

「そして世界中の人たちに笑顔を、愛を伝えないといけない。そのために俺はなにがなんでも、どんなことをしてでも生き抜いてやる!」

かつてインディーズ界で活躍されながらも8年前にこの世を去ったハヤブサさん、そして今年3月10日に50歳という若さで惜しくも逝去された吉江豊さん(『怪獣プロレス』では宇宙怪獣キングマントラを演じた)と、盟友のプロレスラーたちへの想いを叫んだ。

亡き盟友たちへの想いを吐露する雷神矢口。そう、立ち止まってはいられない。たとえ道は険しくても、『怪獣プロレス』は前を向いて突き進んでいく!

どの試合も見どころが多く、怪獣らしい破天荒さとプロレスならではの迫力に満ちた内容となった。ラストは波乱に富んだ結末を迎えたものの、壮大な大河ドラマとして見た場合、それはさらなる展開を期待させる幕開けとも言えるだろう。『怪獣プロレス』は今後も目が離せない!

試合後、怪獣大使オグマこと高野浩幸さん、女王ラ・メルネイの萩原佐代子さんにそれぞれコメントをいただいたので、以下に掲載。

●エンターテイメントとして怪獣たちと寄り添う 高野浩幸さんのコメント

・怪獣大使オグマ役 高野浩幸さんのコメント

『怪獣プロレス』と関わるようになったキッカケは特殊造型工房マーミットの社長、赤松和光さんですね。僕がかつて演じた特撮キャラクターのフィギュアを赤松さんが制作することになって、赤松さんとやりとりしている中で矢口さんをご紹介していただきました。
私は小さい時から役者をやっているので、変わった役柄でも自然体でこなすことができるんです。特にウルトラマンシリーズでは『ウルトラセブン』のペロリンガ星人、『ウルトラマンティガ』のキリエル人、さらに『ウルトラマンタイガ』で再度ペロリンガ星人を演じました。昭和・平成・令和とシリーズを通して、それぞれの年代で敵役の宇宙人を演じたのは私だけではないでしょうか? 面白いことに円谷プロでは悪役なのに、東映の『超人バロム・1』ではヒーローを演じているんですよね。

『怪獣プロレス』での怪獣大使オグマという役は言葉を発しない怪獣と芝居をして、観客の情感を呼び起こす面白さがある。もちろんメインはプロレスだけど、そこにはちゃんと「なぜ怪獣たちは戦うのか?」というドラマが描かれている。矢口さんが昔からやりたかった世界観にいろんな人たちが集まって、1つのエンターテイメントとして大会のたびにその世界が広がりつつありますよね。その一員として参加させていただいていることは本当に有り難いことだと思っています。

高野浩幸(たかの・ひろゆき)
俳優。1961年生まれ。子役時代から活躍し、1972年の『超人バロム・1』では主役の1人・白鳥健太郎を演じた。また『ウルトラセブン』(67年)、『ウルトラマンティガ』(96年)、『ウルトラマンタイガ』(19年)などの特撮作品にも出演。代表作に寺山修司監督作品『田園に死す』(74年)、NHK少年ドラマシリーズ『なぞの転校生』(75年)など、古き良き昭和のTVドラマや映画などに多数出演。

●夢はプロレスラーだった!? 萩原佐代子さんコメント

・女王ラ・メルネイ役 萩原佐代子さんのコメント

東久留米の地域ラジオに出演した際に雷神矢口さんと知り合いまして、「ウルトラマンが好きです」と仰ってくださったんです。それで「『怪獣プロレス』を立ち上げるので、ぜひ出てくれませんか?」と誘われました。

私が中学生の時に女子プロレスのビューティー・ペアがすごくブームで、特にジャッキー佐藤さんのファンでした。一時期は「モデルになろうか、それともプロレスラーになろうか」と迷っていたぐらいなんですよ。だから、プロレスのオファーは心から嬉しかったです。

11月の旗揚げ戦で初めてラ・メルネイとしてリングに立ちました。リハーサルをせずに、いきなり本番だったんですけど、もう血沸き肉躍りましたね。

私にとって『怪獣プロレス』は『宇宙戦艦ヤマト』みたいな感じかな。雷神矢口さんが「愛と正義を伝える団体にしたい」と仰っていて、その目的に向かってみんなが一生懸命一歩ずつ確実に進めていっている。

『怪獣プロレス』は特撮に通じる面白さに満ちあふれていますね。私が過去に出演した『ウルトラマン80』『科学戦隊ダイナマン』『超新星フラッシュマン』は人生の宝物です。過去にヒーローを演じた経験によって、私自身が助けられたことがたくさんありますから。本当に皆様のおかげですね。だから、いつまでも『怪獣プロレス』に乗り組ませていただく所存です。

萩原佐代子(はぎわら・さよこ)
高校時代からモデルとして活躍し、カネボウレディサマーキャンペーンガールを務める。TVドラマ『俺んちものがたり!』(80年)で俳優デビュー。81年に『ウルトラマン80』の星涼子役で出演。『科学戦隊ダイナマン』(83年)に立花レイ役、『超新星フラッシュマン』(86年)にレー・ネフェル役として出演

今井あつし(いまい・あつし)
編集・ライター。エッセイ漫画家まんきつ先生、かどなしまる先生のトークイベント司会、批評家・切通理作のYouTubeチャンネル『切通理作のやはり言うしかない』撮影・編集・聴き手を務める。

『怪獣プロレス』公式HP

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