コロンビアが挑む、いまどきのヘヴィデューティ


テクノロジーを駆使した確かなモノづくりで世界中のアウトドアズマンから支持される「コロンビア」から本物志向の傑作ギアが誕生! アウトドアライフに何かと役立つハイスペック機能をご覧あれ!

これぞヘヴィデューティ!コレが「コロンビア」だ!

アウトドアブームがようやく落ち着きを取り戻した昨今、まだまだハイキングやキャンプを楽しんだり、街着としてアウトドアウエアを着用したり、さまざまなシーンでアウトドアアイテムは我々のライフスタイルに不可欠なモノとして重宝されている。但し、気を付けなければならないのは名ばかりのモノ。ノンブランドまたはブランドの名を借りたアウトドアっぽいアイテム。例えそれが家の中やコンビニスタイルだからと言って妥協するのは如何なものか……。

多分後悔することになるので注意が必要だ。実際に使ったり、着てみればその差は歴然なので体験す
るのも悪くない(笑)。価格が高ければ良いってものでもない。例えばちょっとした雨なら分かりにくいが,どしゃぶりの雨の中、バックパックもシューズもずぶ濡れ。中まで水が浸み込んで大変な目に遭った経験はないだろうか? 完全防水とまでは言わないが、ある程度の雨をしのげる機能は必要だ。70年代後半に巻き起こったヘヴィデューティブームのど真ん中で青春を謳歌した筆者が、自信をもってお送りするのが「コロンビア」の新作バックパック&シューズ。

その機能は70年代とは比較にならない進歩を遂げている。本物志向でありながら、決してオーバースペックではないハイスペックな機能がなんとも使いやすい点も◎。アウトドアのガチ勢はもちろん、ハイキングやキャンプなどを楽しむライト派にもオススメしたい「コロンビア」の本気が詰め込まれた最新ギア。しかもこのテクノロジーを搭載しつつコストパフォーマンスまでも実現。「コロンビア」が誇る最強ギアと言っても過言ではない!

コロンビアならではのテクノロジーが満載アウトドアライフを快適に

アウトドアギアと言っても用途は千差万別。本気の山登りから低山登山やハイキング、またはキャンプにも対応するハイスペックモデルが◎。登山ガイドでありコロンビアアンバサダーも務める伊藤伴さんと一緒にそのこだわりを紐解く。

コロンビア
ワイルドウッド
EXP 50ℓ+10ℓ
バックパック
価格2万9700円

素材/Shell 1:210D Robic Xgrid WH Extreema R/S(ナイロン93%、ポリエチレン7%)× Shell 2:VX-21 X-Pac(ナイロン60%、ポリエステル40%)× Shell 3:420D HDOX(ナイロン 100%) サイズ/高さ59×幅31×奥行20㎝ 重量/1690g 容量/50+10ℓ

50+10ℓという大容量を誇る本物志向のバックパックでありながら、これほどスマートなフォルムを実現できたのは、今まで「コロンビア」が育んできたテクノロジーの賜物なのだろう。ボトムやトップ部分には優れた耐久性と防水効果を持つ3層生地「X-Pac」を採用。また荷物の量に応じて拡張できるトップスカートと高さを調節できる雨蓋をセット。

その雨蓋の裏側にはファスナー付きのセキュリティポケットとキーフックを配している。筆者のような昔ながらのヘヴィデューティ好きにとっては、かゆいところに手が届いたディテールや機能に感服。ひと昔前だったらとにかく重くてゴワゴワしていたバックパックのハイエンドモデル。実はコロンビアアンバサダーの伊藤伴さんがこのバックパックのプロトタイプでさまざまなアクティビティで試してみたというシロモノ。実際に使った彼がアドバイスやアイデアを散りばめたこのバックパック。使い勝手はお墨付きと言っても過言ではない!

白い格子状が特長的な強度の高い素材「Extreema」をボディに採用。目を凝らしてみると格子の中はブレースで補強されているのが見える。「コロンビア」のこだわりが垣間見える。
雨蓋を開閉すると風飛び防止ベルト付きレインカバーがもれなくセットされている。実際に使うときに迷うことなくサッと取り出せるので便利。何気ない配慮はさすがのひと言。
フロントにある大きいメッシュポケットは伸縮性もあるので、レインジャケットなどを丸めて収納したり、出し入れの激しいマップなどを入れておくのにも重宝する。
サイドポケットはトレッキングポールホルダーとして最適な深さで使いやすい。逆側は深めのメッシュポケットとなっておりマルチパーパスとして使える!
テント泊に必要なギアを外付けできる長めのサイドコンプレッションストラップ。折りたたみ式のマットレスやブランケットはもちろん、コンパクトなフォルディングチェアも簡単にセットできる!
ハイドレーションシステムの穴のサイズを大きく広げたのはアドバイザーの伊藤さんのアイデア。「冬では凍結防止のためにハイドレーションチューブにカバーをかけるため」とのこと。なるほど!
背中全体をしっかりと支え、より体の動きに追従し快適な背負い心地を実現した背面フレーム。各パッドも厚めになっているので肩にかかる負担やストレスも軽減してくれる。
メインコンパートメントはセパレート収納も可能な可変式の2 気質構造。内側にオープンポケット。大きく開閉するボトムファスナーで荷物の出し入れもイージーアクセス可能!

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コロンビア
セイバー ファイブミッド
アウトドライ
価格1万5950円

ハイキングはもちろん、フェスやキャンプなどさまざまなアウトドアアクティビティを楽しむときにオススメなのが「セイバーファイブミッドアウトドライ」。実はほぼ同スペックのローカットタイプもあるのだが、モノマガ的には足首のサポート力が高いミッドカットタイプ推し(笑)。悪天候などさまざまな環境や路面コンディションでも高いパフォーマンスを発揮。グリップ力やクッション性、快適性にも優れた防水ハイキングシューズと伊藤さんは語る。またこれからの季節において、タウンユースでも雨の日やゲリラ豪雨対策として使えるのも◎。一般的な防水シューズはアッパーと防水透湿メンブレンの間の隙間に水が溜まり、透湿機能が低下。総重量も増加するってわけ。でも「セイバーファイブミッドアウトドライ」は、その問題をなんと解決(下イラスト参照)。こだわり満載の「コロンビア」のテクノロジーがまたひとつアウトドアライフを豊かなモノにしてくれた!

「アウトドライ」は一般的な防水とは異なりアッパー生地の内側に防水透湿メンブレンを直接ラミネートすることにより、靴が水を溜め込まず透湿性や軽量性を損なわないのが特長。
「コロンビア」独自の防水透湿機能「アウトドライ」が、水の侵入を防ぎながらも、ムレを逃がし、シューズ内を快適に保ってくれる。雨の日もゲリラ豪雨もこれなら安心だ!
アッパーには砂や小石が入りにくい目の細かいメッシュ素材を採用。ほぼ同色のシンプルなカラーリングなので着る服を選ばずコーディネイトがしやすいのも特長。
ソールには耐久性とグリップ力に優れた「アダプトトラックス」を使用。濡れた路面や泥など厳しい路面コンディションでも高いパフーマンスを発揮してくれるのが最大の特長!
ミッドソールには、少ない力で踏み出せる優れた反発力のある「テックライトプラス」を採用。優れたエナジーリターンと耐久性でさまざまな環境で安定した歩行をサポート!

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コロンビアとは?

「コロンビア」は1938年にアメリカオレゴン州ポートランドで誕生した総合アウトドアブランド。オリジナルテクノロジーを搭載した快適なウエアやギアの開発に注力し、ひとりでも多くの人たちにアウトドアへ出かける楽しみを提供し続けている。代表的なアイテムとしては初期の「マルチポケットフィッシングベスト」や、インターチェンジシステムの採用によりブランドの地位を確固たるものにした「バガブーパーカ」などがある!

コロンビア
エンジョイマウンテンライフ
ソフトシェルジャケット
価格1万5400円

防風性と通気性を兼ね備え、ムレを防ぎドライな着心地を実現した「コロンビア」人気のソフトシェルジャケット。小雨程度であれば弾くコロンビア独自の撥水機能「オムニシールド」搭載。4wayストレッチ素材の優れたストレッチ性とキックバック性で着心地も◎!

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コロンビア
エンジョイマウンテンライフ
ソフトシェルパンツ

価格1万3200円

小雨を弾く、撥水機能「オムニシールド」、紫外線から肌を守るサンプロテクション機能「オムニシェイド」など、登山時に必要な機能性も充実。腰元は程よくゆとりをもたせ、膝下から足元に向かって細くすっきりとしたテーパードシルエットで穿き心地も抜群。

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登山ガイド/コロンビアアンバサダー
伊藤 伴さん

中学3 年でモンブラン(4810m)、高校3 年でロブチェ・イースト(6119m)、大学3 年でエベレスト(8848m)とローツェ(8516m)に、いずれも国際山岳ガイド近藤謙司さんのガイドで登頂。日本山岳ガイド協会認定登山ガイドの資格を持っている。

問い合わせ先 
コロンビアスポーツウェアジャパン
0120-193-803

写真/青木健格(WPP) 文/モノ・マガジン編集部 撮影協力/BESS

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