お酒博士・橋口孝司の酒千夜Vol.26
イベントレポート「TALISKER Wilderness Bar(タリスカー ウィルダネス バー)」&テイスティングセミナー


★今回おすすめのお酒
「タリスカー スパイシーハイボール」

ウルカムドリンクとして提供されたハイボールは、「タリスカー」に燻製ペッパーを振りかけたハイボール。海潮のような風味と黒胡椒の香味が特徴のタリスカーにベストマッチングです。

■六本木ヒルズで開催!「TALISKER Wilderness Bar(タリスカー ウィルダネス バー)」

シングルモルトスコッチウイスキー「タリスカー」の生まれ故郷であるスコットランド・スカイ島の自然を体験できるスペシャルイベント「TALISKER Wilderness Bar(タリスカー ウィルダネス バー)」が、東京・六本木ヒルズの大屋根プラザで、2023年9月22日(金)から24日(日)の3日間限定で開催されました。

今回は、一般公開前にイベント会場で行われた業界関係者向けテイスティングセミナーの様子をレポートします。

受付ではウェルカムドリンクとしてタリスカー10年のハイボールに燻製した黒胡椒をかけた「タリスカー スパイシーハイボール」とイベントでも提供される「BBQビーフブロシェット」をいただきました。ブロシェットは、とってもやわらかいお肉とズッキーニの組み合わせで、とても美味しかったです。

イベントでは、タリスカー各種(10年、ストーム、ポートリー、25年、ディスティラーズ エディション、ワイルダー・シーズ)と、タリスカーにぴったりの肉料理として、BBQビーフ ブロシェット、グリルドビーフバーガー、ビーフロティ スモークシーソルトなど、肉料理との組み合わせを愉しめるオリジナルフードメニューが提供されるとの事でした。

都会の中心にいながら、スカイ島の荒々しい自然や潮風とともタリスカーを愉しめるとの事で、会場は樹木や海をイメージしたディスプレイがたくさんあって、自然豊かなスカイ島のイメージが演出されていました。

※お水を提供しているジャグもタリスカー仕様になっていました。なんだかこんなユーモアも楽しい(笑)

イベント前でしたので、実際に提供されるドリンクやフード、オリジナルグッズの販売、水中写真家とMHDシングルモルトアンバサダーによるトークショーを見ることはできなかったのですが、タリスカーについての紹介とタリスカー4種類(10年、ストーム、ポートリー、ワイルダー・シーズ)のテイスティングをすることができました。MHDシングルモルトアンバサダーのロバート・(ボブ)ストックウェルさんによる商品説明を聞きながら飲み比べ。

■新発売「タリスカー ワイルダー・シーズ」を体験!

※出典:公式プレスリリース

海洋環境保護団体「PARLEY FOR THE OCEANS(パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ)」とコラボレーションした限定ボトル「タリスカー ワイルダー・シーズ」が2023年9月22日に発売されました。

セミナーでは、この新商品もテイスティングすることができて、ウイスキーに関する詳しい紹介も伺うことができました。

●サステイナブル

限定品「タリスカー・ワイルダー・シーズ」はクリーンエネルギーと100%リサイクル素材で製造したボトルを採用しています。環境への配慮から外箱を廃止し、1本購入されるごとに3ポンド(約500円)がPARLEYに寄付されます。海洋環境の保全・保護活動の支援につながる、海に育まれたタリスカーならではのサステイナブルな限定商品なのです。

タリスカーは2020年10月からPARLEYとパートナーシップを結び、2023年までに世界中1億平方メートルの海洋生態系の保全・保護を目標に、海洋生態系の研究・海洋研究と保護活動への支援・募金活動といった様々な取り組みを行っています。

※リサイクルボトルなので色が異なることもあるそう
※会場で提供されていたプラスチックカップもバイオマスマーク付きという徹底ぶり

●タリスカー初のコニャック樽での追加熟成

タリスカーとして初めてコニャック樽で追加熟成しているという点も興味深いポイントです。

レーズンやイチジクのようなフルーティーさと、タリスカーならではの黒胡椒のスパイシーな風味が融合した、スモーキーで芳醇な味わいです。

【テイスティングノート】公式発表

・香り:ドライフルーツ入りの大麦パンのような、芳醇だが柔らかくドライな印象。ミネラル感、潮風、塩の結晶、航海中の木製の船。そして果実味のあるワイン、パイプタバコ。加水するとスモーキーさが際立つ。
・味わい:クリーミーで滑らかな口当たりで、芳醇な甘み、潮風、スモーキー、フルーティー。レーズンとイチジクの青々とした甘み、黒胡椒のスパイス、芳醇でスモーキーな力強さ。加水するとわずかに甘く、フルーティーになり、再び熟したイチジク、スパイシーさが立ち上がる。
・フィニッシュ:長く、温かく、軽くドライ。そして黒胡椒、魅力的な果実味溢れるスモーキーな後味。
・色合い:赤い輝きを放つ深い琥珀色。

●タリスカー・ワイルダー・シーズ商品詳細

商品名:タリスカー ワイルダー・シーズ
容量:700ml
アルコール度数:48.6%
発売日:2023年9月22日(金)
価格:1万890円(税込)

取り扱いEC
※本商品は業務店向けを除き、下記EC限定販売です。
Amazon
成城石井
ビック酒販(ビックカメラ・ドットコム)
リカーマウンテン

今回も(!?)営業担当のHさんとお会いできました。相変わらずパワフルな営業マンです。

■タリスカーの魅力

最後になりましたが、タリスカーについてご紹介します。タリスカー蒸溜所は、スコットランド・スカイ島ロッホ ハーポートの入り江にあります。1830年に開業したスカイ島で最も歴史ある蒸溜所です。1997年からは英国ディアジオ社の所有となっています。

「タリスカー」という名前は、創業者であるマカスキル兄弟が蒸溜所建設中に滞在した「タリスカー・ハウス」にちなんで名付けられたといわれています。古代ノース語(バイキングの言葉)で“Thalas Gair(傾いた大岩)”という意味があります。

『宝島』の著者でもあるロバート・ルイス・スチーブンソンに「King of Drinks(酒の王様)」と呼ばれ愛飲されたという逸話も有名です。

「ミストアイランド(霧の島)」と呼ばれる自然環境の厳しいスカイ島で造られているタリスカーは、まるで海の潮風を味わっているかのような風味と力強い黒胡椒の香味が特長です。タリスカーのすべてのラベルに書かれている「MADE BY THE SEA」は、スカイ島の厳しくも美しい自然、海への深い感謝とともに、スカイ島の自然をまさに体現したシングルモルトであることを示す言葉なのです。

●タリスカー公式サイトはこちら

  • 株式会社ホスピタリティバンク代表取締役 ホテルバーテンダーから料飲支配人、新規ホテル開業準備室長、運営などをてがけ26年間ホテルに勤務。2008年より株式会社ホスピタリティバンク代表取締役に就任。バー開業コンサルティングなどを手がけ酒類関連団体の顧問、理事を歴任し国内外で講演、セミナーを行っている。ウイスキーバープロデュース・運営(2017-2019)を行う。 シャンパーニュ騎士団「シュバリエ」、ベルギービールプロフェッサー、日本伝統濁酒学博士などの称号を持つ。 2015年からは「橋口孝司 燻製料理とお酒の教室」にてセミナーの開催や、ウイスキーを愉しむイベント「ザ・シークレットバー」も銀座と西麻布にて定期的に開催している。 「ディスティラリーパッケージ1992」を皮切りに、「ウイスキーの教科書」「カクテル&スピリッツの教科書」「本格焼酎名酒事典」「ビジネスエリートが身につける教養 ウイスキーの愉しみ方」などを執筆、「世界のウイスキー図鑑」「世界のベストウイスキー」「ハリウッドカクテル日本語版」などを監修。ウイスキー、カクテル、スピリッツを中心に酒類に関する執筆・監修は26冊以上。 Webでは、「たべぷろ」にて執筆(https://tabepro.jp/author/hashiguchi) 「江崎グリコ お酒の話」を監修(https://jp.glico.com/osake/index.html)
  • https://www.hospitality-bank.com/

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