モノ・マガジンweb 本誌11-16号「ウルトラセブン55周年特集号」連動企画 「ウルトラガジェット投票!」


『モノ・マガジン』本誌11-16号「ウルトラセブン55周年特集号」は大好評発売中! そこで、モノ雑誌のパイオニアである弊誌の流儀と視点で、ウルトラマンシリーズを楽しんじゃおうというスペシャルweb企画がスタート!  昭和ウルトラマンシリーズ6作品を、モノの魅力というフィルターを通して見るとどうなるか? 目を付けたのは、未来のテクノロジーやヒーローへの憧れを誘った夢のガジェット! 数々の印象的なアイテムから、モノ・マガジンが厳選した10点に一票を投じる「ウルトラガジェット投票」。1位になるのはどれ? 投票した方の中から抽選で1名様に豪華賞品が当たる! さあ10点の解説記事でウルトラガジェットの世界を楽しみ、ページ下のリンクから、いざ投票を!

ウルトラガジェットは「あったらいいな」の夢の世界!

<ガジェット解説:谷崎あきら(TARKUS)>


ウルトラマンシリーズには実に様々な由来・出自のガジェットやアイテムが多数登場する。宇宙からの贈り物、古代文明の遺産、異星科学の被造物、科学技術が生み出した最先端の装備品等々、挙げ連ねていけば切りがないが、対象作品を『ウルトラマン』から『ウルトラマンレオ』までに絞り、厳選に厳選を重ねて以下の10項目をリストアップした。ほとんどはおなじみの変身アイテムや防衛チーム隊員の共通装備だが、一度だけ登場したレアなガジェットも見る者に強烈な印象を与えたインパクト抜群の代物ばかりだ。あなたが幼少の頃に憧れた、いや今でも欲しい! と思える魅惑のウルトラガジェットはどれだろう? 「これは!」というものに一票を投じていただきたい。


©円谷プロ

世界初の巨大変身アイテム!
『ウルトラマン』(1966)

ベーターカプセル

言わずと知れた、初代ウルトラマンの変身アイテム。ハヤタ隊員と生命を共有し一体化したウルトラマンが、本来の姿で活動するためのエネルギーが封入されている。ハヤタ隊員が点火ボタンを押すと、先端から眩い閃光とともにフラッシュビームが放射され、その光をあびて身長40メートルの巨人に変身するのだ。劇中ではうっかり取り落としたり、置き忘れたり、カレースプーンと間違えたりと、けっこうぞんざいに扱われているが、実は敵に奪われたことは一度もない。第22話では、100万ワットとも言われるこの閃光を利用して地底人を撃退した。当時普及し始めていたペン型ライトをこれに見立て、右手で高々と掲げた経験のある方も多いだろう。


©円谷プロ

怪力アラシ隊員が使う重武装!
『ウルトラマン』

スパイダーショット

科学特捜隊のアラシ隊員が愛用する、全長50センチ、重量3キロの大型熱線銃。上部のダイヤルで光線砲や火炎放射器に切り替えることもできる。科特隊の全員が携帯するスーパーガンも魅力的だが、アラシ隊員のキャラクター性ともあいまって、大火力のスパイダーショットはひときわ輝いていた。第12話ではミイラ人間を撃退し、ドドンゴの両目を封じるなど大活躍。第26話では火炎放射でスフランを焼き切り調査隊員を救出した。第34話でスカイドンに水素ガスを注入するためのチューブを撃ち込む際にも使用されている。第3話でスパイダーショットを持ち出したホシノ少年が、発射の反動によろめきながらもネロンガの片目を潰したシーンも印象深い。


©円谷プロ

性能とザラブ星人の器用さに驚嘆!
『ウルトラマン』

ザラブ星人の携帯用電子頭脳

第18話「遊星から来た兄弟」で、ザラブ星人が作ったポータブルコンピューター。ザラブ星人は科特隊基地に作り付けの宇宙語翻訳機能を備えた電子頭脳を利用しなければ地球人と会話することができなかったが、そこから宇宙局に拠点を移すために製作した。小型だが出力の大きい原子発電機を備えており、作動させるとその影響で近くのコンピューターが火を噴き、無線も使えなくなってしまうというはなはだ迷惑な装置でもある。当時の感覚からすれば、コンピューターとは箪笥ほどもある大型のコンポーネントが何台も必要となる巨大なシステムだった。現在のスマホやタブレットを見るにつけ、地球人の科学力もついにここまでたどり着いたかと、感慨深いものがある。


©円谷プロ

デュワッ!ダンからセブンへ変身!
『ウルトラセブン』(1967)

ウルトラアイ

ご存知ウルトラセブンの変身アイテム。赤い遮光ゴーグルを思わせる物体で、これを目に装着することにより、モロボシ・ダンの姿からウルトラセブンに変身する。しばしば紛失したり、侵略者に奪われたりすることでもよく知られており、目の部分からセブンに変化してゆく様が克明に描かれた変身シークエンスもビジュアルインパクトが高い。当時の子供たちは、家族や友人のメガネを拝借しては「デュワッ!」と真似をしたものだ。また、この頃の男児用ベースボールキャップの多くが(本作のキャラクター商品であるか否かにかかわらず)内側に折りたたみ式のゴーグル型サンバイザーを持っていたことも、社会的影響の一端として記憶に留めておきたい。


©円谷プロ

頼むぞ!投げて怪獣を召喚!
『ウルトラセブン』

怪獣カプセル

カプセル怪獣ミクラス、ウインダム、アギラが縮小・収納されているアンプル状のカプセル。モロボシ・ダンが何らかの理由で変身できないとき、これを投げるとカプセル怪獣が出現し戦ってくれる。『ウルトラマンレオ』第34話に登場したセブンガーを収める怪獣ボールも、この系列に属すると言えるだろう。現在もカードやメダルに形を変えて受け継がれているコンセプトだが、まず巨大な怪獣をいくつも持ち歩きペットのように使役するというアイデアが、子供心を鷲掴みにした。3体のカプセル怪獣もそれぞれ個性的で頼もしい。ちなみにダンが持つカプセルケースには当初5個のカプセルが入っていたのだが、残る2個の中身は未だに謎のままである。


©円谷プロ

今も未来への憧れを誘う傑作
『ウルトラセブン』

ビデオシーバー

ウルトラ警備隊の隊員が腕に装着する通信機。上面のリッドを開くとその裏がモニターディスプレイになっており、ビデオ通話が可能だ。この時代、腕時計はタバコ、コーヒーと並んでカッコいい大人のシンボルであり、またトランシーバーも子供にとっておいそれとは買ってもらえない高額商品のひとつだった。ましてテレビ電話や薄型ディスプレイなどは万博でしかお目にかかれない未来のテクノロジー。それが一体となっているのだからたまらない。今や技術的には同様の機能が実現可能となったが、蓋の裏に紙シールが貼ってあるだけのチープトイを腕に巻き、想像上の隊員と連絡を取り合いながら駆け回った少年の日の興奮が色あせることはない。


©円谷プロ

タフガイ山中隊員は両手で連発!
『ウルトラマンA』(1972)

タックガン

TACの隊員がベルトのホルスターに装備する銀色の拳銃。基本的には火薬を使用する実体弾銃だが、先端にアタッチメントを装着することで光線銃にもなる。科特隊やウルトラ警備隊の銃はビビビ! と光線を発射するケースが多かったが、TACはバキュンバキュン! と弾丸を撃ちまくっていた印象が強い。北斗が首に巻くスカーフも含め、ちょっとしたウェスタンブームの再燃があったことも思い起こされる。水平に挙げた左腕と十字を組んで構える北斗や、二挺拳銃の山中隊員など、シューティングスタイルにも個性があった。3つの球体を大型リブが上下から挟み込む力強いデザインも特徴的で、前作までの細身の銃とは一線を画するパワーを感じさせる。


©円谷プロ

ウルトラの父の強さの象徴!
『ウルトラマンA』

ウルトラアレイ

『ウルトラマンA』第27話で初登場したウルトラの父が、手首をクロスして取り出す亜鈴型の武器。周囲をアンテナが取り巻く2つの球体をグリップで接続したような形状をしており、球体部分が激しく発光、ヒッポリト星人を昏倒させた。第27話は、ウルトラの父登場の衝撃もさることながら、この正体不明の物体にも相当驚かされた。一見して何に使うものなのか見当もつかない。地球のどんな武器にも似ておらず(いや、鉄アレイは武器にもなるだろうが本来の用途ではない)、どうやってダメージを与えているのかもさっぱりわからない。ウルトラの星から地球に持ち込まれたアイテムの中でも、人智の超越度で言えばトップクラスではないだろうか。


©円谷プロ

母が授けた変身アイテム!
『ウルトラマンタロウ』(1973)

ウルトラバッジ

ウルトラの母によって東光太郎に授けられた、ウルトラマンタロウの変身アイテム。光太郎が左腕のバッジを取り外し、「タロウ!」と叫んで頭上に掲げることでウルトラマンタロウに変身する。光太郎を演じる篠田三郎の提案と言われるが、バッジを胸ではなく腕に着ける点が重要。男の子にとって、胸にアクセサリーを着けるのはちょっと抵抗があるが、腕ならむしろカッコいいと感じられたからだ。キャラクター商品のバッジは大抵安全ピンではなくクリップ式だったため、腕にポケットのある服を探し回ったのも良い思い出だ。最終回で、光太郎が人間として生きるためにバッジをウルトラの母に返還するなど、演出上の小道具としても効果的に使われた。


©円谷プロ

実は最大の武器!
『ウルトラマンレオ』(1974)

ダンの杖

『ウルトラマンレオ』第1話でブラックギラスに右脚を折られたウルトラセブンが、MAC隊長モロボシ・ダンの姿で使用するロフストランドクラッチ型の杖。再び地球の守りに就くも、早々に戦えなくなってしまったダンの無念とハンディキャップの象徴でありながら、最大の武器でもあるのがこの杖だ。第14話では先端に弾頭を装着して投げつけアンタレスを攻撃。第15話では石突を抜き取りフリップ星人に弾丸を連射。第20話でも同じく石突を抜いてガスを噴射し、人間に化けたドギューの正体を暴いた。『ウルトラセブン』第28話で、ソガ隊員もマンドリンに機関銃を仕込んでいたから、こうした改造はウルトラ警備隊仕込みなのかも、などと考察してみるのも一興だ。


あなたの好きなガジェットはどれ?!

投票期間:11月30日(水)11:59まで

【ランキング発表について】
12月9日(金)に投票の集計結果を発表します。

投票者1名様に豪華賞品!

全投票者から抽選で1名に、モロボシ・ダンこと森次晃嗣さんの直筆サイン入りの『モノ・マガジン』「ウルトラセブン特集号」をプレゼント! 

これはもう、雑誌ではない! 世界でたったひとつだけ、あなたの勇気と夢とパワーが無尽蔵に湧き上がるガジェット! 奮って投票ください。 (抽選対象は全投票者です。投票したアイテムの順位には関係ありません)

撮影/西川節子

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Ⓒ円谷プロ


谷崎あきら(たにざき・あきら)
株式会社タルカス所属。アニメ・特撮系ライター。映像作品等の設定や脚本にも携わる。ウルトラマン関連では『ウルトラマンメビウス』(設定考証・脚本)、『ウルトラマンギンガ』(脚本)、小説『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』(設定協力)などに参加。