兵士にとって食事は極めて重要で、彼らの唯一の楽しみと言っても過言ではない。大勢の兵士を抱える軍が制定している食料はレーションの名で知られ、近年ではミリメシと呼ばれているが、実際にそれを手にしたり、口にすることは一般人には難しい。
この「ミリメ史大全」は、今日も世界のどこかで食べられているレーションがどんなものなのか、そしてレーションの知られざる歴史をアメリカ軍を中心に、多くの写真とともに解説する動画シリーズだ。
ちなみに近年通り名となった「ミリメシ」とは、ミリタリー飯の略で、以下の本のために作られた造語だ。
どちらもワールドフォトプレス刊。残部僅少、早い者勝ち!!
Part1で紹介するレーションは、営内用のAレーション、野戦用のBレーション、携行用のCレーション。Cレーションのアレンジ版といえる、アサルトレーション、マウンテンレーション、ジャングルレーション、ホスピタルレーション。
さらにチョコレートバーなのに固過ぎて不人気だったDレーション、ポケットサイズのKレーション、やはり不人気で短命だったEレーションなど、米軍の1940年代までのレーションだ。
チョコレートバー「Dレーション」を目の前に、浮かない表情の兵士。
加えて、ベトナム戦争時のCレーションを巡るドラマや、アメリカ軍最大の発明品(!?)といわれるP-38カンオープナーを紹介する。
もしP-38が無かったら、戦地のあちこちでこんな光景が……。
是非、動画でお楽しみください。
mono Archives[モノ アーカイブス]とは
アーカイブスは記録をため込んでおく場所。そのくらいに考えていたのだけれどそうではなかった。古くさいイメージがあったのだれど、それもちがっていた。高尚で、縁遠いなどと、いくつもの思い込みを片づけてモノ目線で見たアーカイブスはナイスだった。モノそのものがアーカイブスだとわかったからだ。これほど面白い入れ物はないというワケで、これより動画版 mono archives[モノ アーカイブス]始動!
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