冷凍だから美味しい!「Pan&」の魅力とは?
~冷凍パン・前編~

2022.04.13

スーパーなどでも購入できる「Pan&」。

残ったものの保存法としてパンを冷凍することがあると思います。冷凍=保存というイメージが強いですが、はじめから冷凍して販売されているパンがここ数年人気となっています。冷凍パンは何がよくて、本当に美味しいのか、探ってみました。

冷凍したパンが美味しさを保持できる理由

種類が豊富なのも魅力。

今回紹介する冷凍パンは「Pan&」(パンド)。公式オンラインショップはもちろん、主要スーパーマーケットでも購入できる冷凍パンで、クロワッサンや菓子パン、バケットなど、60種以上のラインナップも魅力です。実際、食べてみても焼きたてのパンと変わらないぐらいの香りや食感が体験でき、驚かされます。なぜ冷凍したパンが美味しさを保持できるのでしょう。

パン作りの工程は機械だけでなく、手作業も多い。

そもそも、パンが美味しくなくなる理由は2つ。1つは水分が蒸発して乾燥してしまうこと。買ったばかりのパンはフワフワで柔らかいのに対し、翌日以降ではだんだんと固くなっていきますが、それは乾燥が原因。もう1つはデンプンの劣化。これはボソボソ食感につながり、確実に味が落ちているのがわかります。もちろん、香りや風味も飛んでしまうので、時間の経ったパンは美味しくない、ということになります。

これらの要因を効果的に防ぐ方法が冷凍です。冷凍といっても、家庭の冷凍庫でゆっくり凍らせるのではなく、「パンド」は焼き上がった瞬間に-45℃で急速冷凍し、氷のバリアで美味しさの要素を閉じ込めているのだそう。また、独自技術で氷の粒度を極小に留めることで、パンの細胞構造を壊さず、もっちりした食感を維持できるのだといいます。

丁寧に焼き上げられる「Pan&」のパン。

焼きたて直後の薄いパリッとしたクラスト(表皮)と、みずみずしく、もっちりとしたクラム(中身)の食感をそのままの状態でキープできるのは、独自技術の急速冷凍だからこそ。焼きたての状態がキープできるので、保存料などの余計な添加物も不要になるというプラス面もあります。

冷凍庫から出した状態。

急速冷凍することで風味を損なわないからこそ、逆にこだわっているのが素材。パンそのものの風味が活きるということは、素材が活きるということ。「パンド」の定番のパンは国産小麦を使用。群馬県産の小麦粉を主体とする国産の小麦粉100%で、焼き上がった時の芳醇な香りと粉の香ばしさのバランスが最も優れている小麦粉を選んでいるのだそう。また、パン作りで重要な役割を持つ塩も、高知県室戸沖の海洋深層水を100%使用した平窯結晶塩を使っています。

群馬県桐生市で生まれた「桐生酵母」を使用。

さらに、自家製酵母を使用。群馬県桐生市で生まれた「桐生酵母」で、パン生地の保湿性に優れ、しっとりと柔らかなパンに仕上がるといいます。この酵母でゆっくり時間をかけて発酵させることで小麦の甘さを引き出し、急速冷凍することで、その風味を食べる瞬間まで保っています。

「トースター」で食べる直前に仕上げる

トースターで焼いてから余熱で温める。

こうしてできあがった“冷凍パン”は、食べる時にトースターで焼くことが推奨されています。ここでは、“仕上げ焼き”というのがいいかもしれません。冷凍状態のままトースターで加熱する仕様になっていますが、自然解凍後に加熱しても美味しく焼き上がります。「弊社の焼成冷凍パンは、パン屋さんなどでいう一般的な“焼き上げ(最後の焼き色を付ける)”という工程がありません。ご自宅のトースターで焼くことで、一番美味しい状態になるよう、逆算して工場で製造しています。だから、食べる直前が最も美味しい焼きたてです」(マーケティングチーム諫武さん)

パッケージの「お召し上がり方」を必ず読んで。

トースターの加熱時間はパンの種類によって微妙に異なりますが、一番のポイントは余熱を使うこと。トースターで加熱するのは2~3分程度。その後、しばらくトースターの扉は開けず、そのまま放っておけばいいだけ。それが余熱です。トースターで外をパリッと仕上げ、余熱で温めることで中はふっくらと出来上がり、焼き立てを再現できるというわけです。

小ぶりなサイズにも理由がある。

「パンド」のパンは全体的に小ぶり。このサイズ感にはこだわりがあり、食事パンとして、食事を楽しむためのパンという立ち位置からという理由と、冷凍状態から焼き上げたときにきちんと中まで温めることができるようにという理由があるのだそう。実際に、トースターで3分ほど加熱し、8分余熱で温めたパンは、外はパリッと、中はふんわり、もっちりした食感で、冷凍していたパンだということを忘れる仕上がり。

焼き上げたパンは見た目もおいしそう。

解凍後、そのまま食べられるパンでもありますが、トースターで焼くことで焼き立てになり、各段に香りや風味もよくなります。自分が食べたいタイミングで、いつでも自宅で“焼き立て”パンが食べられるというのはうれしいですね。

保存期間も長くなり、ストックが可能に

クロワッサンの“層”もサクサク。

冷凍パンの味の利点がわかったところで、利用するシーンを考えてみます。「パンド」はレストランの“食事パン”として誕生したという原点があります。先に触れたサイズ感も料理と一緒に食べることを考えた結果。ただ、現在では種類も多く、菓子パンなどおやつにぴったりのパンもあります。

「ハニーソイ」の内側はもちっと食感に。

では、焼きたてパンではなく、冷凍パンを食べるシーンとはいつなのでしょう。当たり前ですが、いつでもOKということです。焼きたてパンには、焼きたてパンの魅力があります。パン屋さんに並ぶふわふわ、パリパリの焼き立てパンには食欲をそそられます。ですが、すぐに食べられない場合、味が落ちていくことは避けられません。

メロンパンや栗あんぱんなどの菓子パンもある。

それならと選択したいのが冷凍パンであり、「パンド」です。大きく違うのが保存期間。買ってすぐに食べられなくても冷凍庫に入れておけば、数週間保存できます。共働きで買い物は週末にまとめ買いという家庭や、一人暮らしで食パンを一斤買ってもすぐには食べきれない、いろいろな種類のパンを少しずつ食べたいなど、いろいろなニーズに対応できます。

糖質が気になる人向けのパンも。

また、「パンド」には低糖質商品もあるので、糖質が気になるけれどパンが食べたいという人にもおすすめです。

今回、実際に、クロワッサンや「ハニーソイ」など、いくつかの種類を食べてみて、トースターで焼いているときから、小麦の香りなのか、酵母の香りなのか、トーストしたときは異なる、焼き立ての香りに驚かされました。試しに加熱後すぐに取り出してみたパンは表面が柔らかく、余熱を使ったものに比べると風味が弱く感じました。少し時間はかかりますが、焼く+余熱はマストですね。朝食はほぼパンを食べているので、冷凍庫にストックできるのは買い物の手間を考えてもうれしいポイント。冷凍パンと焼き立てパンを上手に取り入れれば、選択肢が増え食生活が豊かになると感じました。

「パンドは“自宅でパンを焼く”時間も大切にしてほしいという思いがあります。毎日の心をリセットしたり、自分の心を整えたり、ほんの少しの0.5手間をかけてパンを焼くことが丁寧な暮らしを実現し、豊かな生活の役に立てれば、そんな思いを込めています」(諫武さん)。“焼き立て”の香りや味わいは特別なもの。冷凍パンを通して、少しでもいつもの時間に変化が出てくるかもしれません。

公式HP:https://pand.jp/

  • 好奇心旺で、食べることが大好き。新商品や限定品にめっぽう弱く、ジャンルを問わず常に情報を集めてはトライ。地方の食材や調味料も発掘も楽しんでいます。また、北欧、特にフィンランドが大好きで、現地の蚤の市などではヴィンテージハントにハマっています。サウナも好きで週1~2回のサ活中で、フィンランドでは念願のサウナから湖へのダイブを体験。日々、美味しいものを求めながら、北欧雑貨とムーミンに囲まれて暮らしています。