緊急事態宣言が開け、各業界でもイベントが開催され盛り上がりを見せているが、ミリタリー業界でも本格的な大規模イベント「爆裂祭」が11月3日に開催された。今回で10回目の開催となり、サバイバルゲーム用品の中心のミリタリーイベントでエアガンや装備品などを販売する全国のショップ、メーカー、個人販売などが集まる物販イベントである。今回の来場者は2015人という今までにない来場者となり、爆裂祭をレポートしてきた！
ジムニーカスタムの老舗ショップAPIOはJB74をデザートカラー仕様したタクティカルジムニー！を展示。内装や外装もミリタリー風で購入したくなる仕様になっていた
世界的有名なブーツメーカーであるDANNERはガン業界の風雲児ボスゲリラ氏が監修したWPTASTICAL UNION BOOTを発売。DANNERブランドが15000円で購入できるとは以前では信じられない。防水仕様でサバイバルゲームでも疲れないミリタリーブーツである
爆裂祭はBURST-HEADが主催する物販イベントで今年で5年目に突入。会場場所は池袋サンシャインシティー展示ホールCという好立地で年に2回開催されている。通常のミリタリーイベントとは違い、サバイバルゲーム用品やエアガン系に特化しており、装備品なども特殊部隊など現用装備を取り扱うショップが多いことも特徴である。また、当イベントでは旧日本軍の制服など、各国のWWⅡ装備系を取り扱いやコスプレなども禁止となっており、基本的には物販を重視したイベント構成になっている。
エアガンカスタムパーツを開発、販売を行うBURST-HEADではアクションアーミーAAP01をベースにGA-9キットを販売。ハンドガンがサブマシンガンに変身するキットでこの日から発売。海外からも問い合わせが多かったようだ
海外製のキャップやプレートなどを販売しているフォアサムトイズ。爆裂祭には初出店ながら多くの来場者が集まっていた。
全国のエアガンメーカーやショップが集まるイベントなので、この日に各メーカーが新製品を発表する場所として定着しており、販売だけではなくメーカー展示の場としての役割を果たしており、ユーザーも新製品見たさに来場することも多いようだ。また、最近のRVブームもあり、APIOがタクティカル風にカスタマイズしたJB74ジムニーが大人気。さらにVRゲームで対戦できるVARBOXなど他業界からの出店もあり、大盛況であった。
ガン業界では知る人ぞ知るホシノイラストレーション。オリジナルのパッチやステッカーを販売。JKSTYLEARMSシリーズは女子高生がベトナム装備したイラストがコンセプトとしてホシノ氏がデザインしているキャラクターを発売している
VARBOXではVRが楽しめる対戦型ゲームを出店。インターネットで世界中のユーザーと対戦できる機能を備えており、対戦からシューティングまでオンラインで遊ぶことができる。現在、世界中で登録者が増えており、規模が拡大しているようだ
次回は2022年4月17日（日）にサンシャインシティー展示ホールCで開催予定が決定しているのでぜひ遊びに行って欲しい。必ず欲しいアイテムや面白いものが期待できるイベントであることは間違いない。
三神重工ではAEM01パーカーとx115xTAYLOR製プレートキャリアのセットアップした装備品が展示。このセットアップを参考にてユーザーが同じ装備を購入するなど、人気の高さがわかる。爆裂祭では個人ブース出展も多いのが特徴で人気が高い
TG?TACTICALでは現用装備を販売。マガジンポーチやユーティリティーポーチなどサバイバルゲームに使用できるアイテムなどを扱っている。実物装備に拘るユーザーも多く、直接イベントで手に取って見る機会がある爆裂祭は初心者にお勧めのイベントである
モデルガンやエアガンなども格安価格で購入できるのもイベントの楽しみ。また20年前などの貴重なエアガンなども掘り出しもので発売されることも多い
ノーベルアームズでは海外製の実物アイテムやオリジナルブランドの光学機器などを販売。高価なアイテムも爆裂祭では購入するユーザーが多い。イベントに向けて商品を購入するのを待っているということだろう。
●イベントDATA
日時：2021年11月3日（文化の日）
会場：池袋サンシャインシティー展示Cホール
入場者：2015人（総勢2374名）
問い合わせ:BURST-HEAD（爆裂祭実行委員会）
https://www.burst-head.com/
