レザーソムリエ・マキマキの
ゆったり革講座 Episodo4

2021.09.09

『革のQ&A編:10分で出来る!!気軽で簡単な革のお手入れ方法〜革靴〜』


こんにちは、革好きマキマキです。今回は革のお手入れってどうやるの?にお答えして行きます…が!!正直、お手入れ方法は雑誌、WEBのみならず、動画でも色々な方が結構、配信していますので、今回はものすごく簡単なお手入れ方法をご紹介します。今回のお手入れ商材は靴です。BAG、小物、ベルトなどはまた改めてお話します。

革靴というと今や靴磨きのプロの方がいて、靴磨き選手権の世界大会があるほどメジャーになりました。業界人にとっては皮革産業がメジャーになっていくことは嬉しい限りです。しかし一つ感じていることが、なんか靴磨きって敷居高そうだなということ。この業界にいる僕でもなんか難しくなったなーって印象です。なので、もっと気軽にお手入れして欲しいので、道具もあまり必要としない超簡単お手入れをやってみましょう。

まずは用意するものです。布(ウエス)、ブラシ2個、靴クリームです。以上です。これだけでいいです。簡単そうに見えてきました?

では、まずはブラシで汚れをとります。靴紐がある場合は外してください。底とアッパー(本体)の部分の溝に汚れが溜まっているので、ブラッシングしましょう。

次に靴クリームを本体に塗ります。すごく薄くて良いので塗って行きます。黒の靴は黒のクリームと色を合わせるのがセオリーですが、僕は無色やオイルなど保革クリームを使う事をポイントにしています。なぜならどんな色の靴にも対応できるからです。クリームも水性、油性など様々ありますが、保革クリームは油です。人の皮と一緒なので油で保湿するイメージです。正直、ハンドクリームでも良いです。人の肌より几帳面になる物はないので、靴にも良いはずです。そして、全体に塗り終わったら、ちょっと待ちます。オイルが浸透するのを待ちます。この時間も気分でいいと思います。浸透してきたなと思ったら、もう一つのブラシでブラッシングをします。仕上げ用なので、柔らかめのブラシ推奨です。最後に余分なオイルをウエス(布)で拭き取ります。このウエスですが、靴磨き用の販売されている物でもいいですし、綿の使わない衣料でもいいです(プリントとかしているものはダメ)。余分なオイルが残っているとカビます。とてもカビます…。カビが付着すると処理が大変なので注意してください(カビ取り編も今度ご紹介します)。綺麗に取り除いたら完成です。この方法はほぼ全ての革靴に使えると思いますが、鏡面磨き(鏡みたいにピカピカにすること)などには向いていませんので、気をつけてください。

有機溶剤が入って無いライオン革オイルはおすすめです

ここまで簡単なお手入れの方法を説明しました。少し道具の説明をしたいと思います。今回はオイル系の革用クリームをオススメしました。無色のオイルやクリームは一つあると重宝しますので、初めて靴磨きなどされる方は是非お試ししてください。ブラシは靴店、ホームセンターなどに行けば小さいものもありますので、そこら辺からお試ししてみてはいかがでしょうか。まとめると、

・汚れをブラシで落とす

・無色やオイル系のクリームでブラッシング

・クリーム・油分が残らないようにふく。

まずはこの3つだけで靴磨きしてみましょう。ただし、革の種類によっては、クリームが合わなかったり、ブラシで傷がつく革もありますので、気をつけてくださいね。

まずはこのやり方で靴磨きにハマってくれたら嬉しいです。ハマってくれたら、道具を揃えるのも楽しくなりますし、靴磨きプロの技がいかにすごいかがわかると思います。

足元綺麗で、爽やかに過ごしましょう。

次回も革にまつわる色々を話していきたいと思います。


今回は言葉だと作業工程が伝わりにくいので動画も作成してみました。



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マキマキ
  • 1977年生まれのバリバリ氷河期世代。19歳から靴屋のバイトを初めて、そのまま靴、革にどっぷりハマる。靴メーカーやベルトメーカー、靴の組合など、とにかく革がある場所で革の知識だけでなく、売り方やマーケティングを学ぶ。レザークラフトの作家としても活動中。主な作品はレザーベアー。手縫いをこよなく愛するLEATHER ARTIST。 現在はフリーランスで革関連会社のアドバイザー、革、靴、BAGのライターそしてレザークラフトなどをして、日々革について精進中。