子どもたちの永遠のアイドルがRCトイになって登場した!「走る!!昆虫」シリーズ【前編】

ホンモノを彷彿とさせる動き、そして意外なほどリアルな造形で注目を集めているリモートコントロールトイがある。それが童友社の「走る!!昆虫」シリーズだ。一見、子ども向けのおもちゃにも思えるが、実は、大人も引きつけてしまう不思議な魅力も持っている。今回は、そんな“RC昆虫ワールド”を探っていこう。

「走る!!昆虫」シリーズ【前編】

その迫力はホンモノ以上!? 

 多くの男の子、そして一部の女の子にとっても、夏休みのアイドルといえば「昆虫」があげられる。中でもカブトムシやクワガタはヒーローといっても過言ではない。そんな筆者も田舎育ちのため、小学生時代の夏休みは自宅近くの山で昆虫採集を繰り返したもの。しかし、時は流れ、都市部に住む現在では夏の昆虫を身近に感じる機会がめっきり減ってしまい、住宅事情もあって昆虫を飼うのも難しい。さらに最近では実家近くの山でも昆虫たちの数は減っているという。モノ・マガジンウェブの読者にも、同じような境遇の人は多いだろう。こうした状況にある人にオススメなのが、童友社の「走る!!昆虫」シリーズだ。

 1935年に紙製玩具メーカーとして創業された童友社は、やがてプラスチックモデルの製造を開始し、RCモデルも発売するなど、現在は老舗玩具メーカーとして確固たる地位を築いている。その童友社が近年力を入れているのが手軽に遊べるRCトイの製品展開で、「走る!!昆虫」シリーズも、そうした流れに乗って2020年に発売された。
 記念すべきシリーズファーストモデルが、上の写真でも紹介した「カマキリ」で、エース格の「かぶと虫」はNo.2モデルで登場。世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」もラインアップされている。注目してほしいのが、それらのいずれも造形がリアルなこと。製品は組み立て完成済みで販売され、箱を開ければすぐに自然のアイドルたちに親しめる。オマケに自分でコントロールできるのだからたまらない。実際の動きは前進と右回転だけというシンプルなもので、移動は腹部のタイヤで行われるが、前進に伴って足も動くギミックが内蔵され、動きもまたリアル。とはいえ、当然ながらホンモノほどの生々しさはなく、虫系は苦手という人にも嫌悪感を与えることはない(はず)。

 製品価格もお手軽なので、自分で眺めたり走らせたりして楽しむのはもちろん、カマキリVSカブトムシなどといった異種間レースも開催できる。そんな「走る!!昆虫」シリーズなら、すぐに“少年少女だったあの日”に帰ることができる。

※後編では「こんなモノまでラインアップに?」という意外なインセクトたちを紹介する。乞う、ご期待!

「走る!!昆虫」シリーズ【前編】
シリーズ第一弾がこちらのカマキリ。全長約18cmと、日本に生息するホンモノより大きく迫力満点。ある種の威厳さえ感じられる。赤外線コントロール式の送信機も付属する。価格3278円
「走る!!昆虫」シリーズ【前編】
雑木林の王様ことカブトムシももちろんラインアップ。日本産カブト特有の下のほうが長いツノも精密に再現されている。こちらも全長約12cmの大物だ。価格2728円
「走る!!昆虫」シリーズ【前編】
雄々しく伸びるツノが特徴的なヘラクレスオオカブト。製品サイズはホンモノに近く、黄金に輝く前羽が美しい。価格2728円
「走る!!昆虫」シリーズ【前編】
カブトムシがいるなら、ライバルのクワガタもいないわけがない。製品名は「クワガタ虫」だが、造形的には日本産のノコギリクワガタか? 価格3278円
「走る!!昆虫」シリーズ【前編】
製品に付属するコントローラー。3種類の周波数が採用されているため、周波数の異なるモデルなら同時に3台(匹)まで動かせる。
「走る!!昆虫」シリーズ【前編】
「ミツバチ」や「てんとう虫」もシリーズのメンバーに加わっている。どちらも飛ぶことはできないが、テーブルの上などを元気に走り回ってくれる。てんとう虫は前羽を閉じた状態も可能。価格各2728円

写真提供:童友社
童友社:http://www.doyusha-model.com/index.html
製品サイト:http://www.doyusha-model.com/product/category_vriety.html#bug

  • RC(ラジコン)カーの記事を中心に、模型や実車などのメディアで編集・執筆を行うフリー編集者兼ライター。余暇のほとんどを競技用RCカーの走行や整備に費やす立派な(?)ラジコン廃人。9割以上がラジコンの話題で埋め尽くされるブログ「すべては12分の1のために」は、ごく一部の読者に好評継続中。
  • http://1-12thonroad.cocolog-nifty.com/blog