菊池雅之のミリタリーレポート
紳士淑女の新たなスポーツ!?
サバゲをやってみよう!

作戦を練りながら、チーム一丸となって戦う!こうしたやり取りも楽しい!

 今、改めて「サバイバルゲーム」が注目されています。略して“サバゲ”と呼ばれる、エアガンを使って撃ち合う遊びの一つです。

 最近はTV番組に取り上げられることも増えました。タレントの方々が楽しそうにゲームに興じられている姿を見ると、「私もやってみたい!」と思うのは当然でしょう。

 かくいう私もサバゲを多少嗜んでおります。多少…、とは、決して謙遜しているわけではありません。実は、はじめてから5年ぐらいは経つのですが、仕事が忙しくてなかなか参加できず、1年に5回もできれば良い方ですので、まだまだ初心者の域を出ておりません。一緒に遊ぶ仲間たちも同様で、下手したら年に1回顔を合わせるかどうか…程度の方もいます。これも社会人サバゲの辛いところですね。しかしながらひとたび顔を合わせれば、フィールドを所狭しと走りまわり、全力で遊びきります。

というわけで、サバゲ三等兵VS菊池軍団の戦いの火ぶたは切られたのです!

 そんな私もチームらしきものを持っています。まだ名前はなく、「菊池軍団」やら「菊池TEAM」などと仮称で呼んでいます。そして「コンバットマガジン」の公式チームである『サバゲ3等兵』たちと何度か戦う間柄です。

 今回は、この戦いを通じて、サバゲの魅力について少しお話したいと思います。

まずは準備。弾込めをするオリモト。チームごとに色分けをして、腕にチームカラーを巻いていきます。

 サバゲというと、まずやることは装備品を揃えることだとお考えの方も多いと思います。「やってみたいけど…」と二の足を踏んでいる方の多くが、この最初のところで躓いているようです。例えばエアガン。これがないとサバゲにはならないのですが、決して安いものではありません。もし買った後で、「私には向かない」と判断した場合のリスクは避けたいところですね。

型に縛られず、自由にのびのびとゲームを楽しむ!しかし、紳士のスポーツでもあるので、被弾したら素直に認め、大きな声で「ヒット!」と叫びましょう。

 しかし、そんな心配はご無用。エアガンは多くのサバゲフィールドで貸してくれます。

 私は、現状を説明する際、初心者の方に「ボウリング場のようなもの」と説明しています。ボウリングも、ボール、靴、ユニフォーム…と、必要なものは多々あります。しかしその多くがボウリング場で貸し出してくれます。

 サバゲもそんな状況です。弾などの消耗品も当日購入できます。さらに、ゴーグルやマスク、戦闘服までレンタルしていたり、購入できたりするところも多いです。ですから、体一つで大丈夫です(しかしながら、フィールドによって異なりますので、行かれる前にはご確認を忘れずに…)。

初心者にはセミオート&無限復活ゲームがいいでしょう。復活の際はカウンターを押していきます。これも正直に行きましょう!

 服装は、トレーナーにジーパンなど動きやすい恰好でOKです。靴はスニーカーでも問題ないのですが、私の経験上、フィールドで走り回るには脱げやすいので、かかとのしっかりあるトレッキンスシューズやブーツがおすすめです。これも安いものでも十分。足にぴったりと合ってさえいれば、ゴム長靴でも大丈夫でした。

ですから、初心者が感じている懸念は、まったく杞憂で終わります。

オジサンたちが走る走る!3日後ぐらいに足腰が悲鳴を上げるのですがwww

 姿形にこだわるのも楽しみの一つですから、例えば現行の米陸軍、陸上自衛隊、ソ連軍などのコスプレをしてもいいでしょう。私のチームでは、アニメのコスプレで参加している人もいます。ただし、長そでや長ズボンなど、なるべく肌が露出しない服がいいでしょう。これは、BB弾が当たったり、木や枝にひっかかったりしたときに痛いからです。ケガをする可能性もありますので、なるべく安全な格好で!

 さて、続いてゲームです。オーソドックスなのが『フラッグ戦』と呼ばれるものです。これはお互いの旗を取り合うもので、勝敗が明確です。

オリモトもエアコキで必死に戦います。
千葉隊長、残念ながらヒット!マガジンを抜いて、フィールドの外に出ます。

まず、初心者の場合、弾に当たるのが怖くて、なかなか前に出られません。そして慣れていないので、どうしても動き方も悪くなってしまいます。私もそうでした…。

そこで、我々は、『フラッグ戦』+『無限復活』をやっています。

そもそもサバゲにおける被弾確認は、審判がいないので自己申告制です。当たったら大きな声で「ヒット!」と叫び、フィールドの外に出ます。そこで、この「ヒット!」という大声を恥ずかしくなく出せるように練習の意味を込めて、何度もやられてもらうのです。そして逆に、「復活できるなら、多少無理しよう」と前に出てくる人も多くなります。そういう人が増えると、狙いやすくなるので、初心者でもヒットを取れる可能性が高くなるのです。連射はまだ危険なので、セミオート(1発ずつ弾が出る)で撃ち合います。

ゲーム性も大事にしたいものです。そこで、復活するためのルールがあります。ヒットされたら、一旦、自分の陣地に戻り、置いてあるチェックカウンター(100円均一で買えるようなもの)を押します。制限時間内にフラッグをゲットしたチームが勝ちですが、もし双方フラッグが取れなかったとしても、カウンターの数字が少ない方を勝ちとします。これにて、必ず決着が付きます!

このゲームは、自分のフラッグを立てるというゲーム。黄色チームのオリモト、果敢に飛び出し、見事フラッグを打ち立てました!おめでとう!!

そんなわけで、サバゲ3等兵VS菊池軍団の戦いの様子は、3月27日発売のコンバットマガジン5月号にて!

さらに、私のYouTubeチャンネルである「KIKU CHANNEL」でも取り上げています!是非ともご視聴下さいませ!

菊池雅之(masayuki kikuchi)
  • 軍事フォトジャーナリスト.。1975年東京生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。講談社フライデー編集部専属カメラマンを経て軍事フォトジャーナリストとなる。主として自衛隊をはじめとして各国軍を取材。また最近では危機管理をテーマに警察や海保、消防等の取材もこなす。夕刊フジ「最新国防ファイル」(産経新聞社)、EX大衆「自衛隊最前線レポート」(双葉社)等、新聞や雑誌に連載を持つなど数多くの記事を執筆。そのほか、「ビートたけしのTVタックル」「週刊安全保障」「国際政治ch」等、TV・ラジオ・ネット放送・イベントへの出演も行う。アニメ「東京マグニチュード8.0」「エヴァンゲリオン」等監修も行う。写真集「陸自男子」(コスミック出版)、著書「なぜ自衛隊だけが人を救えるのか」(潮書房光人新社)「試練と感動の遠洋航海」(かや書房) 「がんばれ女性自衛官」 (イカロス出版)、カレンダー「真・陸海空自衛隊」、他出版物も多数手がける。YouTubeにて「KIKU CHANNEL」を開設し、軍事情報を発信中
  • https://twitter.com/kimatype75