
カプセルコーヒー、専用コーヒーメーカー、そして “至福のコーヒー体験” を楽しむためのトータルサポートの提供にこだわり続けてきた「NESPRESSO(ネスプレッソ)」(本社:東京都品川区)は、”What Else?”(さあ、次の物語は?)」というアイコニックなメッセージとともに新たな章を刻む。また、「ヴァーチュオ」からは、新モデル「Vertuo UP(ヴァーチュオ アップ)」をニューリリース。さっそくNESPRESSOの世界観、前回のヴァーチュオ アップ プレス会をさらに深堀るために、ネスプレッソブティック日本橋髙島屋S.C.店に、monoWeb編集部は取材に行ってきた。

その味わいは「軽い味わいのタイプでも、香りは豊か」「アロマが立つ」という特性がある上、さらに “クレマ” とよばれる、コーヒーの表面にできるヘーゼルナッツの泡の層が味わいを格別なものにしてくれる。
「ヴァーチュオ アップ」抽出体験のアップデートはここだ

コーヒーを淹れる行為は、日々のルーティンでありながら、わずかな待ち時間がストレスになることもある。今回登場したヴァーチュオ アップは、その “間” を極限まで削ぎ落とし、抽出体験そのものを刷新することを目指しているようなコーヒーメーカー。スリムで柔軟な設置製を備え、従来の「ヴァーチュオ」のイメージと異なる、横幅を抑えたスタイリッシュなデザインが印象的だ。さらに、水タンクを背面/側面のどちらにも配置できる回転式構造を採用。限られたキッチンスペースでもレイアウトの自由度が高く、生活動線に合わせて最適な位置へ収められる。

トップにあるカップのアイコンが施されたボタンは、基本的に 抽出開始のトリガーとして機能する。コーヒーカプセルを入れ、レバーを閉じ、1回抽出ボタンを押すと電源が入り、約3秒で抽出可能な状態となり、もう一度押すと抽出される。

新モデルでは、アレンジレシピやアイスレシピに最適なコーヒーを抽出するコーヒークリエーションズ モードの操作が刷新された。従来は抽出ボタンを1秒間に2回押す操作が必要だったが、ヴァーチュオ アップではコーヒークリエーションズ モード専用ボタンを “1回押すだけ” で起動する。
通常抽出:抽出ボタン1回
コーヒークリエーションズ モード:コーヒークリエーションズ モード専用ボタンから抽出ボタン
この操作が、従来のからのアップデートポイントだ。

ヴァーチュオシリーズでは、カプセルの縁に刻まれたバーコードを読み取り、コーヒーごとに最適な抽出プロファイルを自動生成する仕組みを採用している。抽出量(約40ml~535ml)や、回転数(遠心力の強弱)湯温・湯の流量・抽出時間など、各コーヒーのもつ特徴をあますところなく抽出し、クリーミーなクレマを生成するための回転プロファイルつまり、“このコーヒーはこう淹れると最も美味しい” というレシピがカプセル側に書き込まれているイメージだ。この “縁のバーコード” こそが、ヴァーチュオの味づくりの中枢だ。

3秒の抽出準備時間がもたらす即応性。本機最大の特徴のひとつは、高速加熱機能により予熱3秒で抽出に入れる即応性だ。飲みたいと思った瞬間に立ち上がり、ほぼタイムラグなく抽出が始まる。従来のヴァーチュオシリーズと比較しても圧倒的に速く、しかも990Wという低消費電力で成立している点が興味深い。忙しい朝でも、電源を入れて3秒数えたら、すぐ上面配置のボタンをワンプッシュ、後はカプセルのバーコードを読み取り最適な1杯に仕上がるヴァーチュオ アップ。
“What Else?”


5つの抽出量のバリエーションも嬉しいが嬉しいヴァーチュオ アップ。
エスプレッソサイズの濃厚なショートカップが楽しめるエスプレッソ:約40ml
1カプセルでエスプレッソサイズをダブルで楽しめるダブルエスプレッソ:約80ml
グランルンゴ:約150ml
ロング系、ミルク合わせにも向くマグ:約230ml
そして複数人でシェアする用途に最適なカラフェ:約535ml
コーヒーバード 岡澤忠彦さんが教えてくれたぞ

岡澤忠彦さん(以下、岡澤さん)はネスプレッソの難関社内試験をパスした、ネスプレッソのコーヒー、抽出するためのコーヒーメーカー、美味しく入れるアクセサリーなどに熟知したコーヒーバードだ。その岡澤さんに今回実際にラテ・マキアートとアイスアメリカーノ(ミルク)の体験をさせてもらったぞ。
香りが立ち上がる、ユズ バニラ オーバーアイスのラテ・マキアート


「ユズ バニラ オーバーアイス」を使って、ラテ・マキアートを作っていきます。ミルクを泡立て、その後にコーヒーを抽出していきます。このレシピは、デュア・リパさんが飲んでいるものと同じレシピです。「ユズ バニラ オーバーアイス」を使い、雲の上を歩いているかのような、ふわふわとした口当たりが楽しめます。最大の特徴はミルクを入れてボタンを押すだけで、きれいな層のラテ・マキアートを楽しめます。


ラージサイズのミルクレシピに最適な「エアロチーノ XL」でホットのフォームミルク(泡立て)準備。



「今回のモデルで大きく変わったのは “カプセルの回転方向” なんですよ。」
岡澤さんはそう言って、レバーを持ち上げカプセルを投入口に入れた。水平だったカプセルの回転が垂直になったことで、レバーの開閉の力がすっと抜けたんです。本体サイズも幅12cmまで細くなり、置き場所の自由度が一気に広がったという。そして・・・。


後味は短く、抜けが良い。 砂糖的な甘さは引かず、ユズの白い香気だけが静かに残る余韻。 午後の一杯として、集中を途切れさせない軽さが心地よい最適な仕上がりになる。至福の一杯だ!
“What Else?”
ミルクが影を丸め、ローストが余韻を描くネスプレッソのアイスラテ(ミルク)


季節限定で販売しているアイスレジェロを使い、アイスコーヒーを作っていきます。これはアイスレシピ専用のカプセルで、コーヒーの選別からブレンド、焙煎、粉砕まで緻密に設計されたレシピによって生み出されています。今回は、ネスプレッソのアイスコーヒーの風味を最大限に引き出す、美味しいアイスラテの作り方を教わりました。


まずは氷を用意します。30gの角氷を6個、合計180gです。ネスプレッソでは、最終的に美味しいアイスコーヒーを飲んでいただくための推奨レシピがあり、30g角のアイスキューブトレーを用意しています。今日はその氷を使用しています。抽出は氷の上に直接当てることで急冷され、揮発性の高いアロマを液体に閉じ込めることができます。非常にシンプルな工程ですが、最終的な味わいに大きく影響します。


さらに180mlのミルクを加えます。氷の量、抽出量、ミルク量まで計算されたレシピで、これに沿って作ると非常に美味しく仕上がります。もちろん、ミルクの量を調整するなど、ご自身の好みに合わせて楽しんでいただくこともできます。使用しているグラスは「ミクソロジストグラス L」。イベントでも使用したもので、アイスコーヒーを含むさまざまなアレンジレシピを楽しむために開発されたグラスです。
さっそく飲んでみた。
軽いのに芯がある、夏向けの “白と黒” の一杯アイスカフェオレほどミルクが主張せず、一般的なラテほど重くもない。その中間に位置しながら、黒の芯だけは確実に残す美味しい1杯!
最後に岡澤さんに聞いてみた!

3秒予熱とストレスのない抽出体験
モノマガWebねこやま大吉(以下、ね)「まず、今回の “3秒予熱” はかなりインパクトがありますよね。どういう背景で搭載されたんでしょう。」

ネスプレッソ岡澤忠彦さん(以下、岡澤)「忙しい朝や家事の合間って、コーヒーを飲みたいのに “準備の時間” がストレスになることがありますよね。そこで、思い立った瞬間に淹れられるよう、3秒で抽出準備が整う仕組みを入れました。」
ね「990Wで3秒って、かなり効率的ですよね。」
岡澤「内部パーツの効率化や改良を重ねた結果だと思います。シリーズの中でも省電力で高速化できました。」
スリム化と水タンクの可動構造
ね「今回、横幅がすごくスリムになりましたよね。水タンクが動くのも印象的で。」
岡澤「背面にタンクを置くと直線的で美しいですし、側面に回せば狭いキッチンでも置きやすい。住まいや動線に合わせて自由に配置できます。」
“コーヒークリエーションズ モード” 専用ボタンの新設
ね「“コーヒークリエーションズ モード” はどういうものですか。」
岡澤「カフェのようなアレンジメニューを自宅で楽しめるよう、通常より濃縮した抽出ができるモードです。氷やミルクで割っても味が負けません。」
ね「従来は操作が少し複雑でしたよね。」
岡澤「そうなんです。決まった時間内に2回押す必要があって。今回は専用ボタンを押すだけで濃縮抽出のモードになります。」

バーコードの読み取りによる抽出最適化
ね「ヴァーチュオはコーヒーに印字されているバーコードを読み取ることで抽出を最適化するんですよね。」
岡澤「はい。回転数、蒸らし時間、温度、湯量などがカプセルごとに最適化されます。バリスタが淹れたような一杯を自動で再現します。」
ね「遠心力抽出法 “セントリフュージョン” ですね。」
岡澤「そうです。圧力式とは違うアプローチで、均一な抽出を実現しています。」

ね「個人的に好きなカプセルはありますか。」
岡澤「マスター オリジンズシリーズの “エチオピア” ですね。華やかな香りで、ミルクを少し入れるとロイヤルミルクティーのような風味になります。」
ね「ハワイコナもありましたよね。」
岡澤「以前販売していた数量限定品です。100%ハワイコナで、南国らしい香りやナッツ感が楽しめます。」
※掲載のコーヒーは数量限定商品のため、なくなり次第販売終了となります。
デュア・リパ起用とブランドの変化
ね「デュア・リパさんの起用でブランドイメージは変わりましたか。」
岡澤「上質なコーヒーのイメージを保ちつつ、新しい章が始まった感じです。若い世代にも認知が広がっています。」
ね「ヴァーチュオ アップの事が分かりました。ありがとうございました。」

ヴァーチュオアップは “速度” と “操作性” のアップデートが際立つ一台だった。抽出準備時間3秒の軽快さ、垂直レバーの自然な動線、濃縮抽出の表現力。日常のテンポを静かに底上げする、生活密度の高いアップデートだ。

日本橋髙島屋S.C. 新館 5階のネスプレッソブティック
〒103-6190 東京都中央区日本橋2丁目5-1 日本橋髙島屋S.C.新館 5F
03-3231-3720
営業時間:10:30-20:00
※日本橋髙島屋S.C.に準ずる
「ネスプレッソ ヴァーチュオ アップ」
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