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#329 花粉の飛ぶ日は、アレ、してます。

写真・文/サクライダー

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通称「赤ランタン」と呼ばれるコールマンのビンテージランタン。

ホーローやエナメル塗装。マイナスネジに極めてシンプルな構造。それでも古いモノ、アナログなモノほど多くのコトを教えてくれる。通称「赤ランタン」と呼ばれるコールマンのビンテージランタン。基本的にはいま売っているモデルと構造的に大きな違いがない、というのがスゴイことのだけれど、60年代、70年代のパーツがフツーに今でも新品で手に入ることが驚きであり、コールマンランタンが「傑作品」であり続ける理由なのでしょう。たかだか5年前のパーツが手に入らなくなってしまうデジタル系ツールにまったく愛情が湧かないのは当然、とか愚痴っぽいことをつい口走る今年50歳。

花粉症を30年もやってると、この時季の家での過ごし方が年々上手くなってくるもの。これが良いのか悪いのかは別として、今回はそんなボクの休日日記。

ここ数年、ハマっているのが機械モノの分解と清掃。つまり、工具を使ったオーバーホールとかメンテナンス、ってやつです。対象となるのは、置き時計、ラジオ、フィルムカメラにバイク&クルマのキャブレター。要は、手の平サイズの「おたガラクタ」。作業する際のスペースは、テーブルの上で広げても、また「全バラ」にしても、嫁さんの「ご飯にしますよ!」 のひと声で即効で片せる内容としておくことが唯一のコツといえばコツ。

先週のネタは、2年ほど前に近所のお寺で行なわれていた骨董市で手に入れたコールマンの70年代モノランタンの全バラ。念願のガルウイング式ランタンケースから、厳かに引き出し4時間かけて分解→清掃→組み立て。いちどバラバラに分解されたランタンのパーツをひとつひとつ眺めて、磨いて。また、使われている素材の使い分けや加工具合、塗装ムラを目の当たりにする面白さ。それらが再び元のカタチに戻り、元気な音を立てて点灯した瞬間、まるで「このランタン作ったのはオレ!」 と思えるくらい興奮する不思議。あっという間の4時間です。

世の中にはゴルフに釣り、最近じゃ男子でもカフェ巡りで休日を過ごすヒトも多いようですが。コストパフォーマンスと花粉対策で機械イジリに勝るホビーなし、だね。4月半ばではありますが、まだまだ鼻がムズムズ。来週末は、会社の近くにあるカメラ屋さんで買った、ジャンクな8㎜カメラと戯れる予定。

ランタンの説明書

今回のモデルとは別に保管してあるランタン30年選手のランタンで交換したい消耗品パーツがいくつかあった。ちょうどいいや、と日本のコールマンサイトにアクセスしてみると、ほぼ完ぺき。品番「200B」といわれるクラシックタイプのランタンパーツは、細かくほとんどのパーツが現在でも入手可能だった。みなさん、キャンプで使いっぱなしのランタンも、物置でほこりをかぶっているコールマンのランタンがあったら、たいていは修理できます(時間のない方や腕に自信のない方は、コールマンジャパンで修理受付窓口もあり)それまた、生き返りますよ!

 
 
●写真:コールマンジャパン
コールマンのHPはこちら → http://partscatalog.special-coleman.com/catalog/detail/874

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#327 酒税法改正万歳! ビール万歳!!

文/小野正章(モノ・マガジン編集部)

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酒税法改正万歳! ビール万歳!!

この4月より日本ではビールと認められなかった発泡酒が、酒税法改正によって一部認められるようになった。どのように変わったかというと、従来のビールの定義は麦芽比率が67%以上だったものが、改正後は50%以上に引き下げられたうえ、副材料として麦芽量の5%までなら果実や一定の香味料なども追加できる。これによって幅広い“味付け”や“香り”のビールを作り出すことが可能になったのだ。

ちなみに今回の改正で認可された副材料というのは、果実や野菜をはじめとして、コリアンダー、コリアンダーシード、胡麻や山椒といった香辛料、カモミールやバジルなどのハーブ類。ほかに蕎麦、胡麻、蜂蜜、黒蜜、食塩、味噌、花、コーヒー、ココア、茶、牡蠣、こんぶ、わかめ、かつお節。

なかには“えっ”こんなものまでが? と訝しがられること必須な素材も含まれているが、一体どんな意図で今回の副材料が選ばれたのか。じつはこれらは過去の発泡酒に採用されたものばかり。まず第一段階では過去に商品化されてものだけが認可され、今後はその幅もさらに広くなっていくと思われる。

また、ビールの定義拡大とともに、酒税減税も段階的に開始され、2020年10月には現在の77円(350ml缶換算)から70円(同)に、2023年10月には63.35円(同)、そして2026年10月には54.25円(同)に引き下げられる。
ビール離れが進んているといわれるなか、定義か広まり、減税によってほかの発泡酒や新ジャンルとの垣根も低くなることで、ビールにカムバックする人たちが増えていきそうだ。

本誌では7月に「ビール」特集を組む予定。この夏の新製品だけでなく、こうしたフルーツ系や香辛料系のビールも紹介していくので、ご期待を。

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SORRY UMAMI IPAヤッホーブルーイングの「SORRY UMAMI IPA」は、かつお節の旨味成分(イノシン酸)によって酵母の働きを活性化させ、酵母由来のフルーティーな香りと新種ホップの苦みが効いた味わい。

アサヒグランマイルドゆっくり飲めことを念頭に開発されたアサヒビールの「アサヒグランマイルド」。麦とアルコール7%の味わい深さに雑味・甘みを抑えた柔らかな余韻が楽しめる。副材料にレモングラスを使用。

「ひこうき雲と私 レモン篇」と「雨のち太陽、ベルジャンの白」キリンのコンビニ限定ビール「ひこうき雲と私 レモン篇」と「雨のち太陽、ベルジャンの白」。前者はレモンピール、後者はオレンジピールとコリアンダーシードを使用している。

オレンジピールのさわやかビール、芳醇カシスのまろやかビールサントリーから発売中の海の向こうのビアレシピシリーズ。「オレンジピールのさわやかビール」はオレンジピール、コリアンダーシードに加え、柑橘系の香りのホップを使用。「芳醇カシスのまろやかビール」はベルギーのフルーツビールをヒントに、カシスを加え、麦芽の配合を調整することで、赤い色とまろやかな口当たりを実現。

#326 晴れた日曜日、木漏れ日の中でビールでも飲みながら聴きたいCD

文/関谷和久

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Sandii 『HULA DUB』 (発売元マナパシフィカ/Pヴァイン)。ライナー特別寄稿/いとうせいこう、吉本ばなな。Sandii 『HULA DUB』 (発売元マナパシフィカ/Pヴァイン)。
ライナー特別寄稿/いとうせいこう、吉本ばなな。
HULA DUB特設サイト http://huladub.com/
https://www.youtube.com/watch?v=OFSoxYXsZMA

最近、愛聴しているCDを紹介します。
Sandii(サンディー)のニューアルバム『HULA DUB』です。

プロデュースはなんとUKレゲエの鬼才デニス・ボーヴェル。参加ミュージシャンは、元サンセッツのケニー井上や井ノ浦英雄、さらにこだま和文、ランキン・タクシー、リトルテンポ、巽朗、外池満広(ドライ&ヘヴィ)、北原雅彦(スカパラ)他20名以上。

サンディーのナチュラルな歌声、そしてデニス・ボーヴェルの都会的なダブによって仕上げられたハワイアンとラヴァーズロックが融合した数々の曲がすばらしい。

さて、ここまで出てきた単語うや人名に少しでも反応した人はぜひ手に取ってほしい。いや、反応しなくても(笑)、ぜひ聴いてみてください。

思えば、80年代後期~90年代にかけて、このへんの人たちのレコードやCDをよく買っていた。

これからの季節、晴れた日曜日、木漏れ日の中でビールでも飲みながら聴いたら気持ちいいだろうなぁ。

#325 自分だけのオリジナルインクを調合 ink stand by kakimori体験レポート

文/島田雄右(モノ・マガジン編集部)

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自分だけのオリジナルインクを調合 Ink stand by kakimori体験レポート

卸商と問屋が集まる街、東京の蔵前に「たのしく、書く人」をモットーにオーダーノートや万年筆を取り揃える文具店「カキモリ」がある。その姉妹店である「inkstand」でオリジナルインクを調合できると聞いて、衝動を抑えられず早速ネット予約! この日も、休日ということもあり満席。文具好きから調合したインクをイラストに使用したいという人まで、さまざまな人で賑わっておりました。

ズラリと並ぶインクたち

店内カウンターにはズラリとインクたちが並ぶ。

 
映画「シェイプ オブ ウォーター」を観たばかりだったためか、筆者はどうしてもグリーン系を造りたくなり、説明を受け早速スタート。14の基本色の中から、ベースになる2〜3色を選びブレンド、カラス棒で混ぜてからカキモリオリジナルのガラスペンで試し書き。実際に手を動かしながら、理科の実験のように一滴一滴メモしながら慎重に調合。書き始めと書き終わりの色の違いや、乾いてからの変化など、少しのバランスの違いで微妙な色の変化が生まれるので色の世界は奥が深い。気がつけば45分はアッという間に終了、無心になれます。この日ガラスペン初体験、こんなに書き心地がなめらかだとは知りませんでした(猛反)。
14色からチョイスして、混ぜたら試し書きができる

14色からチョイス。混ぜて試し書きもできる

2~3色チョイスしてガラス棒でブレンド

2~3色チョイスして、ガラス棒で調合開始!

kakimoriオリジナルのガラスペンで試し書き

出来上がった色をkakimoriオリジナルのガラスペンで試し書き。

 
日常ではパソコンやスマホなどを使う機会が増えたが、結婚式や親しい友人へなど手書きの機会はまだまだある。春は出会いと別れの季節、自分オリジナルのインクを使えば感慨もひとしおというものだ。濃厚な時間と淡い思いが入り混じった休日でした。
 

■ 店舗情報 ■


inkstand bykakimori(要予約)
tell 050-1744-8547
HP http://inkstand.jp/
〒111-0051
東京都台東区蔵前4-20-12クラマエビル1F
浅草線:蔵前駅 徒歩3分 大江戸線:蔵前駅 徒歩5分
営業時間:11〜19時 月曜定休(祝祭日の場合はopen)

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混色サンプルもあり、複雑な調合も…カラーパターン 筆書きしたイメージもあるベテランになると何10対幾つという細かい指定になるとか……。まさに色のラビリンス。混色サンプルもあるので、はじめてでも安心だ! 時間内であれば、さまざまな調合にチャレンジできる 。
 
スタッフの杉田千尋さん「インクを作ったことをきっかけに、手書きの習慣もっと増えればと思います。字が下手だからと、おっしゃる方が多いですが、それはその人のアジですから」とスタッフの杉田千尋さん。励みになります(汗)。
 
最終的にプロが調合を行い、イメージした色に近づけてくれる。作った色のレシピは2年保存され再注文が可能市販では、なかなか出せない自分だけの色の完成!製作時間は約90分(調合する時間は約45分、瓶に詰めお渡しまで約45分)。最後は色のプロが微調整して、イメージに近づけてくれます。1瓶2500円、容量約33ml。レシピは2年間保存され再作成も可能。再購入の場合、価格も2000円とオトク。確かに、この濃淡は市販のモノでは得られないです、大満足。
 
上から筆/SAILOR プロフィットふでDEまんねん MF(中細)/PILOT カクノ EF(極細)写真上から筆/SAILOR プロフィットふでDEまんねん MF(中細)/PILOT カクノ EF(極細)
それぞれ異なる表情を楽しむのもインクの醍醐味(写真では美しい発色が表現できないのが残念)。

#320 石破茂さんのモノ語り

写真/魚住誠一 文/モノ・マガジン編集部

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モノ・マガジン3-16号は通巻800号。記念すべき本号はモノ・マガジンの看板企画として誌面を飾ってきた「傑作品特集」がメイン。各メーカーのロングセラー傑作品をはじめ、目利きが選んだ傑作品などさまざまな視点から傑作品をセレクトします。

バックミラーでちゃんと後ろも見ながら前に進んでいます。いままで語りつくされたモノの中にも、埋もれたエピソードや作り手の想い、魅力がまだまだきっとあるはずです。傑作品の本質を掘り起こす、アニバーサリー企画として相応しい華やかな特集です。その目玉企画のひとつが著名人インタビューとなり、各界の大物にお話しを頂戴しております。そして、今回はなんと衆議院議員の石破茂先生にもお話しをお伺いすることができました。もちろん、モノマガなので政治ではなく趣味について、石破先生がお好きな模型を中心にお話しを伺いしてきました。幼少期の思い出から、お気に入りの模型、今作りたいと思っている模型まで、多彩なエピソードをお伺いしてきました。単に好みを語るのではなく、仕事でも役立った模型の話……など、奥深いお話しが満載で、まさに”モノ語り”という濃い内容でした。その様子は、3/2発売のモノ・マガジン3-16号にて掲載。是非とも、ご覧下さい。

#319 中年リターンスキーヤー、ゲレンデに舞う!?

文/小野正章(モノ・マガジン編集部)

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XDR 88 Ti
「XDR 88 Ti」
パウダーから圧雪バーンまであらゆる雪面やコンディションに対応するオールマウンテンスキー。振動を吸収し安定性も抜群。しかも軽量のため疲れにくい。サイズは165cm、172cm、179cm、186cm。ビンディング(WARDEN MNC)付き価格10万8000円

野沢温泉でサロモンの新しいスキーを試乗しませんか? 代理店からそんなお誘いをいただいた。温泉好きの私としては久方ぶりの野沢温泉。ぜひ行きたいけどスキーなんて一体いつ以来だろう?

やや躊躇したものの、これも仕事のうち。行けば外湯廻りも堪能できそう、とポジティブに考えて参加することに。ひさびさの野沢温泉は近かった。以前は長野駅から飯山線に乗り継いで、戸狩野沢温泉駅からタクシーというのが常道だったが、いまでは新幹線も金沢まで延びているため、最寄りの水尾駅からバスに乗り換え30分ほどでスキー場に到着する。

さて、着いて驚いたのは外国人観光客の多さ。ゲレンデも温泉街も海外からの家族連れやグループで大いに賑わっているのだ。ニセコや白馬のスキー場が海外でも有名なのは知っていたが、まさか野沢温泉までがこんなことになっているとは! 最近行った方ならおわかりと思うが、外湯が点在する狭い路地のいたるところに外人客がぞろぞろ歩き、夜ともなれば居酒屋はおろかラーメン屋や定食屋までが外人客で一杯。ともかく違和感があるというか、ミスマッチというか、その加減が曰く言いがたいのだ。そんな状態なのでどの店にも入るに入れない。いや、入っても溶け込めそうにない…。なぜ日本の温泉街でこんなに肩身の狭いをしなくてはならないのだろう?

おっと、話を本筋に戻そう。

試乗したのは2017—2018シーズンの新製品「XDR」というモデル。ガチガチのアルペンタイプでもなく、モーグルや荒れた雪面に特化したタイプでもなく、オールラウンドに対応するスキーとのこと。どんなレベルの人でも、楽しく“遊び尽くす”事ができるように開発されたので、私のようなリターンスキーヤーやレジャーとして雪を楽しく滑りたいという人にとっては最適なモデルといえそうだ。今回は久々ということもあって、ラインナップ中でもっともエントリー向けのスキーを割り振られた。

スキーの指導者としてお付き合いくださったのは俳優の田村幸士さん。田村さんは高校・大学とスキー部に所属し、特に大学時代は全日本学生スキー選手権で2度入賞したほどの実力の持ち主。最近では東野圭吾の原作をドラマ化した『カッコウの卵は誰のもの』への出演のみならず、そのスキーアドバイザーを務めるなど活躍中。そんな人に指導していただけるのだから光栄至極なこと。

まずは、緩斜面で田村さんの滑ったコースをトレースしながら後に付いて滑り、慣れてきたところでゴンドラで頂上直下まで。「XDRはどんな雪面に対しても80点の優等生。グルーミングされたバーンだけでなく、コース脇のパウダーも楽しんで」と田村さん。なるほど、実際に圧雪されたコースから未圧雪ゾーンに滑り込んでも、足が取られることなくスムースにターンができる! オレってこんなに滑れたっけ?? なんて錯覚したほど。もちろん圧雪コースでは思うままにコントロールでき、余分な箇所に力を入れる必もなく、当然疲労感もほとんどなし。 

その後も短時間ながら、田村さんとともにスキーを堪能。もう少し滑りたかったけれども、怪我しないうちに切り上げてスキー場を後にした。今回はゲレンデのコンディションが整っていたことも大きかったけれど、辛さなどは微塵も感じず、楽しさだけが味わえた時間だった。正直、この板でならまた何度でも滑りたい。そう、感じさせてくれるスキーのパフォーマンスだった。

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国際色豊かな野沢温泉街
国際色豊かな野沢温泉街。最近はヨーロッパからのスキーヤーが増えているとのこと。

田村幸士さん愛用のヘルメット
田村幸士さん愛用のヘルメット。おや!? どこかで見たようなブランドロゴが…。

詳細は→http://sallot-ski.com/

#318 息子が毎日着たがるウール肌着

写真/青木健格 文/松崎薫子(モノ・マガジン編集部)

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息子が毎日着たがるウール肌着

ここに紹介するのは、メリノウールとオーガニックコットンを
使用したデンマーク発のニットブランド「Joha(ヨハ)」です。
1963年の創業当時はコットン中心に展開するニット会社で、
1980年代後半にウールの取り扱いをスタート。
その後、ある顧客からの要望でウールのキッズ向け肌着を作り
取引先のショップのオーナーへ向け展開しました。
それが評判となり、本格的にキッズアイテムをリリース。
現在では、ウールの肌着業界でヨーロッパ最大の規模を誇るほどに。
2013年の秋から日本をはじめ、アジアへも進出し話題になっています。

「ウールは触り心地が良く、体温調整もできる優れものよ。
このヨハの製品はとても品質がいいの。そのためスカンジナビアでは、
誰もが一度は袖を通すといわれるほどになり、とてもうれしいわ」
と話すのは3代目のクリスチーネ ヨハンセンさん。

取材に応じてくれたヨハンセンさん
昨年の秋に来日した、 ヨハ 3代目デザイナーの クリスチーネ ヨハンセンさん。「子どもには風通しも抜群のウールシルク素材もおすすめよ」と教えてくれました。

 
環境にやさしいことにも重きを置き、EUの環境検査合格証で
厳格な環境検査を通過した商品のみに許可される「EUフラワーエコラベル」を
使用するなどクオリティに妥協を許さない。
そのため着心地の良さはお墨付きです。
とても細い繊維で作られているので、ウール独特なチクチク感はなく、
肌へのストレスは一切なし。

3歳になる息子もその違いがわかるようで、
いつもきまってヨハの肌着を好んで着ています。しかも冬だけでなく、
意外とオールシーズン使えることにもびっくりしています。
そう、夏は涼しく、抗菌・消臭等に優れた特長もあるのです。
デザインも華美な要素はいっさいなく、色にいたっても
エコ基準の観点からチョイスされるこだわりようもポイントです。

今日紹介するのはキッズアイテムだが大人用もありのでぜひ試してください。
ウールは身体を守ってくれるほか、火が燃え移ることもないので
バイカーの人などには特におすすめしたいです。
一度着たらほかの肌着を着られなくなる……。
子どもは本当に正直だわ。笑。

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ボディショートスリーブ
ボディショートスリーブ
価格2592円

ブラウス
ブラウス
価格2376円

ジャンプスーツ
ジャンプスーツ
価格6588円

アンダーシャツ
アンダーシャツ
価格3888円

ショーツ
ショーツ
価格2592円

お問い合わせ先
UNIT
電話03-6804-3242
http://www.unit-ew.com

#316 東京オートサロン備忘録

写真・文/桜井靖人(モノ・マガジン編集部)

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東京オートサロン2018

昨年開催された東京モーターショーの入場者数は10日間で約77万人。かたや、今年1月12日から14日まで3日間のスケジュールで行なわれた東京オートサロンは約32万人。1日あたりの入場者で見れば、もはや東京モーターショーをしのぐ、日本屈指のクルマ関連イベントになった「東京オートサロン」。

83年のスタート当初は「東京エキサイティングカーショー」というネーミングだったことを覚えている人もずいぶん少なくなってしまったけれど、ぼくがはじめてこのショーを観たときの衝撃は今でも忘れられません。幼稚園時代に近所の国道で車種当てウオッチング、小学生でスーパーカー撮影会と週末ディーラーでのカタログ収集、中学生で東京モーターショーデビューと、順調にエンスージアストの階段を登っていたぼくは、エキサイティングカーショーがふつうの自動車ショーなのかと思って遠く千葉の町から遠征。しかし、そこで待っていたのは、当時全盛となっていたシルエットといわれるレーシングカーたち。たとえばスカイラインシルエット、シルビア、ブルーバードの日産ターボ三兄弟。トヨタはセリカ、ポルシェのWECモデルなどなど。フェンダーが大きく箱型に飛び出し、フロントとリアには衣装棚のようなスポイラーがつけられたド派手なカスタムカーに一瞬でヤラれてしまったのです。しかも会場に展示されたクルマはすべてレースを走ったホンモノ。オイルの汚れも塗装のハゲもすべてが歴史の生き証人。24枚どりのフィルムは会場入りしてすぐに撮り終えてしまい、あとはただひたすら眼球に焼き付けようと必死でした。スマホ片手に回った、今回のオートサロンで、35年前のそんなことを思い出しました。それと、この東京エキサイティングカーショー。当時のことを調べてみると、主催者は「オートスポーツを楽しむ会」であり、大藪春彦氏がその名誉会長でありました。


 
こちらは「2018年の東京オートサロン」の様子。
いまの様子からは想像もつきませんが、東京エキサイティングカーショー時代はレーシングカーと、全国のカスタムチューナーが新作パーツや最新チューニング技術をお披露目するガチなイベント。華やかなコンパニオンさんどころか、女性来場者もまったくと言っていいほどいなかったと思う。もちろんソレ目当てのカメラ小僧も。
軽トラのアドベンチャー系カスタムがあったかと思えばベントレーのレースマシンがあったり。この振り幅の大きさこそがいまの東京オートサロンの魅力。

●東京オートサロン2018の出展詳細は

www.tokyoautosalon.jp

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#315 すべての予想を裏切る衝撃の「スター・ウォーズ」 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」

文/大谷暁(モノ・マガジン編集部)

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

 新年あけましておめでとうございます。本年もモノ・マガジンをよろしくお願いします。さて2018年の初ネタは、絶賛公開中の映画を超えた史上空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(17)であります。本作は前作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(15)のその後を描いたシリーズ8作目。

今回の主役は前作ではほとんど出番がなかった伝説のジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーと、フォースが覚醒したレイ。そしてダース・ベイダーを受け継ごうとするカイロ・レンの3人。またストームトルーパーの脱走兵フィン、レジスタンスのヒーロー、ポー・ダメロンも活躍しちゃいます。新たな登場人物としては、ベニチオ・デル・トロ演じるDJにも注目して欲しい。またユニークでキュートな新キャラ「ポーグ」、カッコ良さならクリスタルフォックスも見逃せない(ポケモンみたい)! しかし何と言ってもレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーの遺作ということでファンとしては忘れられない作品ともなった。

さて肝心のストーリーは一体どんな展開になるのだろうか? 考えられることはいくつもある。まず、前作で死んだはずのハン・ソロが実は生きていたという展開! もし生きていたら、それはもうターミネーターだろって話! またはハン・ソロが実はジェダイだったとか……最強ですね。ふたつ目はダークサイドに落ちるのはレンと見せかけて本当はレイだったとか! もしくはふたりともダークサイドに落ちちゃうのも面白い! またベタですがルークが殺される展開もアリだ! そして前作からその立ち位置が気になっているのがフィン! 絶対に主役級の存在だと思っている筆者としては最後のどんでん返しがあることに期待したい。元々ランド・カルリジアンかメイス・ウィンドゥのどちらかと縁がある重要人物であると断言したいところだが、果たして真相は……。というように観る前に妄想を抱けるのも「スター・ウォーズ」ならではの愉しみ方のひとつなのだ! 

そんな「スター・ウォーズ」シリーズの第一作「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」(77)を筆者が初めて観たのは高校生の時だった。当時は同時期に製作されたスピルバーグ印の「未知との遭遇」(77)と人気を二分していた。ここだけの話、筆者は「未知との遭遇」派でした(笑)。筆者が「SW」に興味を持ったのは実はフィギュアから。80年代に、手掛けていた雑誌でUSA トイを特集。そこでコイン付きのケナー社製SWフィギュアを紹介してから興味が湧きましたねぇ~。扱っているお店がほとんどないのもコレクター心に火が付き、渋谷のファイヤー通りにあった「ザップ」とか、池ノ上にあったUSAオモチャの小さなお店で購入してましたね。それはプレミアがつくもっと以前の遥か昔の話……。

 「スター・ウォーズ」というタイトル。当初の邦題は「惑星大戦争」と予定されていたが、ジョージ・ルーカス監督の世界共通タイトルで公開という意向で「スター・ウォーズ」となった。本国アメリカでは興行収入記録を塗り替えた大ヒット作品だが、日本での公開はなんと1年以上先というとんでもスケジュール。今では考えられないが昔はよくある話でもあった。でその間の正月映画として製作されたのが「惑星大戦争」(77)という作品。そのまんまですね(笑)。

 話を戻すと、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は、稀にみる傑作と言っても過言ではない。前作で抱いた旧三部作の焼き直し感は見事に払拭され、もう一度観たくなる、そんな作品に仕上がっている。前作のJ.J.エイブラムス監督から引き継いだライアン・ジョンソン監督の手腕が見事のひと言。長編映画監督デビュー作「BRICKブリック」(05)が、2005年のサンダンス映画祭で上映され、審査員特別賞を受賞。またSF映画「LOOPER/ルーパー」(12)では、奇想天外な展開で描き映画ファンのハートを掴んだ。まさに天才の片りんをのぞかせていた。TVシリーズ「ブレイキング・バッド」でもメガホンを撮っている。このライアン・ジョンソン監督、早くも新たに描かれる「スター・ウォーズ」新3部作の監督にも内定しているというから、その期待の大きさが計り知れる。そして気になるのはエピソード9。なんと、J.J.エイブラムス監督が返り咲くとのこと。個人的にはうーんという感じですが、如何でしょうか。正直、毎回ビッグタイトルに挑みますが結果が伴わない。TVシリーズ「LOST」がピークだったのではないかと思うのは私だけ……。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

スター・ウォーズ/最後のジェダイ
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

スター・ウォーズ/最後のジェダイ
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

スター・ウォーズ/最後のジェダイ
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
 
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
 2017年アメリカ映画
 公開日:12月15日(金) 公開
 上映時間:2時間32分
 上映方式:2D・3D
 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

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#306 革命的SF映画が新たなる奇跡を生み出す! ブレードランナー 2049

文/大谷暁(モノ・マガジン編集部)

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「ブレードランナー」(82)は、SF映画の最高峰とされ、1993年にアメリカ議会図書館の国立フィルム登録簿に永久保存登録された傑作である。日本では同年夏にロードショー公開されたが「E.T.」(82)の大ヒットの陰に隠れるという不運もあり早々と上映は打ち切られてしまった。しかし、そのことが逆にカルトムービー化するきっかけとなり、アパレルやマスコミ関係者の多くから支持されることになる。まだレンタルビデオが普及していない時代だったため、高価な輸入版ビデオを探し回ったのを思い出す。そう言えば西麻布や青山界隈のカフェバーなどでよく映像が流されていたっけ。

また幾つかのバージョンが存在するのも今までの映画とは異なる大きな特長だ。特に「ハリソン・フォード演じるデッカードが見るユニコーンの夢」とルトガー・ハウアーが目玉をつぶすシーンは有名。この作品以降、ディレクターズカット版とか、ファイナルカット版などが認知され流行り、映画の新しい流れが生まれた。

ビジュアル的にも画期的な作品で、日本的な要素がふんだんに盛り込まれている。その理由はリドリー・スコット監督が日本を訪れた際に衝撃を受けた新宿歌舞伎町をヒントにインスパイアしているらしい。この環境汚染にまみれた酸性雨の降りしきる退廃的でサイバーな未来都市は、アニメや他のSF映画に多大なる影響を与えたのは言うまでもない。そんな革命的SF映画「ブレードランナー」に待望の続編がついに誕生した。舞台設定は30年後の2049年。貧困と病気が蔓延するカリフォルニア。人間と見分けがつかない「レプリカント」が労働力として製造され、人間社会と危うい共存関係を保っているという世界だ。

前作の監督であるリドリー・スコットは製作総指揮にまわり、今年アカデミー賞8部門にノミネートされたSFドラマ「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務めている。前作で主人公を演じたハリソン・フォードが今回もブレードランナーのデッカード役で出演しているのもファンにとってはたまらない。また今回の主人公Kを演じるのはライアン・ゴズリング。今年は「ラ・ラ・ランド」にも出演していて、今、最も注目度の高い男優である! 

主人公Kは、レプリカントを解任するという任務を日々こなしている孤独なブレードランナー。ところがある事件をきっかけに、決して踏み込んではならない領域に足を踏み入れ、その秘密を暴くある男にたどり着く。その男とは30年前に行方不明になっていたかつてのブレードランナー、デッカードであった…。彼が命をかけて守り続けてきた秘密とは? 
もはやSFのジャンルを超越し、人間の在り方に迫るエモーショナルなドラマだ。前作の世界観を踏襲しつつ進化した世界をさらに創造しているのも見どころ。悪夢のように描かれた未来世界は、テクノロジーの発達とともにリアルに感じられる部分もあったりして面白い。

リドリー・スコットは今年、ライフワークの集大成としてエイリアン・シリーズにも注力している。ハリソン・フォードには「スター・ウォーズ」と「インディ・ジョーンズ」というドル箱シリーズがある。2019年にはシリーズ第5作となる新作が製作される予定。まだまだ現役続行中の元気なふたりから目が離せない。前作を知っている人も知らない人も充分愉しめる作品に仕上がっておりますのでご覧あれ! 

2017年アメリカ映画/2時間43分/2D・3D
10月27日(金)全国ロードショー! 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
 
ブレードランナー

ブレードランナー

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