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#447 もう少々待つか、それとも…。

文/サク☆ライダー(モノ・マガジン編集部)

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447 もう少々、待つ価値アリ。

小さいの(ジムニーとかヤリス クロス)から、おっきいの(ハリアー)まで。

納車までンヶ月待ちの人気グルマはおしなべてSUVという時代。あらためて、クルマって単なる移動の道具でなく、生活スタイルなのだなと。

さて、個人的には特に気になるSUVがランドローバーの起点にして真打ちの新型「ディフェンダー」。

いま注文しても、グレードと仕様によっては来年の夏休みに間に合うかどうか、という盛況ぶりなワケですが、慌てても仕方ない。むしろ、ここは慌てず、という話し。

というのも、いまのところ日本市場には4気筒、ガソリン2Lターボエンジンの一択ですが、そろそろ欧州ではすでに発表されている6気筒のディーゼルエンジン搭載車が加わっても良いタイミングになってきたのかなと。先代ディフェンダーのほとんどがディーゼル車両であったこと。最近のランドローバー車のディーゼルエンジンの出来の良さを考えれば、新型ディフェンダーにもディーゼルエンジンはドンピシャ、と考えるヒトは少なくない。ランニングコストはもちろん、オフロードを走るヒトなら、低速でもトルクモリモリのディーゼルエンジンはディフェンダーのキャラクターに好都合というワケですよ。車体価格はおそらくガソリンに比べてお高く(50万円ほどでしょうか※ランドローバー車のこれまでのプライスタグを並べてのあくまでの推測)なるのは必至ですが、5年、10年の付き合いを約束する方ならモトは取れるでしょうし、リセールバリューも高そうだし。

では、ガソリンモデルはパスすべきかといえば、否。こんどのディフェンダーは、本格四駆であると同時に、ワインディングや高速道路もしっとり走る真のクロスオーバー(名ばかりのクロスオーバーが多いので、念のため)というキャラも両立するのでガソリンエンジンならではの高回転での「伸び」も捨てがたい。とまぁ、このあたりの違いを自分の行動範囲と折り合いをつけて決めることになるのですが、それには試乗は必須科目。今月あたりから貴方のご近所にあるディーラーさんにもぼちぼち試乗車が揃ってきてるはずです。年内にまずはガソリンモデル。はやる気持ちを抑えつつテストドライブを申し込みしてみましょう。

ランドローバー ディフェンダー110ランドローバー ディフェンダー110ランドローバー ディフェンダー110先日行われたメディア向けの試乗イベントでの様子。用意されたのは5ドアのディフェンダー110(ワンテン)。もちろん2Lのガソリンモデル。クロカンモデルはディーゼルでなきゃ! という昭和生まれの元クロカン野郎ですが、この日はネチネチと時間の許す限り凸凹のきついコースを周回。優れた電子制御と金庫のようにガチっとした車体、それに驚くほど伸びる足回りとガソリンエンジンの組み合わせがもたらすオフロード走行にニヤニヤしっぱなし。高速道路では、最新の走行サポート機能と高級セダンか! というほどのスムーズな走りにうっとり。自称、クロカン四駆は断然ディーゼル派も、もはやどこへやら。

●ランドローバー ディフェンダー110
車両本体価格:589万円〜
・お問合せ
ランドローバーコール
TEL:0120-18-5568
URL:landrover.com

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#446 民藝の本

文/松崎薫子(モノ・マガジン編集部)

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446 民藝の本

民藝が好きです。
南部鉄器の鉄瓶、山形の米とぎざる、青森の根曲竹りんごかご、山葡萄の鞄、秋田の曲げわっぱ弁当におひつ・・・。
輪島の漆のお椀や益子焼や小鹿田焼の焼き物などなど、挙げきれないほど使っています。

輪島の漆のお椀や益子焼や小鹿田焼の焼き物などなど、挙げきれないほど使っています。 輪島の漆のお椀や益子焼や小鹿田焼の焼き物などなど、挙げきれないほど使っています。
輪島の漆のお椀や益子焼や小鹿田焼の焼き物などなど、挙げきれないほど使っています。 輪島の漆のお椀や益子焼や小鹿田焼の焼き物などなど、挙げきれないほど使っています。

ハレの日に使うものではなく、日常づかいしてこそのモノばかり。
鉄瓶で沸かすお湯はまろやかで、わっぱにいれたご飯は調湿機能により常にふっくら。
理にかなった実用アイテムです。

輪島の漆のお椀や益子焼や小鹿田焼の焼き物などなど、挙げきれないほど使っています。 輪島の漆のお椀や益子焼や小鹿田焼の焼き物などなど、挙げきれないほど使っています。

その土地特有のものであり、無名の職人のものも多く、主張しすぎないデザインなのがなんとも心に響きます。
使うほど愛着がわき、経年変化が楽しめるのも魅力です。

さて、民藝好きはもちろん、ちょっと民藝に興味を持ち始めた人にオススメしたいのが、こちらのガイドブック『にっぽんの美しい民藝』です。

この本では、日本民藝館をはじめとした、全国の民藝館を中心にその地域のおすすめのお店が紹介されています。
民藝スポットだけのガイド本は日本初です。

著者の萩原健太郎さんは日本文藝家協会会員で、デザインや北欧、民藝に精通された方。
すべて、萩原さん自身が撮影し執筆。セレクトされた店は秀逸で、解説もとても丁寧です。
肩肘張らない写真が心地よく、まるで自分が旅している気持ちにさえも。

ぜひこの本を持って民藝の旅へ出掛けてみませんか。

『にっぽんの美しい民藝』
定価1600円+税
144ページ/A5判/オールカラー
萩原健太郎・著(エクスナレッジ)

#445 「最高に快適な家時間!」

文/片岡静香(モノ・マガジン編集部)

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445 「最高に快適な家時間!」
モルテーニ/The Wardrobe for GLOBE ‒ TROTTER by Molteni&C
限定10台
※ワードローブの価格はサイズ・仕様により異なる
※納期はオーダーから4~5ヶ月(受注生産)
お問合せ グローブ・トロッター 銀座 TEL:03-6161-1897

テレワークが一般化するなど家で過ごす時間が長くなった今、家時間をこれまで以上に楽しみたい。

そんな中、9月2日に発売した『モノ・マガジン9月16日号』では、休憩時間などに自宅で手軽に本格イタリアンエスプレッソを堪能できる「ガジア」の小型エスプレッソマシン「ベサーナ」をご紹介。

そもそも、現在イタリアで一般的に飲まれている美味しいエスプレッソは、1938年にミラノのバールオーナーだったアキ―レ・ガジア氏が、これまでとは全く違う「クレマ」のある、エスプレッソマシンを発明したことに始まる。

そんな本格的なエスプレッソの味わいを堪能できる「ガジア」のマシンに、この度登場したのが、小型全自動エスプレッソマシン「ベサーナ」だ。今撮影では、イタリアの家具ブランド「アルフレックス ジャパン」に協力いただいた。

歴史あるイタリアのエスプレッソマシンとイタリアのモダンインテリアが見事に融合し、素敵な誌面に仕上がったので是非チェックしてほしい。

また今回は、その「アルフレックス ジャパン」が扱うイタリアの家具ブランド「Molteni&C(モルテーニ)」とイギリスを代表するトラベルをベースとしたラグジュアリーライフスタイルブランド「GLOBE – TROTTER(グローブ・トロッター)」のコラボレーションにフォーカスしたい。

クリエイティブディレクションは「グローブ・トロッター」のプロジェクトディレクタ-である建築家の黒崎敏(APOLLO Architects & Associates)が務め、ハイエンドレジデンスを得意とする設計者ならではの暮らしの美意識を、プロダクトとしてデザインしている。

黒崎氏は住宅において、ワードローブを中心に据えた「旅と過ごす空間」の必要性を提唱し、この度両ブランドによるコラボを実現。

「モルテーニ」のラグジュアリーなシステム収納として名高い「グリスマスター」は、建築家・デザイナーの「ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン」による、洗練を極めたシステム収納だ。多彩なドア、ハンドルのデザインが高度な技術とオリジナルの機構により構築されており、上吊りタイプのドロワー、引き出し式のトレー、シューズラック、アクセサリードロワーなど、様々なパーツを自由に組み合わせて思い通りのワードローブを構成することができる人気モデルだ。

今コラボモデル「ザ ワードローブ フォー グローブ・トロッター バイモルテーニ」では「グローブ・トロッター」による、妥協なきクラフトマンシップの追求により、収納スペースと一体化した、先進的かつハイクオリティーな空間が実現。

「グローブ トロッター」のトラベルケースに使用されるハンドルと同じカラーを使用し、立体感のあるキュリオ柄バックパネルなど、アイコニックなパーツやディテールを盛り込むことで、旅とインテリアの領域を軽やかに横断したコラボレーションになっている。

さらに、トラベルケースにおいては、本プロジェクトの記念モデルとして「モルテーニ」をイメージしたカラーデザインを起用し、ワードローブの世界観をそのまま持ち運ぶことをテーマに「旅するワードローブケース」として提案もしている。

ワードローブ「The Wardrobe for GLOBE ‒ TROTTER by Molteni&C」とトラベルケース「The Travel Case by Molteni&C」として、10 月 1 日(木)~ 11 月 20 日(金)にグローブ・トロッター 銀座にて展示販売される予定。旅と共にある豊かな暮らしを創造する、新たなプロダクトとして是非注目したい。

グローブ・トロッター 銀座
東京都中央区銀座 5 ‒ 2 ‒ 1 東急プラザ銀座 1 F
03-6161-1897
2020 年 10 月 1 日(木)~ 11 月 20 日(金)
11:00 ‒ 20:00
https://jp.globe-trotter.com/news/globe-trotter-molteni/
※ワードローブ「The Wardrobe for GLOBE ‒ TROTTER by Molteni&C」はアポイント制でのご案内。

グローブ・トロッターアジアパシフィック/The Travel Case by Molteni&Cグローブ・トロッターアジアパシフィック/The Travel Case by Molteni&Cグローブ・トロッターアジアパシフィック/The Travel Case by Molteni&C
価格32万7800円
限定100台
お問合せ グローブ・トロッター 銀座
TEL:03-6161-1897

「APOLLO Architects & Associates」代表取締役 建築家 黒崎 敏氏「APOLLO Architects & Associates」代表取締役 建築家 黒崎 敏氏

小型エスプレッソマシン ガジア/ベサーナ小型エスプレッソマシン
ガジア/ベサーナ
価格5万9950円
※詳しくは「モノ・ショップ」をチェック!

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#444 ジャン=ポール・ベルモンドという男「ベルモンド傑作選 」

文/大谷暁(モノ・マガジン編集部)

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444 ジャン=ポール・ベルモンドという男「ベルモンド傑作選 」
大盗賊
CARTOUCHE a film by Philippe de Broca ©1962 / STUDIOCANAL -TF1 DA -Vides S.A.S (Italie)

みんなジャン=ポール・ベルモンドってわかる? オールドファンなら誰もが知ってるいぶし銀。60~70年代には、スティーブ・マックィーンや、クリント・イーストウッドと肩を並べたアクション映画界のレジェンド的存在。本国フランスでは、アラン・ドロンを遥かに凌ぐ人気を誇った国民的なスーパースター。日本では世紀の2枚目俳優アラン・ドロン人気が凄まじかったけどね(笑)。

ベルモンドはあの「ルパン三世」や「コブラ」のモデルとも言われ、体を張ったスタントで世界を魅了するジャッキー・チェンやトム・クルーズらのまさに先駆者! 80年代にはジャン=リュック・ゴダール監督の傑作「勝手にしやがれ」や「気狂いピエロ」のリバイバル公開でアンニュイな映画が好きな業界人からも支持された(笑)。しかし、ベルモンドさんの神髄はヌーベルバーグ時代よりも、数々の巨匠たちと組んだアクション&コメディにあると言っても過言ではない。しかし、残念ながらベルモンド作品の多くは近年、日本ではDVDでも観ることが出来なかった。

そんな忘れられていた数十年の時を経て、驚くほどクリアなマスター版で最高のベルモンド映画8作品が日本のスクリーンに鮮やかに甦る! 上映作品はフィリップ・ド・ブロカ監督作品「大盗賊」(61)、ジェラール・ウーリー監督作品「大頭脳」(69)、アンリ・ベルヌイユ監督作品「恐怖に襲われた街」(75)、フィリップ・ラブロ監督作品「危険を買う男」(76)、ロベール・アンリコ監督作品「オー!」(68)、クロード・ジディ監督作品「ムッシュとマドモアゼル」(77)、ジョルジュ・ロートネル監督による2作品「警部」(79)と「プロフェッショナル」(81)の全8本。

「大盗賊」は4Kリマスター、それ以外の作品はHDリマスターによる最高画質による久々の劇場公開(39年から57年ぶり)、特に「プロフェッショナル」は日本初劇場公開となる。また、「オー!」と「警部」以外はDVD化されたこともなく、「危険を買う男」と「プロフェッショナル」はVHSでも日本で発売されたことがないというレアモノばかり。この機会を逃がしたらきっと後悔するに違いない。さあ、劇場に急げ! おっと公開は10月30日(金)からでした。

★ちなみに第2弾があるとしたら「バナナの皮」(63)、「勝負(かた)をつけろ」(61)、「ラ・スクムーン」(72)、「ビアンカ」(61)でお願いします!

10月30日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次待望のロードショー! 提供:キングレコード 配給:エデン

手早く作られた肉汁油すた丼危険を買う男
L’ALPAGUEUR a film by Philippe Labro ©1976 STUDIOCANAL -Nicolas Lebovici -Tous Droits Réservés

手早く作られた肉汁油すた丼プロフェッショナル
LE PROFESSIONNEL a film by Georges Lautner ©1981 STUDIOCANAL

#443 伝説のすた丼屋から新たなる伝説爆誕!?

文・撮影/小川太市(モノ・マガジン編集部)

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443 伝説のすた丼屋から新たなる伝説爆誕!?

すた丼でお馴染みのアントワークスから最新作の「ごってり肉汁油すた丼」が爆誕! という訳で試食会にお邪魔し、その実力を見た目、味で確認してきたのでリポートしよう!

今回、ローンチされたのはごってり「ごって肉汁油すた丼」、「唐揚げ合盛り肉汁油すた丼」、「肉汁油大爆発すた丼」の三種。どれも”肉汁油”という強烈なパワーワードが冠されているが、これが今回新たに開発したという秘密兵器。

すた丼史上初となる砕きニンニクにラード

すた丼史上初となる砕きニンニクにラード、超粗挽き豚バラ肉を醤油や調味料で和えた具材&調味料的な存在。これをすた丼でお馴染みの秘伝のタレで炒める豚バラ肉と合わせることで脂ギッシュ、、、もといエネルギッシュな丼が誕生するのだ。「コロナなどで大変な時代にこれを食べて元気になって欲しい!という思いで開発しました」とは開発担当者の小津さん。

小津さんに調理工程から見せて頂いた

すた丼屋で作るメニューは全て注文を受けてからひとつひとつ作る”完全受注丼”なので、小津さんに調理工程から見せて頂いた。その様子はノーカット動画にて撮影したが、


高火力の鍋で炒める際に立ち昇るニンニクの香ばしい匂いや、脂が焼ける匂いなどに強烈に食欲をそそられる。

手早く作られた肉汁油すた丼

手早く作られた肉汁油すた丼はレギュラーのすた丼比でニンニク8倍、油1.5倍!という超へビュー級! 「さぁ、お熱いうちにドウゾ!」と笑顔の小津さんに即されて早速試食。一口食すとコッテリとした脂とニンニクの香りのコンビネーションが抜群! 不揃いのニンニク粒とチャーシュー角切りのアクセントもたまらない。撮影用には玉子を乗せているが実際には別に玉子が添えられて提供されるので、小津さんオススメという解き玉子に付けてたべると、まろやかな味わいになって、これまた飯が進む。

手早く作られた肉汁油すた丼

気が付くと白飯が肉汁油を吸っているが、これだけ単体で食べてもかなり美味。これは癖になりそう。「でしょう。実は内部でも好評でして、第二のすた丼にしようかという裏話もある位の自信作なんです」と小津さんも太鼓判。

美味しいものは脂と塩と糖分で出来ている……の某CMではないが、これはヤミツキ度高しな危険な、、、いや美味なる丼。更なるボリュームを求める男飯志向の人には、唐揚げトッピング、具材倍増メニューも同時ローンチされているので、この機会に是非とも食して欲しい!

開発担当者の小津さん開発担当者の小津さん
「ごって肉汁油すた丼」は850円 唐揚げ合盛り肉汁油すた丼」は1050円、「肉汁油大爆発すた丼」は1250円
「ごって肉汁油すた丼」は850円、「唐揚げ合盛り肉汁油すた丼」は1050円、「肉汁油大爆発すた丼」は1250円。唐揚げは大粒でジューシー、大爆発すた丼は上から見ると一目瞭然だが、器の大きさはそのままに具量が倍増!

■お問い合わせ
株式会社アントワークス
https://antoworks.com/

#442 兜町で不思議なビール体験を!

文/小野正章(モノ・マガジン編集部)

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この8月、日本橋兜町にまた新たなビアスタンドが誕生しました。スウェーデン人デザイナー、カール・グランディン氏と若き醸造家ヘノク・フェンティ氏のふたりが、2010年に本国に起ち上げたブルワリー「オムニポロ」の世界で5番目の直営店となる「オムニポロス・トウキョウ」です。

“ビールそのものの概念につねに変革を起こし続ける”をブランド理念に掲げるだけあって、「これがビール!?」と思わず唸ってしまうほどのビールを取り揃えています。とくに驚きなのが、カクテルのミモザを彷彿させるサワービール「Mimmi Mimosa」(グラス1400円/ジョッキ1900円)とイチゴやリンゴを加えたインペリアルスタウト「Magnapoll Night Cap Snack Apple Pie Strawberry Cup」(同1700円/2300円)、そしてチェリーやメープルシロップをふんだんに加えたピンク色のデザートビール「Bianca Cherry Maple Pancake Lassi Gose Soft Serve」(1800円/2400円)の3タイプ。

これらは、タップからグラスの8分目程にビールを注いだ後、ジェラートマシンで精製したフローズン状のビールの泡をソフトクリームのようにトッピングするという新感覚のビールです。見た目はビールというよりスムージーに近いけれど、実際に飲んでみるとフルーツの新鮮な酸味と甘味の中に、ビールの苦みとコクがあるという何とも不思議な感覚が体験できます。もちろん、ピルスナーやペールエール、IPAも揃ってますが、どれもプラスαの個性があるので、ぜひ全タイプを楽しんでください。

ちなみに、お店は兜町で70年間親しまれてきた鰻屋をリノベ―ションしただけに、店頭はまさに鰻屋さんの風情がそこかしこに残っています。しかし、店内に入るとイメージが一変。ブルーが基調のサイケでポップな異空間が広がります。もちろんこのデザインはカール・グランディン氏によるもの。不思議な空間で不思議なビール体験を、ぜひどうぞ!

442 兜町で不思議なビール体験を!左からオムニポロを代表するハウスIPAのひとつで、3種類のホップを利かせた「Zodiak House IPA」(グラス1100円/ジョッキ1400円)。ジャーマンピルスよりややモルティ―で甘めの「Perikles Rustic Pils」(グラス870円/ジョッキ1220円)。そしてデザートビールの「Bianca Cherry Maple Pancake Lassi Gose Soft Serve」。

70年間親しまれた鰻屋の面影を残す 店内は大胆に刷新。

店内は大胆に刷新。店頭は兜町で70年間親しまれた鰻屋の面影を残しつつ、店内は大胆に刷新。インスタ映えするサイケでポップな空間に生まれ変わった。オムニポロス・トウキョウ/東京都中央区日本橋兜町9-5 営15:00~22:00(LO:Food 20:30 / Drink 21:30)水曜定休 https://omnipollostokyo.peatix.com

ブリオレッドキャベツの入った「Japanese」(1200円)http://www.monomagazine.com/articles/moweb/wp-content/uploads/sites/2/2020/08/img06s.pngビールの相棒は見た目も鮮やかなACID DOG。味もボリュームもレクトラン並みのホットドッグです。上からブリオ、レッドキャベツの入った「Japanese」(1200円)、フムス、アボカド、ラディッシュなどの「Vege」(1100円)

http://www.monomagazine.com/articles/moweb/wp-content/uploads/sites/2/2020/08/img06s.pngジェラードマシンでフローズンビールをトッピング!

http://www.monomagazine.com/articles/moweb/wp-content/uploads/sites/2/2020/08/img06s.pngオムニポロを創業したデザイナーのカール・グランディン氏(右)と醸造家のヘノク・フェンティ氏(左)。

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#441 日本一小さな村がつくった“おむすび“

写真・文/関谷和久(モノ・マガジン編集部)

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441 日本一小さな村がつくった“おむすび“
すぐに食べられるように“下ごしらえ”してあるので、調理に使っていた時間が食卓の楽しい会話時間にかわる。共働きの家庭にとってはうれしいおにぎりだ。

富山県の舟橋村といえば、市町村合併が盛んに行われる中、一度も合併をしなかったことで、今では日本一小さな村として有名だ。

人口はわずか3203人(2020年8月現在)、富山平野のほぼ中央に位置し、美しい田園風景が広がっており、遠くに雄大な立山連峰を望む景観はまさにニッポンの里山。ちなみに「ばんどり騒動(米騒動)」発祥の地としても知られている。

そんな米どころの舟橋村と食と農の新ブランド「MUSUBU(むすぶ)」がつくったのが、塩麹おむすび「したごしらえ」。

富山県南砺(なんと)市の「石黒種麹店」の米糀と富山湾の深海から採取した深層水を天日製法で生成した天然塩を使って、舟橋村の米を炊き上げたもので、具材は立山放牧牛のしぐれ煮、滑川のほたるいかを使用している。もちろん、すべて富山の食材だ。

“下ごしらえ”された冷凍おにぎりとして、ネットで販売されているが、余計な調味料や添加物が入っていないので、電子レンジで解凍してもパサつかず、ふっくらとした仕上がり。お米と米麹の甘味と天然塩の絶妙なハーモニーが味わえる。

おむすびは3種類。舟橋村の農園で無農薬でつくられた「玄米」、ぷりっとした食感と大ぶりの身がうれしい「滑川ほたるいか」、自生する草だけで育てられた放牧牛を甘辛く煮込んだ「立川放牧牛しぐれ煮」。

試食してみたが、まずお米が美味しい。噛めば噛むほど米麹の甘みが増していく。さらに具材のうま味とあいまって……もう止まらない! 一気に食べてしまった。食材にこだわるとこれほどまで美味しくなるとは……。大ぶりのおにぎりなので、1個でも満足度が高いぞ。

舟橋村の魅力は、のどかな田園風景、雄大な立山連峰、そして豊かな水が生み出すお米。舟橋村の魅力は、のどかな田園風景、雄大な立山連峰、そして豊かな水が生み出すお米。子どもを持つ家庭がどんどん増えており、他の地方自治体からも注目されている村なのだ。

「したごしらえ」はすべて富山の食材でできている「したごしらえ」はすべて富山の食材でできている。まさに地域と地域、人と食を結ぶおにぎりなのだ。

2個入り価格600円(1具材)、6個入り価格1800円(3具材×2個)/(1具材×6個)、12個入り価格3500円(3具材×4個)2個入り価格600円(1具材)、6個入り価格1800円(3具材×2個)/(1具材×6個)、12個入り価格3500円(3具材×4個)
■お問合せ
MUSUBU
https://musubufabo.theshop.jp/

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#440 パナソニックの光害対策防犯灯が美しい星空を守る

文/加藤文晶(モノ・マガジン編集部)

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440 パナソニックの光害対策防犯灯が美しい星空を守る

2020年7月13日、パナソニックが星の郷として知られる岡山県井原市美星町と共同で“ある説明会”を開催しました。

その説明会の主役は何かというと、パナソニックの『光害対策防犯灯』。現在、美星町ではアジア初となる国際ダークスカイ協会(以下IDA)の星空保護区認定(コミュニティ部門)※1に向けた取り組みを行っていますが、その取り組みにおいてパナソニックが美星町を強力にバックアップ! 官民一体となって新たに開発した光害対策型のLED防犯灯と道路灯が、国内メーカーで初めてIDAによる「星空に優しい照明」の認証を取得したのです。

同認証は、主に眩しさを必要最小限に抑えつつ星空を見えにくくする上方への光の漏れがいっさいないこと、さらには青色光が少ない電球色となる3000ケルビン以下の色温度であることなど厳しい基準が設けられていますが、2019年3月にプロジェクトがスタートした光害対策型のLED防犯灯と道路灯が、2020年1月に晴れてIDAの認証を取得。今回の説明会では、このような事業を現在進行形で展開する美星町による取り組み状況やパナソニックによる製品説明に加え、IDA認証取得器具のサンプル品に取り替えられた一部地区の夜間点灯状態見学などが主たる目的となりました。新旧防犯灯の違いは下の写真を見れば一目瞭然、美星町の美しい星空も上の写真を見れば誰もがナットクといったところでしょうか。

1988年に環境庁から星がよくみえるまちとして「星空の町」に選定され、翌1989年には美しい星空を守るために国内初となる「光害防止条例」を制定した美星町。今後は2020年秋頃から町全体の防犯灯取り替えをスタートして、2021年3月末までに「星空保護区」の認定申請を完了させる予定とのこと。順調に事が運べば3~6か月後には認定となるとのことですので……。2021年初夏~初秋にかけて、アジア初の「星空保護区」(コミュニティ部門)が誕生! という朗報がもたらされることを期待したいですね。

なお、本記事の詳細についてはモノ・マガジン9-16号(9月2日発売)で紹介しますので、そちらもぜひご覧ください。

※1:国際ダークスカイ協会(IDA)とは

光害問題に対する取り組みで先導的な役割を担う組織として1988年に設立され、米国アリゾナ州ツーソンにある本部と世界18ヵ国の60以上の支部を有するNPO団体。同団体には美しい星空を保全するための取り組みを世界基準で評価する国際的な認定制度『ダークスカイプレイス・プログラム』(和名:星空保護区認定制度)が設けられていて、その認定には屋外照明に関する厳格な基準や地域における光害に関する教育啓発活動などが求められます。
また、上記プログラムは①ダークスカイ・コミュニティ、②ダークスカイ・パーク、③アーバン・ナイトスカイプレイス、④ダークスカイ・リザーブ、⑤ダークスカイ・サンクチュアリ、 ⑥ダークスカイ・ディベロップメントの6つに分類されており、美星町では町や市といった自治体単位が認証の対象となる『ダークスカイ・コミュニティ』の認定を目指しています。

■お問い合わせ
パナソニック 照明と住まいの設備・建材 お客様ご相談センター
TEL:0120-878-709

左が白色LEDを採用している従来型の防犯灯で、右がIDAの認証を取得した電球色の光害対策型防犯灯左が白色LEDを採用している従来型の防犯灯で、右がIDAの認証を取得した電球色の光害対策型防犯灯。必要な明るさを確保しつつIDAの基準をクリア。

横方向の光を遮るために光害対策型防犯灯(右)にはカットルーバ(黒い部品)横方向の光を遮るために光害対策型防犯灯(右)にはカットルーバ(黒い部品)を装備。

従来の防犯灯は取り付け角度が30°付けられていた 光害対策型防犯灯では0°に変更することで上方向への光漏れを抑制
これまでの防犯灯(左)は取り付け角度が30°付けられていたが、光害対策型防犯灯(左)では0°に変更することで上方向への光漏れを抑制。

#439 私物でドン 「知らなきゃよかった編」

写真・文/桜井靖人(モノ・マガジン編集部)

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439 私物でドン 「知らなきゃよかった編」

5年ほど前にサンフランシスコのフリマで購入したいわゆるラバーブーツ。定番のビーンブーツかと思って手に取るとなんか様子が違う。ヒールをのぞくと見知らぬロゴと見慣れたネーム。はて?そこへ店主がボクに声をかけてくる。「古いヴィンテージのブーツだよ。ぜんぜん履いてないからきれいだろ、ソールを見てみな」と。

こういう場合はまず高いお値段をふっかけられるパターン。フリマなれしたボクは、そこまで欲しくはないんだけど、という顔をしながらブーツを360度ぐるりとチェック。素材よし、縫製よし、雰囲気よし、ヒールに刻まれた「MADE IN U.S.A.」もまたよし!決めてはサイズ。店主にお断りして足を通すと、まさかのシンデレラフィット! いつのまにか現れた奥さまの「あら、アナタお似合いよ!」というお世辞にすっかり買う気モリモリ。歳にしたら70代後半だろうか、店主である白人のご夫婦の笑顔もすてきではないか。さっきまでの警戒心は何処へやら。デレデレした顔のボクに「100ドルじゃ高いかね?80ドルならどう」とご主人。

結局、ブーツの横にあった70年代モノのサムソナイトのスーツケースと合わせて100ドルで交渉成立。我ながら良い買い物。この旅行で一番のおみやげとなった。さて、このブーツのオチ。帰って調べるとご主人の言ったとおり、本当のヴィンテージだった。しかも、80年代、古くて70年代とふんでいたこのブーツ。検索してもほとんど情報が出てこない。ようやくたどり着いたアメリカのヴィンテージ好きのサイトから50年代の製品であることが判明。

つまりあのご主人ではなく、そのお父さんが購入していたモノではないかと推測される。なんと、ボクより歳上のブーツさん(ここからさん付け)だった。でも、ヴィンテージとはいえブーツはブーツ。飾りじゃない。雨の日の取材に颯爽と履いていったのは良いけれど、歴史的な価値の匂いのするブーツをアスファルトの上でソールを減らすやはり気がひけた。

調べるんじゃあなかったな。でも知ってしまったからには。結局、ビーンブーツを新品で買うことにして、こちらは本棚の一番目立つ場所に保管中。どなたか、同じブーツをお持ちの方がいたら情報を。

ヒールをのぞくと見知らぬロゴと見慣れたネームヒールに刻まれた「MADE IN U.S.A.」もまたよし!素材よし、縫製よし、雰囲気よしいまさら説明不要。アメリカのファッションアイコンのひとつであり、カジュアル界の永遠のスタンダードのコンバース。そのコンバースは1902年に創業。ブランドのスタートはラバーブーツの生産だったって知ってました?サンフランシスコからウチに来たコンバースは、タグや縫製、ソールのパターンから50年代の製品であろうかと。つまり、ジャックパーセルよりも、ワンスターよりも前に作られていた、いわばコンバースオリジン。

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#438 これ欲しい! 波佐見焼のカレー皿

文/松崎薫子(モノ・マガジン編集部)

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438 これ欲しい! 波佐見焼のカレー皿

家で食事をする機会が増えましたね。
日々の食事を楽しもうと、先日欠けてしまっていた器を金継ぎして蘇らせました。
器で料理が美味しそうに見えたり、食事の時間が明るい気分になったりし、改めてモノの魅力を実感しています。

そんななか、気になるブランドがリリースされました。
100年を超える波佐見焼のメーカー「中善」が立ち上げたオリジナルブランド「zen to」(ゼント)です。

中善はカリタの波佐見焼ドリッパーをはじめ、いままではOEMを中心に事業展開していました。この度、焼きものの確かな技術とその可能性を次世代に伝えるべく「zen to」がスタートしたと言います。
ブランドディレクターには、これまで数々のブランドで指揮をとり、日本を代表する陶磁器デザイナーである阿部薫太郎さんが加わり、“多様な嗜好に応える、多様な個性的なモノ”がコンセプトに掲げられています。

ブランド初年度の今年は15人のクリエイターとともにカレー皿が発売されるとのこと。
その第一弾として、ミュージシャンの小宮山雄飛さん、フード編集者のツレヅレハナコさんが監修したモデルが登場しました。

小宮山さん監修のカレー皿「zen to Y・K」

小宮山さん監修のカレー皿「zen to Y・K」(価格3080円)はシンプルですが、縁が贅沢でもあり存在感を放つ一枚。
カレーだけでなくスープや前菜はもちろん、スイーツを盛り付け、周りにチョコレートペンでデコレーションしたりなどのアレンジもできます。

ツレヅレハナコさん監修のカレー皿「zen turehana_b」

ツレヅレハナコさん監修のカレー皿「zen turehana_b」(価格3960円)はジャイプールの伝統工芸品の焼きものからインスパイアされたデザイン。
華やかさがあり、テーブル周りが明るくなります。季節の果物などを盛っても良さそうです。

好きなお皿一枚で、食卓の風景が大きく変わります。
毎日の暮らしががちょっとしたことで心踊る時間に変わるのです。

ぜひ手にとって見てみてください。

■お問い合わせ先
zen to
http://www.hi-zento.jp/