[#71]最近“書いて”ますか?

文・宮崎晋之介/モノ・マガジン編集部

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このごろは、「書く」といった場合、それはパソコンやケータイのキーを「押す」という意味と同じではないだろうか。最近では、それにスマホやタブレットのパネルを「触る」という意味も加わったかもしれない。このアプリはそれをふたたび本来の字を「書く」本来の意味に戻してくれるものかもしれない。

今回紹介したいのは、株式会社MetaMoJiの文字入力ソフト「7notes」シリーズ。そしてその入力システム「mazec」だ。ひとことでいってしまうと手書き文字認識ソフトウェア。こういってしまうと、今までにもそういうソフトはあった、と思い当たる人もいるかもしれないが、このソフトはひと味もふた味も違う。


img001もし違う認識結果がでたときは、このように他候補から選ぼう。

まず、単語をひと文字ひと文字認識していくのではなく、どんどん、それこそふだんメモをとるように続けて書いていくと、それを片っ端から認識していく。その精度はそうとう汚い字(右の写真をみてもらえばわかるとおり)でも、ちゃんと正しい文字にしてくれる。また、とりあえずどんどん入力して(書いて)いって、後からまとめて変換できる「後から変換」機能もあるから、会議のメモを取るときなどには書くことに集中できる。

そして肝心の変換機能もまた優れモノだ。たとえば「会議」という文字を入力したい場合、「会」は“かい”とひらがなで書くより漢字を書いてしまった方が速いだろう。一方で「議」という言葉は明らかに「ぎ」とひらがなで書いた方が簡単だ。そんなときは手書きで「会ぎ」と書けば、ちゃんと「会議」という文字にしてくれる、この「交ぜ書き変換」機能があるから安心だ。自分もそうだが、今の時代「読めるけど手で書けない」漢字だらけ。「手書き入力」と聞いたとき、“漢字が書けない!!”不安を覚えた人も、これなら大丈夫だろう。

この本来の“手書き”のよさを再認識させてくれるソフトを開発した株式会社MetaMoJiの社長は、浮川和宣氏。あの「一太郎」「ATOK」の開発者として知られる人だ。浮川氏の開発秘話は、今日発売の「モノ・デジタルNo.5」に掲載(ちょっと宣伝失礼します)。

この斬新な手書き入力が味わえる「7note」は、iPad、iPhone、Androidの各対応版が発売中。それぞれ体験版もあるから、まずはマーケットで「7notes」と検索してみてください。

img002“憂鬱”や“檸檬”などの難漢字はひらがなから変換。

img003交ぜ書きでラクに入力。

img004メモを取るときには「後から変換」で。まずはどんどん入力。

img005変換は、全部書き終わってから…。

img006こうして手書きのメモがテキストデータに。

img007iPhone版『7notes mini for iPhone 』450円。iPad版『7notes for iPad』800円。Android版『7notes with mazec』980円。iPhone、iPadはApp Storeで、AndroidはAndroidマーケット(写真)で。