生肉好きに朗報!
今年オープンの渋谷の焼肉店2選

2021.12.26

赤身のカリスマ、焼肉酒場「牛恋」

「牛恋」初の生肉が食べられる渋谷店。

 同じく9月にオープンしたのが「牛恋」。こちらは2012年の一号店オープンから9店舗目ですが、特筆すべき点は生肉が食べられるということ。これは「牛恋」初! 「肉刺し」や「肉寿司」、「ユッケ」などの生肉が「牛恋」で食べられるなんてうれしすぎますね。

赤身の美味しさを教えてくれる焼肉店です。

そもそも「牛恋」は、“焼肉をたまに食べるご馳走ではなく、もっと身近に感じて欲しい”というコンセプトで誕生した焼肉店。あっさりとした赤身をメインに希少価値の高い部位もリーズナブルに食べられる、“コスパ最強”を目指しているそう。

塩ダレでいただく「恋ユッケ」(1,518円)。

ということで生肉にも期待大。ユッケは王道の特製ダレで食べる「月見ユッケ」(1,408円)と塩ダレで味付けして韓国海苔にのせて食べる「恋ユッケ」(1,518円)の2種類。おすすめは両方食べ比べができる「ユッケ食べ比べ」(1,848円)。やっぱり、違った味は両方試すのが鉄則です。

赤身と脂のバランスがいいので、わさびがよく合います。
牛肉が美味しいと寿司にしたときの美味しさが違います。

「赤身刺し」(1,480円)はわさび醤油で。「牛赤身握り2貫」(1,078円)や「牛トロい握り2貫」(1,280円)は酢飯と牛肉の相性のよさを感じられます。そして、モッツァレラチーズと生肉を組み合わせた「牛モモ肉のカプレーゼ」(1,078円)なるメニューも。生肉メニューのオンパレードはうれしい限り。

贅沢だけど一度は食べて欲しい「『極』牛トロ丼セット」。

ランチでも「牛ユッケ丼」(1,900円)があるなんて幸せ。さらに「『極』牛トロ丼セット」(2,500円)という、ちょっと贅沢な一品も。フレーク状の牛トロに特製の“恋しょうゆ”をかけて、卵黄を絡めて食べる丼ぶり。口に入れたときに広がる牛トロの旨みは格別です。これらの生肉メニューは渋谷店限定。ほかの「牛恋」では食べられない特別感が渋谷店にあるんです。

ねぎを巻いてごま油で食べるのがおすすめ。

もちろん、通常の焼肉は他店の人気ぶりからもわかるお墨付きクオリティ。厳選された上質な赤身肉の美味しさに、思わずうなってしまいます。低カロリーで高たんぱく、アミノ酸豊富というヘルシーな赤身肉を知り尽くした「牛恋」の赤身メニューはもちろん、カルビやロースなどもしっかり美味しい。一品メニューや〆の麺やごはんもの、デザートまで種類も豊富で食べていて楽しくなります。

実際に食べてみて…

個室でゆっくり生肉を含む近江うしを堪能できる「にくTATSU 渋谷店」。個室なので会食などにもいいですが、小さな子どものいるファミリーにもうれしいですよね。近江うしは東京ではあまり知られていないようですが、年間出荷頭数が5,000頭という希少な牛肉。この美味しさを知ったら通いたくなるかも。ユッケはもちろんですが、極上タン塩や極上ハラミも必食です。フォンドボーで8時間以上煮た牛タンをカツにした「タンカツサンド」(2,200円)も余裕があればぜひ。

「牛恋」は既存店舗の人気の高さから、焼肉のクオリティは間違いないと思っていましたが、生肉メニューもやっぱり間違いなかったです。ユッケもいいですが、牛刺しがおすすめ。個人的には1人一皿は食べたい、いや、もっと食べてもいいと思う逸品。そして、ランチの「『極』牛トロ丼セット」も外せません。これはクセになる、2,500円という価格なので、そんなに頻繁には食べられませんが、ご褒美ランチとして選択肢には入れておくべき。

これまでリーズナブルなチェーン店系焼肉店が多い印象だった渋谷ですが、しっかり満足できる焼肉が食べられ、しかも生肉も楽しめる専門店ができたのはうれしいですね。渋谷で焼肉が食べたくなったら、ぜひ足を運んでみて。


にくTATSU 渋谷店
住所:東京都渋谷区神南1-20-15 神南101ビル1F
電話:03-5489-2911
時間:11:30~23:0(LO22:30)、日祝11:30~22:00(LO21:00)※ランチLO14:30
定休日:年末年始

牛恋 渋谷店
住所:東京都渋谷区渋谷1-24-4 百瀬ビル1F、BF
電話:03-6419-7122
時間:11:30~14:00(LO13:30)、16:30~23:00(LO22:30)
定休日:なし


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  • 好奇心旺で、食べることが大好き。新商品や限定品にめっぽう弱く、ジャンルを問わず常に情報を集めてはトライ。地方の食材や調味料も発掘も楽しんでいます。また、北欧、特にフィンランドが大好きで、現地の蚤の市などではヴィンテージハントにハマっています。サウナも好きで週1~2回のサ活中で、フィンランドでは念願のサウナから湖へのダイブを体験。日々、美味しいものを求めながら、北欧雑貨とムーミンに囲まれて暮らしています。

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