あの腕時計と名門スポーツカーメーカーがタッグ

あの腕時計と名門スポーツカーメーカーがタッグ

 クルマ好きのハートに突き刺さる腕時計メーカーの一つは間違いなく、このメーカーだろう。タグ・ホイヤー(以下ホイヤー)。スイスの名門高級腕時計メーカーとして知られ創業は実に1860年。ホイヤーはモータースポーツと縁深く、多くのチームを支えてきた。特に1986年から2016年までマクラーレンのスポンサーを務め、80〜90年代のF1ブームを知る人ならば故アイルトン・セナの時計といえば分かりやすいかも。
 一方、ドイツの名門スポーツカーメーカーの雄、ポルシェ。1948年にオーストリアで誕生したブランドで、1951年には356SLが初のル・マンクラス優勝を果たす。この356シリーズは今もコレクターズアイテムとして高額で取引されている。そしてポルシェの代名詞的存在となったカレラ。このネーミングの由来となったのは1950年から54年に開催されたカレラ・パナメリカーナ・メキシコというレース。これは未舗装路のアップダウンや長いストレートなど過酷なレースだったという。1954年にはポルシェ勢が上位6位を独占する快挙を達成、この逸話が今もモデル名として残った。そして当時のホイヤーのトップだったジャック・ホイヤーがこのレースに感銘を受け自社の製品開発をしたという。それはドライバーが運転に集中しても一目で時間がわかるデザインを採用。ホイヤーの最初のカレラは1963年のことだ。ちなみにカレラ(Carrera)はスペイン語でレースや道などの意味。その奇しくも同じレースでカレラをつけた2つのメーカーがタッグを組んだ。
 今回発表されたのはカレラスポーツクロノグラフがベース。ベゼルに独自のタキメーターの目盛りが刻まれ、ポルシェのデザインの真髄からインスパイアされたモノを融合させたという。

あの腕時計と名門スポーツカーメーカーがタッグ
あの腕時計と名門スポーツカーメーカーがタッグ

 そのベゼルにはポルシェの刻印が施される。ホイヤーの歴史的なモデルを思わせるカラーはポルシェのそれでもある。

あの腕時計と名門スポーツカーメーカーがタッグ

 そのベゼルにはポルシェの刻印が施される。ホイヤーの歴史的なモデルを思わせるカラーはポルシェのそれでもある。
精密に組み上げたポルシェのエンジンとホイヤーのムーブメント、これからが楽しみなオトナのアイテムでもある。

あの腕時計と名門スポーツカーメーカーがタッグ

タグ・ホイヤー カレラ
キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ
ポルシェスペシャルエディション
価格71万5000円

タグ・ホイヤー https://www.tagheuer.com/jp/ja/
問 カスタマーサービス 03-5635-7030 

海野大介(daisuke unno)
  • 自動車ライター。専門誌を経て明日をも知れぬフリーランスに転身。華麗な転身のはずが気がつけば加齢な転身で絶えず背水の陣な日々を送る。国内A級ライセンスや1級小型船舶操縦士と遊び以外にほぼ使わない資格保持者。